山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

再びの、秋の山へ

2021年10月26日 13時32分00秒 | 奥秩父
地球の温暖化が叫ばれて久しい。
自分の身の周りを振り返ってみても、確かに春と秋が異常に短くなった(気がする)。
夏が長く より厳しくなり、冬の寒さは子供の頃よりも穏やかになった(気がする)。
これ即ち 温暖化って訳⁈ なんだろう‥

難しいことは専門家に任せるとして、
山を登る人間にとって これは甚だ厄介な問題だ。
四季のメリハリがあってこその 日本の山だし、自然の美しさなんだと思う。



しかも、超暑がりの自分にとって、登山中の発汗問題は大問題だ。
暑くも無く 寒くもなく、行動中が丁度いいぐらいで快適に過ごせる
春と秋の 極限られた一時期は、年々短くなる一方だ。

それでも山に行きたいとなると、自分の方を気候に合わせるしかないので
ウエアリング問題も派生してくるし、
行先や登り先の選択の より重要度が増すってもんだ‥



まったく、年がら年中 こんな事を考えているもんだから
春山の行く先を決めかね もうすっかり秋になってしまった‥
これじゃあ ♪「冷やし中華、始めました〜」♪の世界だ
だが待てよ⁈ どうせタイミングを失ったのなら周回遅れになればしめたものではないか‼︎
まさに、just do it!



そんな訳で 去年の秋から温めていた山行計画に則り、
山へ出かけて来たのである。
お弁当に用意していたゆで卵はとうに胃袋に収まってしまい影も形も無い。
やむなく山用の食材袋を漁ってみる。
ビタミンドリンクとパイン飴が出てきた。
大丈夫、両方ともギリギリ賞味期限内だ。

ふと思いついて、友人の「非常勤隊員」にも声をかけてみる。
行くと言う。
ではこのビタミンドリンクは彼に譲り、
自分用に新しいものを用意することにしよう‥




当日は朝から雲一つない、絶好の登山日和だ。
寝坊して遅刻する言い訳には出来そうにない。
諦めて粛々と準備をする。

人が起き出す前の、清々しい空気の中を、駅へと急ぐ。
実に気分がいい。
角の家のブロック塀の上を歩く猫にも おはようと声をかけたくなる。
声をかけようとした瞬間に 窓越しに家主の婆さんと目が合う。
なんだお前は、という顔をされる。
ふん、情緒の解らん奴め

そういえば、この間もこんな事があった。
月の綺麗な晩で、駅から帰る途中、遠回りして街灯の少ない道を歩いた。
こう見えてロマンチストなのだ。
少し前を 巻き髪の若いお嬢さんが歩いていた。
よく見ると なかなかのプロポーションでなくもない。
角を曲がり、またすぐ先を右へ折れる。
同じように自分も進む。断っておくが我が家はそっちなのだ。
と、しばらく進むと、私の方を
何となく気配を窺うように チラチラと振り返る。
こうした場合、3つのことが考えられる。
①昨晩寝違えてしまった首筋の痛みがとうとう限界で、歩きながらストレッチをしている
②駅前で見かけた感じの良さそうなおじさまと、どうにか話すきっかけがないものだろうかと思案している
③このエロオヤジ!さっきから付いてくるんじゃねえよ‼︎

沈着冷静な私である。
ははーん、何か勘違いしてるな、と ①②は廃し、すぐ合点はするが
この私のいったいどこを見て、そんな警戒をしやがるんだと思わないでもない。
いえいえ、私は痴漢なんかじゃありませんからね〜
安心して下さい〜   と主張出来るならしたいところだが、
この薄暗い道で声など掛けたら逆効果なのは明白だ。
面倒だから一気に抜かしちまおう、と
歩調を早めた瞬間、お嬢さん、脱兎の如く駆け出して行ってしまった‥
ふん、若い奴は情緒がないから嫌だ❗️
もう少し 奥ゆかしい態度表明の仕方があるだろう‼︎

そういえば、しばらく歩いた道筋に、駐在所がある。
まさかそこに駆け込んだりはしていないかと、ドキドキする。
高血圧の薬が手放せないのは、こんな日常のせいである。

話がだいぶ脱線してしまった。
この分では、山に着くまでで数十巻を要しそうだ。
復旧工事を急ごう。




















雨あられの金峰山‼︎ 編(後編)

2019年07月14日 00時59分52秒 | 奥秩父

我隊の中では、

金峰山小屋は、ご飯の美味しい山小屋として位置づけられています、ね、おサル君‼︎

今日の山小屋番さんは、

前に、貸切状態の時にお酒をご馳走してくれた、(‥確か…)‥  佐藤さん!

と 若いお兄さん、二人体制のようです

以前 来た時に居た、元シェフだったらしい もう一人のお兄さんでなかったのは残念ですが

大丈夫、きっと美味しいご飯をだしてくれる事でしょう。

 

ずぶ濡れとなったアウターやら シャツ、パンツ、手袋、なんかをストーブの上に干し、

取り敢えずは乾いた服に着替えて、暖をとりますが

冷え切った体はなかなか温まりません。

と言うのも、着替える時に体を拭いた デオドラントウエットタオル

拭いた後 スースーして

夏場のうだるような暑さの時には効果抜群なんだろうけど

冷え切った体を拭く時には 冷え冷え感が強すぎて、

それが一層 体の熱を奪ってしまったようです。

 

 こんな時は体の芯を温めなければと、

小屋で提供してくれた 熱いココアをすすり、何とか人心地をついた頃

後から何組かの山小屋泊の人達が到着です。

と、

また一人、おじさんが  やって来たみたいです‥‥‥

「こんにちは〜、お世話になってます。クラブ ⭕️ーリズムの者ですが‥‥」

ゲゲゲッ‼️  まずい‼️

 

誤解のないように言っておきますが、

決して ツアーの山行を否定するつもりはありませんし、

バカにしているのでもありません。

ただ、ツアーの人達が来ると、

小規模な山小屋だと たちどころに 居住環境が変わってしまうのは事実。

しかも 団体のパワーというか 騒がしさで

それまでは混んでいたとしても それなりの間というか、

心地よい緊張感が保たれていたものが

あっという間に その均衡が崩されてしまいます。

 

恐らく、同じように思われている方は 山をやる方の中には多いはず。

もし、ツアーに参加される事が多い方は

ちょっとその辺りのことも意識して これをお読みください。

 

一人や二人、または少人数のパーティで山小屋に来た場合って、

皆、それとなく同じ山小屋に泊まる事になった 見知らぬ人の言動を

チェックしているもんです( 変な悪い意味でなく‥)

あぁ、この人は高山植物とカメラが好きで  来たんだろうなぁ、とか

この人は こうした高い山に来たのはほぼ初めてなんだろうなぁ、とか

この人、外見からも話の内容からも凄い山のキャリアを持ってそうだなぁ、とか

 

その上で フィーリングが合いそうだなぁ と感じた人には思い切って話しかけてみたり

一人で壁際で山小屋 備え付けの雑誌を読んでいる人には

あぁ きっとこの人は 静かに一人で山を楽しみに来ているんだろうなぁ〜 、

そっと距離をおいといてあげよう、なんて……

 

これが山小屋に流れている心地よい緊張感なんだと

自分は思っているんだけど

ツアーの人達は 既にツアーの内だけでそうした関係性ができていて

それをそのまま崩さずに 小ちゃな山小屋に持ち込んで来ます。

だからか、 あまり自分たちツアー以外の人たちに対しては

注意が向いてないんじゃないのかなぁ‥‥‥

傍若無人 とまでは言いませんが、山小屋の空気が読めてない人が多いのは

こんな図式かと分析してみましたが、どうでしょう⁈

 

