三斗小屋温泉 煙草屋さん、売りはもう、ズバリ温泉っす‼︎
初日、着くなり汗を流しに飛び込んだ内湯は
夕食前までは男湯
( 本来は 混浴らしいっす )
キャーッ
先客が三名
伺うと、皆さん 今日、峰の茶屋、牛ヶ首を通過していらしたそうで
曰く
「 もう生きた心地がしなかった 」
「 気をぬくと まじで 体ごと吹き飛ばされされそうで
地面に這いつくばって通過した 」
「 何回か転びかけ、来た事を後悔しかけた 」
「 人の世話なんて、見る余裕もなかった 」などなど
こうして無事 三斗 小屋温泉までたどり着けた今だからこそ
笑いながらも振り返ることが出来てるわけで、
我が隊の選択は正解だったなぁ、と
改めて胸をなでおろした 隊長でありました、はい。
( でも、そんなすごい風なら、体験してみるのも面白かったろうなぁ〜 )
と、不謹慎にも思う自分がいたりして‥ ははっ
夕食の時間も 当然その話題で盛り上がりました。
諦めて早々に撤退した人も多かったみたいで、
その日 煙草屋さんに泊まったのは
紅葉シーズン真っ只中にもかかわらず わずか10人ほど
露天風呂に行くなら、外灯も何も無いし
足元も悪いから、暗くなる前に行っといた方がいいよ、と
先に露天風呂に行ってきた おサル君。
アザーっす‼︎
隣の大黒屋さんには この楽しみは無いんだよねぇ〜 イヒヒ
ほぼ収まりつつあるとはいえ、
時折 すごい音と共に 吹き抜ける風は、
晩秋の風というよりは 木枯しに近く、
ぶるっ と 体の芯から震えが きます。
こりゃ 風邪でもひいたら大変だ、と
露天風呂の脇に用意されている脱衣スペースから
素早く湯浴みして体を湯の中に滑り込ませます
Photo by osarukun ※夕食前までは 露天風呂は女性専用
WAOdhjmぉいうvfれざdgんj、lkんgfdswっさあzcftっっげえscvんm、っkjg‥
声にならない呻き声を発し
このまま天国に昇天しちまいそうです、イヒヒ
星空にも期待してたのだけど
薄くガスってるのか、全く見えません。
こんなに早くに まだ寝れないよ、と思っているうちに
昨晩 、睡眠時間を削って対策を練った疲れでしょうか 欠伸が漏れ、
いつしか夢の中へ‥
翌朝、窓の外、うっすら白んだ空の明かりで 目が覚めました。
おサル君、起きた?
露天風呂、行って来ようかなぁ⁉︎
それとも この時間なら、内湯でも、まだ誰もいないかも⁉︎
偵察に降りていくと 湯船に シートカバーはまだ掛けられたまま。
よし、チャンス、おサル君、行くど〜‼️
あちこち山の温泉 行ったけど
混浴は初めての経験っす‼︎
誰か後から入って来たらどうしようかと ドキドキだけど
まだ 薄暗いし、大丈夫っしょ
薄暗いし、眼鏡もしていないので
全てがボヤーっとしてて、不思議と恥ずかしさは感じません
まぁ、おサル君相手だから、ね
湯も適温で、ヌクヌクと ほんわか いい気持ち
さて 人が来る前にそろそろ出るかねぇ…
げ、げげっ
一人、おじさん 登場。
おサル君、慌てて湯船に肩までつかり直します。
そのおじさん、無防備にドアを開け 湯船のところまで来たところで
ギョッと立ち尽します。
ぷぷぷっ!!
大丈夫ですよ、僕ら、もう出ますし‥
すいませんでした、おじさん、驚かせてしまって
驚かせておいて何ですが、
おサル君が湯船から先に上がろうとすると
さりげなく後ろを向くスマートな対応に
大人を感じましたです、ハイ
自分が逆の立場だったら⁈
①動揺して 桶に蹴つまずいて、湯船に撃沈
②いひひひひ、と ニヤつきながらガン見した上、
おサル君と目が合い気まずい空気!?
③ぎこちなく 努めて平静を装いながらも
「とにかく明るい安村」みたいなポーズ
手ぬぐいを頭に 挙動不審なおじさん!?