これが 自分がツアーの人達に感じる一番の違和感で、

だから、できれば あまり小ちゃな山小屋では 鉢合わせしたくないなぁ〜

などと感じてしまうのです。

 

 

幸い、この日 同宿する事になった  ⭕️ラツリの人達は

総勢15,6名でしたが、それ程 目に余る人も居らず、助かりました。

当たり前のように堂々と場所を団体で占拠する事もなく

少なくとも ツアー以外の人達との軋轢はなく、過ぎました。

やれやれ

 

( 以上、       ↑↑↑ 炎上しないといいんだけど‥‥) 

 

 

 

我が隊が、楽しみにしていた夕食のチキンソテー( これが絶品‼︎)と、

加えて おかわり自由のカレーライス( この日はキノコカレー‼︎)を満腹

もとい 満喫し、早くもおやすみモードの二人、

布団に潜り込んだ途端、意識を失うのでした、タハハ

 

 

                   

 

 

結局 9時間以上も爆睡。よく寝タァ‥‥‥

明け方、足元の小窓から 外を伺いますが

残念ながら ご来光は期待できそうになく、

ボーっと 明るくなりだすのを待ちます。

 

さて、朝食は お粥かと思っていましたが、

今朝は普通に白ご飯🍚

( そんなら 昨日の夜のカレー、余ってたみたいだし また 食べたいなぁ〜 )

 

取り敢えず、うん、今日も快腸 もとい 快調‼︎

( そうそう、金峰山小屋のトイレは 最高に綺麗なんだよねー ) 

 

 

 ガスの低く立ち込めた中、下山開始です。

このガスじゃあ、山頂からの眺望は望めそうもなく、

山頂はスルーして、一路 瑞牆山荘へ下る事に‥‥

⭕️ラツリの人達は それでも山頂へ向かったみたいっす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に 『砂払いの頭 』到着。

霧は一向に晴れそうも無く、(まぁ、予想通り) とっとと進みます。

 

 

 

 大日岩まで下りて来たところで、昨日 バスで一緒だった、叔母さんと姪っ子の二人組と遭遇。

彼女達は瑞牆山へ廻ったそうだけど、やはり雨に襲われたらしい。

雷⚡️と雹が 無かったのは 幸いだったねぇ

 

少しだけ 雲も薄くなり、薄日も差してきました。

これなら まだ時間も早いし、富士見平に 荷物をデポして、瑞牆山を往復して来れるんじゃない⁈

 

 富士見平に近づいたら、おサル君に提案してみよっと‥‥‥

 

はい、ち〜ん‼︎

あっさり却下されました 

 

待ってるから 一人で行ってきたら、とも言ってくれましたが、

ここまできて一人で、と言うのも、つまらないし、

今回は のんびりと温泉♨️入って帰ろっと

 

 

 

 

 

 富士見平小屋、メニューが豊富っす‼︎

ただし、高い、高い‼️

コーヒー一杯で、800円‼️って……    ここは我慢っすなぁ〜

 水場からは、勢いよく水が湧き出ていました。

喉を潤してみたけど、冷たくて美味しかったぁ‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 尾根を離れるんで、ここで瑞牆山にサヨナラします。

山頂は霧に包まれ、こりゃ もし行ってても、あまり眺望はのぞめなかったなあ

 

 

 

 温泉は、クララの湯

さっぱりしたところで、いひひ

 

 韮崎を素通りして、甲府へ、レッツゴー

 

 

 

 

 ゴキュ、ゴキュ、ゴキュッ、、、プハーッ

 

 お疲れ様でしたーっ!!

 

 

 

 

 長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

さて、次回 どこ行こ?!


よろしければ、こちらも お願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへポチッと押していただけると励みになるでげす…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村 

 


雨あられの金峰山‼︎ 編(前編)

2019年07月01日 16時02分19秒 | 奥秩父

梅雨入りはしたものの、この時期 晴れさえすれば新緑の綺麗な季節だもの

可能性を信じ、北へ南へ、はたまた西へ

雲の切れ間、わずかな晴れ間を求めて移動です。

 

 条件は、

(勿論 100%雨とわかってて突入するほど酔狂じゃあないので、)

晴れ間もある程度 期待できて、

(そろそろ標高の低いお山は暑さがこたえる季節でもあるし)

2,000〜2,500メートルクラスで、一泊で登って下りてこれるところ。

え⁈

美味しい山小屋ごはん、は 外せない、って⁈

はいはい、分かりましたよ、おサル君。

 

晴れているときのイメージ

 

 よしっ‥  ここだ‼️

奥秩父の盟主、金峰山、泊まりは金峰山小屋に決定‼️

 

 

 

すごく久しぶりの、中央線「あずさ」で

先ずは韮崎駅を目指します。

中央線の特急システムが変わってから、

何だか足が遠のいてしまった感の強い この界隈、

沿線には

首都圏からちょうど 程よい距離の 良いお山がたくさんあります。

あずさ・かいじの 特急券回数券は、

持ってさえいれば指定が取りやすくて、フレキシブルで、そして何より安くて、

ほんと、重宝してました。

3月のダイヤ改編と 中央線のシステム変更で

その良さが 薄まってしまって、すごくガッカリ

皆で 陳情気運を盛り上げましょう!?

 

終点の「瑞牆山荘」前からスタートしますが

バスの運転手さんも驚くほどの涼しさ

この辺りで標高1500m位?! 

ちょっと薄着すぎたかなぁ、まぁ、歩き出せばすぐ暑くなるからねぇ…

 

この時期、奥武蔵や八ヶ岳界隈では 「春蝉」のシーズン

うるさいくらいに鳴いているはずなのに

妙に静かなのは やはりこの気温のせいかしらん

 

でも薄日が差すと やっとこさ 懐かしい春蝉の合唱

そうそう、これでなくっちゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

「富士見平」手前のこの尾根にでると 正面に瑞牆山の威容がどど~ん‼

ここで一気にテンションが上がります。

この山域に初めて来る人は 、

「え⁉ まじっ⁉」となること必至のスポットです。

目の前のあの頂に登れるイメージも湧かないし、

ちょっとビビってしまうのが正直なところでしょう。

それだけに そんな仲間を励まし、騙し騙し(⁈)頂上まで導けたなら

山好きになってくれること請け合いっす‼

その達成感たるや 半端ないし、頂上からの眺望も痺れるしねぇ~

 

 

 

 

 

 

 

「富士見平小屋」到着っす‼

だいぶ早いけど、ここでお昼 とっちゃいましょう

 

 新宿駅で買い込んできた 柿の葉寿司を食べていると

一緒のバスの人や、途中 前後して歩いていた人たちが ぼちぼちと上がってきますが

その半数以上が

ここで瑞牆山へ道を分けていきます

 雲が低く 富士山の眺望は残念ながら見えません

 さぁ、我々も先を急ぐとしよう…

 

 

しばらく だらだらと登ると

やがて 右側の樹影の濃い苔の森へ 山をトラバースしていきます

 

 ん!?