う〜ん、どれもあり得るなぁ〜
ポカポカ、朝から「小原庄助さん」で、いい気分っす。
そうこうしているうちに
ど〜ん、ど〜ん、ど〜ん、と
朝食の用意ができた事を告げる太鼓が響きます、ぷぷ
昨晩の夕食に、鍋でだされた熊ドン ← 嘘
出発前に、
昨日 もう暗くて、自分では撮影できなかった露天風呂を撮りに行きます。
おっさん達に断って、と パチリ
お隣の大黒屋さんの内湯のあたり。ここもなかなか味わい深い宿です
青空が広がり始めていて、
素晴らしい1日が始まる予感‥
天気次第では すぐ山を下りることも考えていましたが
これなら大丈夫、
那須山塊の最高峰、三本槍岳を回って
朝日岳、那須茶臼岳と縦走して麓へ下りることにしよっと‥
三斗小屋から 三本槍岳方面へ回る人はいなさそうなので
静かな山歩きが楽しめそうです。
いくつか尾根と沢を横切り、 「大峠」へ。
抜けるような青空が広がってます。
山頂まで、
恐らく誰にも会うことも無いだろうと思っていましたが
大峠では お爺さんが一人 コーヒーブレイク中。
少し会話して、我隊が先に出発すると、
少し遅れてお爺さんも こっちへ歩き出したのが見えました。
尾根は いい感じに紅葉し始めていて、
振り返って その眺めを楽しみながら進みます。
お爺さん、結構 健脚で、
途中であっという間に追い抜かれちゃいました、ははっ
大峠を境に、向こうに見える山は「流石山」
尾根をたどって下って行けば、びっくり、もう そこは会津。
ちょうどこの稜線が、福島との県境なんだね
ここから見上げると、三本槍岳のピーク、凄い遠くに感じるけど
コースタイムは1時間45分、思ったより近い。
今 進んでいる尾根の稜線は 西斜面に当たり、
いい感じに色づき始めてます。
右側になだらかに下るいくつもの尾根。
三斗小屋温泉があるのは、3つ、4つ向こうの尾根の中程かしらん?
雪深い東北の山は、
2000m前後の標高でも 北アルプスの稜線に近い山容と眺望を見せてくれます。
北アルプスの稜線を覆っている「ハイマツ」は、
ここでは「クマザサ」が その代役をつとめているようです…
「三本槍岳」の偽ピーク。
てっきり ここを登りきればと思ってたので 心が折れかかったけど、
案外 ここからはすぐで あっという間に到着。
那須山塊の最高峰、三本槍岳、とうちゃこ~
前にもここまで登っているはずなんだけど、何故かほとんど記憶がないなぁ…
次に向かう朝日岳。
一旦 清水平へ下って、また軽く登り返します。
ん?!
づいあ?!
おサル君、謎の行動。会津方面を逆様に見たって事でしょうか?!
行く先に茶臼岳も見えて来て、
荒涼とした西斜面と、好対照な東斜面。
前回の時は、
北温泉への分岐から「中の大倉尾根」を下ってしまったので
ここからのルートを歩くのは、初めて。
なかなか、変化があって面白いっす!!
朝日岳のピークとの分岐です。
朝日岳の東側に切れ落ちてるシルエットは、
谷川岳の「トマの耳」だか「オキの耳」に何となく似ていない?!
朝日岳の、切れ落ちた側からの眺め。
まったく別の山にしか見えないね。
問題の「峰の茶屋」にとうちゃこ~
煙草屋さんで聞いた話が嘘みたいに 今日は風が穏やかっす!!
ザックをここにデポして、さくっと頂上行って来ましょう!!
考えたら、木曽御嶽山の噴火って、
紅葉時期真っ盛りの土曜日、
ちょうど昼頃、何の前触れもなく起きたんだったよね
今 自分たちのいる状況と、場所こそ違え ほぼ同じシチュエーション…
どんな時も 山を侮ってはいけないのはわかっていても、
運 不運に左右されてしまうのも、やはり山。
運を味方につけられるよう、もう少し日頃から
自分達の行動を考えるようにせな あかんね…
てなことを ずっと考えながら下りてきたかというと、さにあらず…
頭の中は途中から、下山後の温泉とビールだけなのでした。
反省。
この後は、湯元で ちょっと奮発して宿を取り
イヒヒ、温泉三昧でございます…
翌日は朝から雨。
ただ帰るのも芸がないし、かといって雨の中 観光って感じでもなく
そうそう、今まで気になりつつ 素通りしていた 『鹿ノ湯』
あそこ寄ってこ。
こっちは女湯側の写真。もちろんカメラ禁止なので、飾ってあった写真撮っときました。