北アルプス、蝶が岳の登り口「三俣」にも 有名な恐竜?! ゴジラ?! がいましたが

ここにも まるで「ティラノザウルス」みたいな 朽ちた木の根っこが…

 

 

 

少し開けた場所が現れたら、そこが「大日小屋」。

管理人さんは常駐していないようですが、

山が閉じてしまう冬場には 貴重な休憩・中継基地なんだろうね

 

「鷹見岩」が 目の高さにみえます 

 朝よりは 少し雲も薄くなり、薄日が差してきました。

このまま 天気もってくれるといいんだけど…

 

 

 

 「大日岩」のほぼ 裏まで 登ってきました。

この写真を撮った直後、気の根っこに足を取られ、思いっきりこけてしまいました(-_-;)

おかげでストックを踏んずけて すこしひん曲げちまいました、チェッ

おサル隊員にまで、「何やってんの!!」と 叱られる始末

まさに、踏んだり蹴ったり

 

 

 この辺りの高さには、まだ石楠花が綺麗に残っています。

 

 二度ほど、岩の多い急登を乗り越えれば

金峰山への稜線に突き上げます。

前にGW頃、ここを訪れた時には、

足元がアイスバーンになっていて、登るのに苦労したところ。

先ほどから おサル君が目に見えて遅れだしました。

頑張れ、もう少しの辛抱だぞ~

後で聞いたら、一人でこっそり 持っていたパンを食べていたんだそうです、ぷぷ

 

 

 

 

 「砂払いの頭」に出ました。

ウインドシェルを取り出して 引っ掛けます。体温が冷えるといけないからね

ちょうど 森林限界なのか、風が強い場所で 高い木が育たないのか

晴れてさえいれば、山頂や五丈岩まで続く稜線が望めるところ。

残念ながら進行方向はガスガス。なので 後ろ方向を撮っています。

 

 足元には『イワカガミ』   (✳︎注  おサル君 調べ)。

おサル君には、『アポロチョコレート』としか見えないようです (笑)

 

 

 一瞬、ガスが晴れた瞬間を狙うんだけど、

カメラを構える間に すぐガスが掛かってしまいます。

 

 『千代の吹上』。

もっと写真撮ったはずなんだけど、ろくなものが撮れてなかった…

 

 ぽつ、ぽつと 雨が当たりだしたんで

ウインドシェルに代えて 一応 雨具をとりだして 着こみます。

後で考えると このタイミングで良かったぁ

 

 目印の『五丈岩』が見えてこないので、ゴールまでの距離感がいまいち掴めません

 

 

 ん!?

雷!?    近づいている?!

 

 

まぁ、もう間もなく山頂だから、何とか小屋に着くまでは もつんじゃない?!

 いきなりガスの切れ目から、五丈岩がその全景を現しました!!

でかっ!!

よしっ、ゴール!!

五丈岩前の 鳥居に立って 手を合わせた まさに その瞬間!!

ゴロ ゴロ バ~ン!!

やばいっ!!   来たーっ!!

 

 

 

  イメージⅠ

 イメージⅡ

 

 イメージⅢ

 

なにしろ、隠れるべき木もないし、

そもそも木の下の方が危ないし、自分たちの背丈が一番 高いくらいの場所だし

ここは逃げるっきゃないっしょ

山頂から 山頂下の小屋まで 約10分、

あれこれ考えるより前に

おサル君と一緒に駆け出します

追い打ちをかけるように どっと落ちてくる大きな雨粒

雨粒が痛い!! 

え?!  痛い?!

走りながら よく見ると、

えっ!!  雹(ひ・ょ・う)じゃん、これっ!!   

 

生きた心地もせぬまま 走り下り、

雷鳴が轟くたびに身を屈め、金峰山小屋までどうにかたどり着いた時には

全身   っす!!

こんな 天気には ゴアテックス も何もあったもんじゃないっす、ほんと…

ベースレイヤー?!  ミッドレイヤー?!  みんなぐっちゃり

 

丹沢で5月に落雷で亡くなられた方は、

サングラスの金具に雷が落ちたって聞いていた おサル君、

逃げる最中にサングラスを外したらしいけど、

ぷぷ、そもそも君のサングラスには金具なんて一切使われてないじゃん

それより 手にしていたアルミ製のストックの方が、今考えたらよっぽど危険だったはずで

やっぱり日頃から まさかの事態を想定して行動していないとあかんねぇ…

 

 

 

 

1時間もしないうちに 雷鳴は遠ざかり

ガスだけは残ったものの 雨はほぼ上がりました。

 

 屋根のある小屋の有難みを痛感しながら、この日は暮れていきました…

 

 

 

 

 長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

後編に続きます(多分)

  

 


よろしければ、こちらも お願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへポチッと押していただけると励みになるでげす…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


♬ちちんぶいぶい ちちぶにいこう、秩父に行こう🎵、編

2019年05月11日 09時25分46秒 | 奥秩父

 

GWである。

で、CMに、まんまとのせられた訳じゃあないけど、

ちちぶ に いこお、ちちんブイブイブイブイ  秩父に行こう🎵ってなノリで

行って参りましたぁ、イヒヒ

 

どこ行ったって、なんせ10連休

喧騒を避けたつもりで野山に行って、人混みに巻き込まれたんじゃあ

たまったもんじゃない

 

近場で そこそこ登りでがあって、かつ 静かな山⁈

う〜〜〜ん、何処だろ⁇

その時 頭の中に流れてきたのが、先程からの あのメロディ‼︎

“サブリミナル効果”ってやつに、まんまと取り込まれた瞬間っす(笑)

 

いつもの 池袋始発の特急は もしやとは思っていたけど、ゲゲッ、🈵満席‼️

がっくし来てたら、その後の新型特急「Laview」なら、

途中だけど入間まで空いてる❗️って表示が、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

後先考えずに速攻ゲット

🤞ラッキ〜  なんて 喜んだのもつかの間

よくよく時刻表 確かめたら、

その後の連絡 乗り継ぎ考えると、急行乗り継ぐのより1時間以上ものタイムロスが判明

急がば回れ、と 昔の人の格言は金言っすね〜〜

 

でも、喜ぶべきは、快晴の この天気

急ぐ旅でもないし、まぁ、のんびり行きまっしょ

 

遅れを取り戻すべく、横瀬駅よりタクシーで登山口まで、イヒヒ

 

それと、一つ、楽しみにしていることが、

この天気なら、叶うかも‥‥‥

 

(この辺の熊さんは 字が読めて 聞き分けもいいみたい… ププッ)

 狼さん🐺に見送られ、スタート  

 

気づいたら もう 三丁目!? 

 

 

 

見てっ!この足運び‼️

隊長の、 平泳ぎの足運びを 悔しいけれど遙かに凌駕しています

(そりゃそうだ、こっちの方が本家だもんね〜〜) 

 

それにしても さすがにGW、

登り口に 駐車していた車の数も、

朝から遭遇する登山者の数も、今までにない程 多い、ここ武甲山です

 

おサル君には久しぶりの山行なもんで

まあ、ぼちぼち行きましょ〜〜  

道端に刻まれた道標、

途中までは ちゃんとカウントしてるんだけど

いつも最後 グダグダになって 幾つまで続いていたか分からなくなっちゃう‥

この日は意識して追っ掛けた結果

最終的には51丁目まで続いていたのが判りました、 はは

 

スタート地点から山頂まで、標高差で750m位⁈

まぁ、正直 それ程 厳しい登りじゃあない

 

そうこう しているうちに… 

 

私 鳴らし物には目がないの~~  と、 おサル君

 クソッ、前を歩いていたオヤジ、隊長が通り掛かった瞬間に思いっきり鐘を引っ叩きやがって 耳がまだ ジンジンしてる 



やったぁ🤞

山頂っす❗️

ん!?  果たして 楽しみにしていた あれは、見れるのか⁈

 

見えたぁ‼️

 

ほんとは これくらい ↑↑ 大きくハッキリ見えるかなぁ〜?