未体験の48度、熱湯甲子園、もちろん挑戦しときました
押すなよ~、いいか、絶対、押すなよ~
山をどっぷり楽しもうと確保した三連休でしたが
台風の余波でちょっと方針転換、
最後まで温泉三昧な 那須の山行でございました、イヒヒ
東京に戻ってきたら きれいな夕焼けが迎えてくれました…
長々と最後まで おつきあいいただきありがとうございます。
ついでに、こちらも よろしくお願いします…
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初日、着くなり汗を流しに飛び込んだ内湯は
夕食前までは男湯
( 本来は 混浴らしいっす )
キャーッ
先客が三名
伺うと、皆さん 今日、峰の茶屋、牛ヶ首を通過していらしたそうで
曰く
「 もう生きた心地がしなかった 」
「 気をぬくと まじで 体ごと吹き飛ばされされそうで
地面に這いつくばって通過した 」
「 何回か転びかけ、来た事を後悔しかけた 」
「 人の世話なんて、見る余裕もなかった 」などなど
こうして無事 三斗 小屋温泉までたどり着けた今だからこそ
笑いながらも振り返ることが出来てるわけで、
我が隊の選択は正解だったなぁ、と
改めて胸をなでおろした 隊長でありました、はい。
( でも、そんなすごい風なら、体験してみるのも面白かったろうなぁ〜 )
と、不謹慎にも思う自分がいたりして‥ ははっ
夕食の時間も 当然その話題で盛り上がりました。
諦めて早々に撤退した人も多かったみたいで、
その日 煙草屋さんに泊まったのは
紅葉シーズン真っ只中にもかかわらず わずか10人ほど
露天風呂に行くなら、外灯も何も無いし
足元も悪いから、暗くなる前に行っといた方がいいよ、と
先に露天風呂に行ってきた おサル君。
アザーっす‼︎
隣の大黒屋さんには この楽しみは無いんだよねぇ〜 イヒヒ
ほぼ収まりつつあるとはいえ、
時折 すごい音と共に 吹き抜ける風は、
晩秋の風というよりは 木枯しに近く、
ぶるっ と 体の芯から震えが きます。
こりゃ 風邪でもひいたら大変だ、と
露天風呂の脇に用意されている脱衣スペースから
素早く湯浴みして体を湯の中に滑り込ませます
Photo by osarukun ※夕食前までは 露天風呂は女性専用
WAOdhjmぉいうvfれざdgんj、lkんgfdswっさあzcftっっげえscvんm、っkjg‥
声にならない呻き声を発し
このまま天国に昇天しちまいそうです、イヒヒ
星空にも期待してたのだけど
薄くガスってるのか、全く見えません。
こんなに早くに まだ寝れないよ、と思っているうちに
昨晩 、睡眠時間を削って対策を練った疲れでしょうか 欠伸が漏れ、
いつしか夢の中へ‥
翌朝、窓の外、うっすら白んだ空の明かりで 目が覚めました。
おサル君、起きた?
露天風呂、行って来ようかなぁ⁉︎
それとも この時間なら、内湯でも、まだ誰もいないかも⁉︎
偵察に降りていくと 湯船に シートカバーはまだ掛けられたまま。
よし、チャンス、おサル君、行くど〜‼️
あちこち山の温泉 行ったけど
混浴は初めての経験っす‼︎
誰か後から入って来たらどうしようかと ドキドキだけど
まだ 薄暗いし、大丈夫っしょ
薄暗いし、眼鏡もしていないので
全てがボヤーっとしてて、不思議と恥ずかしさは感じません
湯も適温で、ヌクヌクと ほんわか いい気持ち
さて 人が来る前にそろそろ出るかねぇ…
げ、げげっ
一人、おじさん 登場。
おサル君、慌てて湯船に肩までつかり直します。
そのおじさん、無防備にドアを開け 湯船のところまで来たところで
ギョッと立ち尽します。
ぷぷぷっ!!
大丈夫ですよ、僕ら、もう出ますし‥
すいませんでした、おじさん、驚かせてしまって
驚かせておいて何ですが、
おサル君が湯船から先に上がろうとすると
さりげなく後ろを向くスマートな対応に
大人を感じましたです、ハイ
自分が逆の立場だったら⁈
①動揺して 桶に蹴つまずいて、湯船に撃沈
②いひひひひ、と ニヤつきながらガン見した上、
おサル君と目が合い気まずい空気!?
③ぎこちなく 努めて平静を装いながらも
「とにかく明るい安村」みたいなポーズ
手ぬぐいを頭に 挙動不審なおじさん!?