と期待していたんだけど

まぁ、こんなもんか⁈

 

今頃、あの丘は さぞ凄い人達で溢れてるんだろねぇ‥‥‥

下から見たら、こんな感じに見えてたはずで、

お〜〜い、見えてますかぁ〜〜⁈

よし、目的は達したし、ご飯にすべえ

 

 

時々、散り残った山櫻⁈  が ハラハラと花びらを散らす中

下りはサクサクと 進みます。  

大雨で流されて以来、荒れっぱなしの木橋

 

 

 

沢沿いまで下りてきたら、

後は 長〜〜〜い林道を、ひたすら ひたすら歩くだけ     

新緑のの、いや 綺麗な事、綺麗な事。

 

信楽焼の狸が目印のお茶屋までやって来れば、

もう 「浦山口」駅迄は あと僅か。

 

二週間前にやっていた「帰りマンデー」で 紹介されていた

『白雪セット』を 味わってみようかなぁ〜  なんて

つい色気を出して 写真のお茶屋さんの隣の、 普段は寄り付かない “Cafe”に寄ってみましたが

慣れない事はしないに越した事はないね〜〜

 

 さんざ待たされて(30分超)、出てきたのはお水一杯のみ

我が隊、元来 気の短い江戸っ子タイプでして 当然のことながら 待ちきれず 撤収、と 相成りましたぁ、はは

確かに席は ほぼほぼ埋まってはいたけど、そこまで待たされる程の混みようでは無かったんだけどなぁ〜〜

 

 

気を取り直して、駅に向かいます🚉 いひひ、温泉、温泉

温泉といえば 西武秩父駅前の『祭の湯』に寄るのが定石ですが、

そこはGW、激混み必至の『祭の湯』は避けるべく おサル君に秘策があるようです…

 

 

市内の温泉宿さんの、時間限定の日帰り温泉を楽しみました。

温泉自体は大きくはないけど、ほぼ貸し切り、

ふーっ、さっぱりしたっす!!

と、こうくれば あとは あそこっすね!? 

いひひ 

秘蔵の、主人が釣り貯めた ヤマメ?!  イワナ?! の塩焼き!!  美味し!!

しこたま飲んで、へべれけな二人っす

 

なんと、帰りも偶然 新型『Laview』!!

 

 

ちちんぶいぶいっ!! 

 

長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

次回 どこ行こ?!


よろしければ、こちらも お願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへポチッと押していただけると励みになるでげす…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村 

 

 

 

 


武甲山で登り初め、からの『駅前』轟沈‼︎

2018年01月26日 12時24分33秒 | 奥秩父
さてさて、2018年 登り初め は
リハビリ兼ねた登山 第三弾、
秩父の名峰 武甲山でぇ〜っす‼️

右まぶたの 「まばたき」が まだ上手く回復していない隊長、
瞳の乾燥防止に粘度の高い目薬を使っていて
為に、右の視界がイマイチ焦点を左右で合わせづらく、
早い動きの時にまだ一抹の不安を残します。

半ば習慣化していた朝一の 寝起き自転車トレーニングも
それで まだ復活出来ていません。

せっかく75キロまで落とせた体重も
ここのところ リバウンド気味‥

リハビリ登山に精を出すのには
そんな事情もあるんです、はははっ‥ 



武甲山
一昨年の台風直後の初 山行 以後、
登るのは久しぶりですが、
秩父方面に 足繁く通うきっかけとなった山なので
そんなに 間隔があいた感じがしないね。

ルートも 同じ、西武線横瀬駅から
秩父鉄道 浦山口駅へ 抜けるルート。

今回こそ、
頂上からの秩父市街一望の展望を見たいものです。




安定した冬型天気を狙い
満を持しての 初詣⛩登山でもあります。
さて、何をお祈りしようかな‥

天気予報では 寒波到来中と報じられていますが
そんなに寒い感じがしないのは
都会暮らしの恩恵でしょうか⁈






一昨年登った『“クレヨンしんちゃん”のお尻』山、ならぬ
横瀬二子山も くっきりと見えてます





余計なアプローチを短縮すべく
今回も 横瀬駅から タクシーを飛ばし🚕
降り立った 表参道の鳥居⛩下の 駐車場には
何日前のものか、端の方に うっすらと雪が‥



今年は戌年
それなら お犬(狼)が守り神の 武甲山と、
同じ着想からか
駐車場には既に10台以上の車があって
これから登り出そうとする人も ちらほら‥。



さてさて、我が隊も出発〜‼️ 

しばらくは小さな川の流れに沿って進みます。



寒い訳だ、川の端の飛沫まで凍りついちゃってる‼︎







それでも歩いているうちに すぐ汗ばみだす汗っかきの二人です。
確か、ちっちゃな滝があったから、
そこで 一枚脱ごうっと









不動滝❣️

やっぱり凍りついちゃってる〜



今年は、寒いんだなぁ、と実感。



大杉の広場









石灰岩層がベースの武甲山、
よくこれだけ大きな杉が 根を張れたもんです。







神社とうちゃこ〜⛩
裏側を少し登れば、秩父市街が一望、のはず‥


おサル君、“鳴らし物”や “被り物”があると
見逃しません、ハハハッ…


見えた〜‼️








初めてクリアーな視界で見下ろす秩父市街は
おもちゃの街みたい








北側斜面を日夜 削り取ってる 巨大ショベルカー
まるでミニカーみたいっす‼︎



浅間山、筑波山ぐらいはすぐ判別できたけど、
名前も知らない山に囲まれてるんだね、秩父って‥



以前は富士山も見えていたんだと教えてくれた、地元のおじさん⁈
ほぼ毎日のように登ってるらしい‥



ひと通り眺め終えると
ヘヘヘッ、  お昼だお昼〜

今日は おサル君、どんなご飯を用意してくれたのやら







って、カニ雑炊⁈



美味し‼️

満足じゃ ‼️ おサル殿 アッパレ‼️


寒くて、せっかく温かいカニ雑炊食べたのに
のんびりしてたら震えが出てきました。
そそくさと荷物をまとめ、
急げー、下るド~






ここから、「橋立」へ 激下り。




浦山口登山口まで「裏参道」を下り終え
長~い林道をひたすら歩きます…


危険が危ない!!

おサル君に、道が凍結してるから 気を付けなよ、と
まさに言った途端
ギャーッ!!  という悲鳴と共に
おサル君、すってんころりん


怪我がなくて なにより(ほっ)








秩父札所第28番「石龍山 橋立堂」、
さすがにこの寒さ、誰にも会いませんでした。
親切なお茶屋のお母さんに お茶をご馳走になり、ほっこり。






まるで「ジャンプ台」みたいな、地元の神社、ははっ


目ざといおサル君、
水場をみつけ、ちょっと拝借して靴を洗っちゃいます



秩父鉄道「浦山口」駅 到着。
のどかな、かわいい駅です。











西武秩父駅まで 戻って来ました。
昼間 登った武甲山、夕空にまだくっきりと…


ここに来る事にも 今回の大きな目的が…
①前に来た時には まだできていなかった
駅前の温泉施設『祭りの湯』に入ること。


ほっこり あったまりました。
なんだか、いい時間になりましたねぇ~ 


②で、次の大きな目的が…


そう、我隊がお気に入りの、 『駅前』っす!!


名著『山麓酒場』から発見した、この名店、
混んだら嫌なので ほんとはあまり宣伝したくないのですが…

つまみ一つにも、手を抜きません!!


これこれっす!!
大将が青ざめる、赤字必須の“特大苺サワー”!!


白い地下足袋が妙に似合う大将と
“90歳カップル”の 隣り合わせたお客様と盛り上がった末の、記念撮影っす!!
大将、最高っす!!

我が隊が あまりにもばかばか食べて 飲むんで
気の良い大将が 勘定がかさんでしまうよと心配してくれました、はは…



今年も元気で
皆さん共々 山を楽しめるといいね、
ね!!



よろしければ、こちらも お願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへ

ポチッと押していただけると励みになるでげす…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村




















♫ 乾徳山、春蝉にぎやかな山 ♫

2017年07月11日 01時23分59秒 | 奥秩父
山に登るようになるまで、
“春蝉” なるものを 正直 知りませんでした。

あれは確か、初めて八ヶ岳の 編笠山、権現岳に登った帰り、
麓に下りてくるに従い 森全体、いや 山全体がその声に包まれていて
「こりゃ一体 何じゃー⁈」
と、思ったものでした。


その後、この季節、
奥秩父〜八ヶ岳 周辺の山に登るたびに 頻繁に耳にするようになり、
その正体は 登り合わせた方から教えてもらいました。
が、まだ 声はすれど、その姿を直に目にした事がなく、
依然、半分 謎のままの「春蝉」ちゃん。
多分、ヒグラシか 蝉 に近い個体なんだろうねぇ。



一年前、乾徳山へやって来た時も春蝉時雨に遭遇しましたが、
さて、今年はどうでしょう

梅雨入りしたものの まだそれ程のまとまった雨が無く
この日も予報では概ね晴れ、
なら、山、行くベェ、と
寝坊することもなく、 ( ← それが 当たり前 )
塩山駅発のバス🚌で
登山口の「徳和」地区へ



長閑な里です。
同じバスで降り立ったのは、他にグループらしき四人。


おっ⁉︎ バス停には、珍しい you 達が‥
youは 何しに ニッポンへ?!
乾徳山に行って来たのかなぁ









ところで この山、
標高差1,200m、( え〜っ、案外とあるじゃん )
登山地図でコースタイムを調べ、単純に足して行くと
今日のように、朝 2便のバスでやって来たのでは( 仮に1便に乗れたとしても )
実は 最終バスに全然間に合いません⁉︎
( え⁈ マジ⁈ )
( だって 前回来た時も、前々回の時も同じバスだったじゃん⁉︎ )

そうなんです、
東京から朝一番でやって来たとしても
バスでのアクセス派にとって、
ここ、なかなかに厳しいとこなんです。

結構、計画段階で
こんな理由で断念してしまう人も多いんじゃないかなぁ‥

え⁈
それで どうしたのかって⁈

わからないけど、
過去二回とも、何とか間に合ってるし
( しかも最終バスの一本前に乗れてるし‥)
今日も 時間巻き気味で行けば、
登りも、下りも、何とかなるっしょ⁉︎
きっと、多分‥
(✳︎ 注      普段は、こんな無謀な計画で山に行ってません。
ここは バスに乗れるか否か、だけが問題なので‥ ね。
誤解召されませぬよう。)





話を戻しましょう。
歩き出し、件の四人さんも、しっかりとした足取りです。
バスで やって来たって事は、
帰りも当然 バスなのでしょう、
って事は、のんびり歩いている余裕はないでしょうから
同じ境遇です。
ならば この際、良いペースメーカーに なってもらっちゃいましょう、イヒヒ










抜きつ 抜かれつしながら、
いつしか 濃い緑の葉陰の中に 四人組の姿は紛れ、
我が隊、気付くと春蝉の合唱の只中に いました。










『銀晶水』『錦晶水』
順調に高度を上げ、 『国師ヶ原』です。
ここの木々の間から 乾徳山の 山頂が覗けます。



若者の姿が増えました。
地図で見ると
『大平牧場』から来るルートが ここで合流するので
恐らくは みんな、そっちから来たんじゃないかなぁ








おサル君、終始 ペースの早い今回の登りに
ちょっとオーバーペース気味。
「もう少し登った所にある『月見岩』まで行ったら
そこで おにぎり🍙食べて待ってるから
隊長、一人で山頂まで行って来て〜」、と
珍しく弱気です。


まぁ、おにぎり🍙食べたら ころっと変わるだろうけどね〜 (笑)




『月見岩』到着。
少し 曇って来ちゃったので、眺望はイマイチ。
そう言えば おサル君、前回ここで食べた「ヤマメシ」は
『そうめん』だったじゃん‼️





おにぎり🍙も 悪くはないけど、
あの「そうめん」、美味しかったなぁ〜





さて、あと登り1時間ばかり、がんばろ〜
ここからの登りが、乾徳山のハイライトだからねぇ〜


エ?
おサル君⁈
もちろん、一緒です。(笑)








だんだん岩場が出てきて、
それが気付くと岩々になってて、
ストックが邪魔になってきます。
そうそう、前回も それで 途中の岩場の陰に
ストック、置いて行ったんじゃん‼︎
ならば今回も‥  



ありゃあ! おサル君、
なんか、今回は ザックまでデポして行く気です。
まぁ、後半(帰り)に 体力温存するには
それも ありだね〜



名物の大岩のところでは、
日曜だもんで、渋滞まで できとるで〜

後ろから見てたもんで わからんかったけんど
結構、お年を召した方だったんでないかね〜

道理で、ちょっとスローペースなわけじゃねー

まぁ、事故 起こしたらしょうもないけん、
慎重に行ってたもれ




そうかと思えば、こんな ド元気な方も いたりして‥

日本の中年パワー、恐るべし‥







山頂、とうちゃこ〜
なかなかの高度感、なかなかの達成感っす‼️






うふん、ラウンドガールじゃないわよん




ほっほー、I'm a champion!!


10分ほど、眺望を楽しみましたが、
❝例の❞ バス問題🚌の事もあるし、
じゃあ、戻りますかねぇ








デポしたザックと ストックを回収し、(ここで同じバスの グループ4名様とすれ違い)
帰りは 登り以上の 巻き巻き気味で
先を急ぎます。




早い早い、
前回も トレラン選手並みの下りで駆け下りたけど、
このコースは 案外と歩きやすいのかしらん⁈

今回は 下り始める前に 登りの行程を参考に、
あらかじめ 下りのコースタイムを検証。
うん、大丈夫、余裕で 間に合いそう

出来れば 最終バスより前のバスに乗りたいなぁ
温泉♨️に寄りたいしねぇ


大丈夫、それも何とかなりそうだよ


なら、
お気に入りの 『はやぶさ温泉』にしよう、
イヒヒ



徳和の里まで戻りました





長閑な里に、お花があちこち 綺麗やね〜









ん⁈ ありゃ、雨☔️⁉︎





バス停に着くかつかないかでのタイミングで 夕立です。
ラッキー🤞

予定通り、最終バスの🚌一本前に乗れたし、
良かった良かった。

で、我が隊 ご贔屓の『はやぶさ温泉』






こんな ベタな 飾り物も、ここには妙に似合ってます(笑)


温泉客目当ての、出張パン屋さん。
う~ん、どれも 美味しそうじゃん!!



最終バスを待って外に出ると、夕立も上がり、いい感じに涼やか
すっかり さっぱり、思わず笑顔の隊長でございます。


さ~て、山梨市駅に戻ったら、
あそこ、行こうね
すっかり 我隊の行きつけとなった『歩成』
「山麓酒場」にぜひ 推薦したいくらいでございます。



中でも、ここに置いてる地元甲州の白『番イ』
こいつが隊長、大好きなんでございます!! イヒヒ



例によって、たらふく食べて 飲んで、
すっかりいい気分の隊長 おサル君
ほろ酔いで
実はもう一つ 寄って行くところがあります



そう、この日は、万力公園の『ホタル祭り』の最終日
一年前も、その前の年も、寄って行ったの、覚えてる?