う〜ん、どれもあり得るなぁ〜
ポカポカ、朝から「小原庄助さん」で、いい気分っす。
そうこうしているうちに
ど〜ん、ど〜ん、ど〜ん、と
朝食の用意ができた事を告げる太鼓が響きます、ぷぷ
昨晩の夕食に、鍋でだされた熊ドン ← 嘘
出発前に、
昨日 もう暗くて、自分では撮影できなかった露天風呂を撮りに行きます。
おっさん達に断って、と パチリ
お隣の大黒屋さんの内湯のあたり。ここもなかなか味わい深い宿です
青空が広がり始めていて、
素晴らしい1日が始まる予感‥
天気次第では すぐ山を下りることも考えていましたが
これなら大丈夫、
那須山塊の最高峰、三本槍岳を回って
朝日岳、那須茶臼岳と縦走して麓へ下りることにしよっと‥
三斗小屋から 三本槍岳方面へ回る人はいなさそうなので
静かな山歩きが楽しめそうです。
いくつか尾根と沢を横切り、 「大峠」へ。
抜けるような青空が広がってます。
山頂まで、
恐らく誰にも会うことも無いだろうと思っていましたが
大峠では お爺さんが一人 コーヒーブレイク中。
少し会話して、我隊が先に出発すると、
少し遅れてお爺さんも こっちへ歩き出したのが見えました。
尾根は いい感じに紅葉し始めていて、
振り返って その眺めを楽しみながら進みます。
お爺さん、結構 健脚で、
途中であっという間に追い抜かれちゃいました、ははっ
大峠を境に、向こうに見える山は「流石山」
尾根をたどって下って行けば、びっくり、もう そこは会津。
ちょうどこの稜線が、福島との県境なんだね
ここから見上げると、三本槍岳のピーク、凄い遠くに感じるけど
コースタイムは1時間45分、思ったより近い。
今 進んでいる尾根の稜線は 西斜面に当たり、
いい感じに色づき始めてます。
右側になだらかに下るいくつもの尾根。
三斗小屋温泉があるのは、3つ、4つ向こうの尾根の中程かしらん?
雪深い東北の山は、
2000m前後の標高でも 北アルプスの稜線に近い山容と眺望を見せてくれます。
北アルプスの稜線を覆っている「ハイマツ」は、
ここでは「クマザサ」が その代役をつとめているようです…
「三本槍岳」の偽ピーク。
てっきり ここを登りきればと思ってたので 心が折れかかったけど、
案外 ここからはすぐで あっという間に到着。
那須山塊の最高峰、三本槍岳、とうちゃこ~
前にもここまで登っているはずなんだけど、何故かほとんど記憶がないなぁ…
次に向かう朝日岳。
一旦 清水平へ下って、また軽く登り返します。
ん?!
づいあ?!
おサル君、謎の行動。会津方面を逆様に見たって事でしょうか?!
行く先に茶臼岳も見えて来て、
荒涼とした西斜面と、好対照な東斜面。
前回の時は、
北温泉への分岐から「中の大倉尾根」を下ってしまったので
ここからのルートを歩くのは、初めて。
なかなか、変化があって面白いっす!!
朝日岳のピークとの分岐です。
朝日岳の東側に切れ落ちてるシルエットは、
谷川岳の「トマの耳」だか「オキの耳」に何となく似ていない?!
朝日岳の、切れ落ちた側からの眺め。
まったく別の山にしか見えないね。
問題の「峰の茶屋」にとうちゃこ~
煙草屋さんで聞いた話が嘘みたいに 今日は風が穏やかっす!!
ザックをここにデポして、さくっと頂上行って来ましょう!!
考えたら、木曽御嶽山の噴火って、
紅葉時期真っ盛りの土曜日、
ちょうど昼頃、何の前触れもなく起きたんだったよね
今 自分たちのいる状況と、場所こそ違え ほぼ同じシチュエーション…
どんな時も 山を侮ってはいけないのはわかっていても、
運 不運に左右されてしまうのも、やはり山。
運を味方につけられるよう、もう少し日頃から
自分達の行動を考えるようにせな あかんね…
てなことを ずっと考えながら下りてきたかというと、さにあらず…
頭の中は途中から、下山後の温泉とビールだけなのでした。
反省。
この後は、湯元で ちょっと奮発して宿を取り
イヒヒ、温泉三昧でございます…
翌日は朝から雨。
ただ帰るのも芸がないし、かといって雨の中 観光って感じでもなく
そうそう、今まで気になりつつ 素通りしていた 『鹿ノ湯』
あそこ寄ってこ。
こっちは女湯側の写真。もちろんカメラ禁止なので、飾ってあった写真撮っときました。
未体験の48度、熱湯甲子園、もちろん挑戦しときました
押すなよ~、いいか、絶対、押すなよ~
山をどっぷり楽しもうと確保した三連休でしたが
台風の余波でちょっと方針転換、
最後まで温泉三昧な 那須の山行でございました、イヒヒ
東京に戻ってきたら きれいな夕焼けが迎えてくれました…
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