今年は 気温がまだ低く、乱舞 という事にはなりませんでしたので
代わりに隊長が舞ってしんぜよう
イヒヒ


お後がよろしいようで… テヘヘ




まだ、更新待ちの報告が 二件もあるんで
がんばらないと、ね




よろしければ、こちらも お願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへ

ポチッと押していただけると励みになるでげす…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村


#乾徳山 #春蝉 #乾徳山登山 #はやぶさ温泉 #日帰登山 #歩成 #番イ #万力公園













朝寝坊、金峰山

2017年06月18日 17時15分04秒 | 奥秩父
目覚しのセット、オッケー。
携帯だけど、5分違いで鳴るようにセットしたし、大丈夫👌

1度目の音でちゃんと起きて、
軽い朝食も、歯磨きも、トイレもテキパキ テキパキ、
余裕かまして 朝刊までしっかり目を通し、
まだ余裕あるから デザートも 食べちまおうかな、と
リモコンでテレビをつけながら 冷蔵庫に向かう僕の背後で
時報の音とともに アニメ番組の主題歌が流れて‥

ん⁈
んっ⁈
何か変⁈

日曜の朝 6時から、なんでアニメ⁈

振り返り、テレビ画面の左肩に表示された時刻を見る
ん!
食い入るように、も一度、見る‼️
7:01



あずさ1号、松本行き。
頭の中で、薄紫の車体がホームを 滑らかに 離れ、
高層ビル群を左手に走り出して行く映像が見えます‥

エ?

その列車、予約した、お、俺が
の、乗る、乗るべき、乗んなくちゃいけない電車じゃん‼️
ちょ、ちょ、ちょっと‼️ タンマ‼️
と、止まって‼️

止まるわけ ありません、ハイ。
エ? 遅刻?



あ、 そう。
そりゃ残念。指定が無駄になっちゃったねぇ、ハイ、チ~ン



前夜、玄関先に用意しておいたザックと 登山靴をドアの外に放り出し
転げるように飛び出し、
マンションの外でタクシーを探します。

なんで、どうして、何がどうして こうなっちゃったの⁈


駅に向かいながら おサル君にメール。
スマホには、何度も着信履歴の跡が‥

            

さて、こんな最悪なスタートで 向かった先は、
奥秩父の盟主、金峰山
新宿から韮崎駅、更に瑞牆山荘まで、
朝一番の特急と路線バス便を乗り継げば
比較的スムーズにたどり着けるので、
何かと行きやすい山なんです‥
ええ、遅刻さえ しなければ‥

        

さて、韮崎駅。
次の第3便バスは 1時間以上も先です。
仮にそれで行ったとして、
コースタイムを単純に足してみると、
山小屋に着くのは 6時近く。
いくら日が長くなったとはいえ、まずいでしょ、それは‥
そう言えば、小屋の予約をした時に
遅くとも4時半くらい迄には到着してるようにと、
釘を刺されてもいたしなぁ〜


遅刻した負い目もあるし、
え〜い、ままよ、タクシー🚖 奮発じゃい‼️

タクシーの後部シートから 恐る恐る尋ねます‥
「運転手さん、瑞牆山荘まで、幾らくらい? 」
「 ん〜んっとね、11,000円位かなぁ‥」

瞬間、懐の中を考えます。
山小屋代もあるし、ギリギリ、かな⁈
とりあえずは、ほっ‥

しかも運ちゃん、頑張ってくれました!
無駄のない最短ルートを選んでくれて、
途中、第2便のバスも追い越してくれるしで、
料金も 予定内の¥10,540也。
ありがとう、お釣りは 取っておいて〜‼️ の言葉をぐっと飲み込みます。
懐具合を考えると、今日のところは精一杯の笑顔が 御礼でげす‥






そんな騒ぎはありましたが、
スタートは 最小限の遅れ(約40分くらい) で済みました〜 やれやれ‥
( 内緒なんだけど、後でおサル君、タクシー代半分出してくれましたぁ、ありがとっ)

それでも、意識して早目のテンポで進みます。


唐松の新芽🌱が 綺麗っす


富士見平への尾根に出ると、瑞牆山が目に飛び込んできます


休日とあって賑わう富士見平小屋での休憩もほどほどに、
金峰山への道へ進みます。





途中、軽アイゼンが、もしかしたら要り用になるかも、
と、ザックに入れては来ましたが、
当面は 大丈夫みたいっす。


大日小屋を眼下に過ぎれば、間も無く最初の大きな一枚岩




たいがい、この辺りから眺望があるんだけど
今日はまだガスが抜けきっていません。





大日岩。
どんどんと明るさは増してきてるし,稜線に出れば なんとかなるかな。





残り少ない残雪が溶けて、溶けた水が随分と登山道に流れてきています。
多分、この先の急登を登り切れば、 「砂払いの頭」。
何年か前のこの時期にきた時も、その直下だけ アイスバーンが広がり
ちょっと苦労したところ。


案の定‥
でも、アイゼンをつけるほどじゃないので
このまま 頑張って行ってしまいましょう


出た‼︎


稜線に出ました‼︎
ちょうどいい具合に、ガスも取れて 程よい天気になってきたっす‼︎




瑞牆山を バックに‥ ポーズ。




ギザギザの歯のような岩場を アップダウンしながらも、
一歩一歩 着実に進んで行きます












ここで、金峰山荘に直接アプローチする道と、山頂へ向かう道と、別れます。


山頂手前の、名物岩『五丈岩』が だいぶ迫ってきました







側に来て、見れば見るほど、超巨大 招き猫?












あの個々の頂きを踏んで歩いて来たんだねぇ‥ 偉いっ‼️

ねっ、おサル君⁉︎


金峰山小屋は、もう すぐ、その左下。





とうちゃこ〜 何とか4時半まえに入れた〜



さてさて、残る お楽しみは、夕食だね‼︎



ウヒョヒョ〜、1皿目のチキンソテー美味しかったし、
お代わり替わりのカレーライスも うまし‼️
これがあるから、ここは 外せないねぇ〜



満腹で、消灯前の7時過ぎには
二人ともスカピー スカピー スカピー なのでした‥

        


翌朝、ご来光が望めそうなら山頂を目指そうと
寝床の窓から白々としだした空を伺いますが、どうも期待薄‥

それでも同宿の四人組チームは 登って行きましたが、
我が隊は 早々に諦め、ゆっくりと起きて、階下へ






こんな朝の山小屋はいいもんです。
4人を除いた宿泊者は我隊のみだし、誰にも急かされない のんびりとした時間が流れています。

朝食はシンプルだけど贅沢な「オヤジ」 もとい おじや
たっぷりと食べました~

前回お世話になった小屋番のおじさんも、「ゆず彦」にも会えなかったけど
感じの良いオーナー夫人に挨拶して よし、行くか~
    



多少 ガスってますが、予報では昼近くにはお日様も顔を出してくれそうです



昨日の逆コース、山頂をたどって再び瑞牆山荘まで下りましょう














うひょひょひょひょ~




小川山と、高原キャベツの川上村が望めます










あっという間の 激下り?!  もう ここまで下ってきました。
朝の2便のバスには乗れるかな~


楽勝だったっす!!
瑞牆山荘が見えてきました~

        



ところで この渓谷、いつ来ても気持ちいいね~
バスで通過してしまうのが勿体ないっす

ところで、さっぱりして帰りたいところだけど、
何処に寄ろうかな?

普通なら「増富温泉」に寄って行くんだろうけど、
そこよりも もっと韮崎寄りに
眺めの良い 明野町の太陽館っていう日帰り温泉があったはず、
よし、そこ行こっ!!



の、はずだったんでげすが…
ありゃりゃ?! 『ハイジ村 クララの湯』って?!


いつの間に、こんなことになっていたんだか、
キツネにつままれた気分でげすが、
大丈夫、温泉自体は 同じ温泉。

この日の日替わり湯は 『赤ワイン湯』

イヒヒ、しっかり赤ワインに煮込まれて
それはそれは美味しく柔らかい 子豚のワイン煮が出来上がりました~

        


初めて見ました、いや、食べました!!
サクランボの漬物って…



そう、察しのいい方はお判りでしょう
実は 甲府まで戻って、例の店へ…

「小作」で更にワインを取り込んで、
それはそれは美味しいお肉が出来上がったとさ







よろしければ、こちらも お願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへ

ポチッと押していただけると励みになるでげす…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村















西沢渓谷へ、涼を求めに…編

2016年08月28日 17時50分41秒 | 奥秩父
 8月に入りました。
やっと天候も安定して、
Facebook なんぞ見てると
みんな、 夏山満喫しとるなぁ〜
実に羨ましい‥



週末にかけて三連休取ったものの、
今回は墓参りと 独り暮らしの親父殿の様子を見に帰省。
夏空の遠くに連なる福島の山を見ながら
心は雲上の山の上に‥





まぁ、普段から山を楽しんでいられるのも、
親が元気でいてくれるからこそ、
有難いことです。
なら、たまには顔を出さないと、ね、親父殿!! 


志村喬って、親父というよりも、祖父にそっくりなんだなぁ~






それでも日帰りならば と、
隙を伺い やって来たのが 西沢渓谷。









去年、 甲武信岳の帰りに回っていこうかと思いながら断念し、
ずっと気になっていた場所。
真夏の最中、涼を求めるにも うってつけ、
甲府ー新宿間の 回数券が、訳あって残っていたし
ちょうどいいや‼︎ 


スタートは、お馴染みの塩山駅から。
ほぼ満員のバス、皆さん、まさか全員がご同輩⁈
結局、9割の人が西沢渓谷へ‼︎ 






入口の売店で、手作りのよもぎ餅を買って、出発!!









天気も最高、木漏れ日が綺麗だし
だんだんと耳に大きくなる 渓流の音も
期待をどんどん高めてくれます。







前に行った、尾白川渓谷に似ているけれど
あそこより もっと水辺に近づいて歩ける感じ、かな

あ、ナメ滝だ!!


渓谷沿いの お気楽な遊歩道歩きかと思いきや
案外とアップダウンのある、ほぼほぼ山道。

今回 どんなスタイルで来たらいいか迷ったけど
普通に山行スタイルで来て正解だったなぁ。
もっとも、最近身に付けてる服って、
ほとんど全部、山向けウエアー。
たまに街へ出る時、着る服が無くて苦労します、ハハハ。










毎年 こんなところでも滑落事故が絶えないのは
多分 軽装で来てしまった人の事故が多いからじゃあないのかなぁ
沢沿いを歩くようになると、ただでさえ足場が不安定なのに
幅が更に狭くなり、すれ違うのにも一苦労。
一応、ワンウェイの周回というのが ここのルールのようだけど
余り徹底されていないし‥






しかし、きれいな水だねぇ~














紅葉の時期はさぞかし賑わうのだろうから
一般ハイカーとのミックスゾーンだということを前提に
もっとルール認知をすすめるべきかもね〜





さ~て、お弁当にしよう~
お結び ころりん、に ならないように気を付けてよ~

と、言ってるそばから水筒を落っことしてしまい、
ひと騒動。    なんとか回収できて良かった



さぁ、一番奥の『七ツ釜 五段の滝』へ向け、行くぞ~








千手観音さまみたいっ!!


あの水の中に飛び込みたいっ!!


鮮やかな若葉の緑が 水面に映えて綺麗っ!!




到着っ!!
どどど、っと 向こう側に飛沫をあげているのが
ハイライトの滝だねっ

ここから向こう側の尾根を登りつめ
渓谷を高巻きにスタートした所まで、山の中をもどります


でも、よそ見してると危ないっすよ!! 
片側は、大きく切れ落ちてます






途中、一か所だけ展望の開けた場所がありました…



左側に鶏冠山と、この高さからは直接見えないけど
稜線の向こう側の中央には甲武信岳 (らしい)。
お気軽ハイキングコースと見くびると苦労することになる渓谷周回、
なかなか楽しませていただきました~


林業で栄えた往時を偲ばせるトロッコ軌道も
まだ残っていました





とうちゃこ~



で、帰りのはやぶさ温泉、は もう、こっち方面の定番っす!!
へへへっ





行きには見えなかった富士さまも、くっきり
さぁ、次こそ、夏山メインを目指すぞ~




最後まで おつきあいいただきありがとうございます。次回より、北アルプス編で~す!!

ついでに、こちらも よろしくお願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへ

ポチッと押していただけると励みになります…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村



秩父 二子山、ついでの登山編

2016年07月08日 05時38分31秒 | 奥秩父
どうも いけない。
本末転倒 だ。
お山に登る、ついでの寄り道なら まぁ許そう。
(イベントの) ついでの登山って、どうなのよ?!



朝日新聞の夕刊の片隅に載っていた
このイベントの記事の事が頭のどこかに引っかかってて

ん?! 横瀬って、あの武甲山の麓の町だっけ
へ~、こんなイベントやってるんだ…

と 云うのが何日か前の記憶。



さて、月初の連休。
おサル隊員とお休みのタイミングが相変わらず合わないものの、
日帰りなら天気も持ち直したし、どっか行くべー、ん?!

そうだっ!! あそこかっ!!


※イメージ画像


てな訳で、西武鉄道レッドアロー号の始発に乗り込み、
やって来ました。
え?! イベントって夕方じゃないの?!



そうそう、
その時間までの寄り道登山でございますよ、イヒヒ



一個、駅を戻って「芦ヶ久保駅」からスタート。
ん?! どこの山?

秩父の名峰って云えば、もちろん武甲山だけど、
その気で調べたら、
例によって浦山口ルートが、落石の為 通行止めって…

じゃあ、しょうがない、
気になっていた、
え〜、向正面の 二子山さん!!



( ついに入門、ってか?! そうじゃね~よ、隣の、秩父 二子山!! )



駅に隣接の、道の駅。
一応 チェックしとかないとね!!



出だし、ちょっと迷っちゃったけど、
矢印がでてきて安心。



でも、いきなり真っ暗なトンネル出現。
小心者だからビクビクっす




はじめちょろちょろ、なか ぱっば、
蒸し暑いから、オーバーペースにならないように、
ゆっくり ゆっくり…







それでもすぐに汗があふれ出します。
まるで天然ミストサウナの中を歩いているかのよう…





陽射しが無い分、まだマシなはずなのに、
湿度はMAX


隊長~っ!! 暑くってダメっす!! 裸になっても良かとですか? 」 イヒヒ


言うが早いか脱ぎだすおサル君を、
何とか なだめすかして また 服を着させて歩き出します

嘘です





頭がなんか ぼーっとします。

雌岳に続き 雄岳、とうちゃこ~、(双耳峰なんだね)


途中、前後して歩いて来たおじさんに、
あの先に眺めの良いところがあるよ、と教えてもらい、
行ってみると…





確かに
晴れてれば武甲山をはじめ、奥秩父の山々が
よく見えるんだろうねぇ〜





時々は青空も顔を出すんだけど、
スキッと 抜けて来ることもなく…









持ってきたコンビニおにぎりでお腹を満たす間、
武甲山の、削られた跡も生々しい山頂近くの様相を見たくて
粘ってはみたものの、
残念ながら終始、こんなぼんやりとした眺望しか
目にすることはありませんでした。

まだ梅雨明け前なのに、
山頂には はやトンボの群れが…




遠く秩父市街も見えました。





間もなくロードショーが始まる『心が叫びたがっているんだ』
ここ秩父が舞台らしい…
主演の4人も登りに来ていました
嘘です

さて、下りますか







帰りは富士浅間神社方面へ…
尾根筋を行くルートなので、まだ少しは風が抜け
蒸し蒸し感が違うっす!!











とうちゃこ~





横瀬駅へ戻る電車を待つ間に
おばあさんは川へ洗濯に、おじいさんは山へ柴刈に…
川で泥のついた靴を洗い流しちゃいます、へへへっ
大きな桃は流れて来ませんでした  



え~っ、わかります?!
クレヨンしんちゃんの「しんのすけ」のお尻 みたいなやつ、
あれ、さっき登った二子山の遠望っす!!




イベントまで、時間をつぶすなら
秩父市内の銭湯より、やっぱ こっちっすね!! イヒヒ





武甲温泉から僅かの距離の所に
その"寺坂棚田"は ありました…











だんだん暮れなずんできて いい感じっす!!















おサル君、すっかり リラックス
カエルの合唱が、凄いっす!!











帰り、混むかと思い、レッドアロー号の指定を取っておきました。
そろそろ駅に向かわないと、ヤバい?!





やっぱりヤバかったっす…

町の人も一生懸命やっていただいていたんだけど
予想以上の人出で 案内も混乱
バスを待っていたら乗り逃がすところでした…

おかげで せっかく温泉でさっぱりしたのに
全身汗だくで特急に乗る羽目に…
やれやれ




最後まで おつきあい いただきありがとうございました。
いよいよ、夏山シーズン、
ほんと、何処 行こっ?!
まだ考えあぐねています…


ついでに、こちらも よろしくお願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへ

ポチッと押していただけると励みになります…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村








乾徳山、ピストンダッシュ‼︎編(後編)

2016年06月26日 13時01分23秒 | 奥秩父
( 前回までのあらすじ )
何年かぶりに 乾徳山を訪れた ネズミ隊長 と おサル隊員 のコンビ 、
山頂を前に、おサル隊員 の用意してきた 思いがけない 夏らしい“山メシ”で
気分をリラックス、
目の前の樹林越しに見えるピークを目指し
思いも新たに 再びザックを背負うのであった。
( ↑↑↑ ぷぷっ、なんだ、それ )



ところで 乾徳山へ
公共交通機関でアプローチする登山客が
皆一様に頭を悩ますのが、
最終バス問題。




登山口バス停からは
来た時と同じく 塩山駅へ戻るバス便と、
それとは別に山梨市駅へ戻るバス便と 2ルートあって、
4時51分の山梨市駅行きが、
何しろ最終バス。
最悪でも これに乗らないと、
否応なくタクシーを呼ばざるを得ず、痛い出費となります。

コースタイムを、今日の行程に合わせると、
実はこれが なかなかにタイトでして…

因みに 標準CT(コースタイム)は、休憩なしで7時間20分。
※朝の歩き出しが9時40分過ぎだから
 休憩なしでピストンして、ぎりぎり最終に間に合うかどうか、という
 きわどい時間設定でして…


それで皆さん、
その時間が気になって、
どうしても心上ずって行き帰りを歩くことになるわけです。


でも我隊、前回ここを訪れた時、
最終バスに 30分くらいはアドバンテージを残せた記憶があるので、
それ程 心配はしていないのですが、
果たして今回はいかに⁈  じゃじゃん!!


























樹林の中、岩場が混ざるルートですが 
調子よく 順調に高度も稼ぎ、
いよいよ ストックが邪魔になったところで
躊躇わずに岩陰にデポ、
手と足 総動員であっちへホイ、こっちへホイと
おサル並みの身軽さ発揮です。

へへへっ、
馬鹿にしちゃいけません、
何年か前にここを歩いた時の
おっかなびっくりの自分ではありませんて。



で、あっという間に
頂上直下の 名物 一枚岩(鳳岩)に とうちゃこ〜






さすがに チョット渋滞しています。
心の内で、三点支持、三点支持と唱えながら
慎重に上り詰めれば、
じゃん‼︎






賑わいの山頂でございます。

T や W に、見せたかったな〜






ふと横を見ると、
リーダーらしき人に、ロープで確保されながら、
通常ルートでない 岩場を登っているグループがいます。




ありゃ、あんな山ガールさんまで…
すごいな〜、全然恐くないのかなぁ〜⁈
ん⁉︎ んんっ⁉︎
ド派手なピンクのウエアーの あの娘⁉︎ 





梅さんっ‼︎
隣町のタバコ屋さんの看板娘
ウメさん じゃあ ないのっ‼︎ 





お口直しに しばし風景をお楽しみください…













しかし、参りました 
私、足元にも及びません。
心身ともに健康でないと、とてもあんな岩稜ルート
登ってこれません、
脱帽でございます。



シャッポを脱いで、退散します。




さてさて、
ショッキングな光景に
忘れていた訳じゃあ ありません、最終バス問題。

今、1時30分過ぎ。
結構、汗かいたしなぁ〜
やっぱり 汗流していきたいよなぁ〜


 隊長も予め調べては いたんだけど
 おサル君の マジ真剣な ガチ調べによると、
バスのルート上に 良さげな立ち寄り温泉があるらしい…

ただ、最終バスに乗ったんでは
温泉からの帰りの足がないし
そりゃ、ちと無理な話。

最終の一本前に乗れれば、そりゃ理想だけど
そうなると あと2時間余りで、
朝のバス停に戻っていなくちゃならない計算。

登りに
食事時間含めて4時間近くかかっているところを
たったの2時間でって、
そりゃ、ちと無理な相談。




って 話しながらも、なんかすでに早足で下り始めてるし…

どれだけペースアップ出来るか、
試しに
途中の分岐までの時間を測り、
登りと比べてみると… 




なんか、微妙なところ。
行けそうにも思えるし、無理っぽくも感じるし… 


とりあえず、もう少しこのペースで
下りてみっか… 


錦晶水のところまで戻って来たところで、
確信します、
これなら行ける‼︎


それからは 早い早い、
トレラン ランナーばりに、走る様に下ります。

なんだ、おサル君、
やれば出来るじゃん!

普段は 下りが苦手なくせに
 隊長も 追いつけない程に ドンドコ ドンドコ
凄いスピードです。


登山口まで戻ったところで
追い越した おばさまパーティーに
声を掛けられます、
「(そんなに急いで)もう バスは行っちゃったわよ~」

んな 訳ないじゃん



で、

最終 一本前のバスの時間に
5分余らせて、
無事 間に合いました〜 
へへへへへ〜っ
我ながら よく頑張った!!





バス停には、塩山駅へ戻る
別のお姉さま方のパーティーが3人。
汗かいたまま帰るのかなぁ~?
(余計なお世話ですっ!!)









で、ここが噂の『はやぶさ温泉』
鯉の口から勢いよく温泉が噴き上がる
とても気持ちの良い温泉でした~ 



さっぱりっ!!



イヒヒ、
後は、お楽しみっ、ビールだ、ワインだっ!! 酒だ~!!



山梨市駅のコインロッカーに ザックを入れて…





駅前のお気に入り居酒屋『 歩成 』さん
ここでしこたま飲みました~
イヒヒ

この甲州白ワイン『番イ(つがい)』
マジで お薦めですっ!!


外へ出ると、ちょうど良い時刻となりました。
心地よい風の中を、笛吹川を渡って、万力公園へ



なんか、おサル君 いい雰囲気じゃない!?

遠くには、(多分) 乾徳山のシルエット!!




一年ぶりのホタル祭り、万力公園っす!!





一日たっぷり遊んで、最終の特急「かいじ」で
帰路へ着きました
※翌日は、久しぶりの脚の筋肉痛に、
一日棒に振りました、とほほ… 



最後まで おつきあい いただきありがとうございました。
いよいよ、夏山シーズンですね。
さ~て、何処 行こっ?!


ついでに、こちらも よろしくお願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへ

ポチッと押していただけると励みになります…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村