山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

涼を求めて奥多摩、 川苔山へ 【ソロ編】

2017年07月23日 14時10分02秒 | 奥多摩
行こうと思っていたちょうど前の週に
某NHKテレビの山番組で 取り上げられていたのが、
川苔山(川乗山)。

その影響なのか どうなのか、
案の定、
その日 ホリデー快速1号の終着駅 奥多摩駅は、
たくさんの老若男女、有象無象、欅坂46、反政府デモなどの人達(嘘)やハイカー
溢れかえっていました。



川苔山への入り口、川苔橋へのバスは、
駅を出てすぐ右手のバス停から出ています。

改札を出ても、人でごったがえしてます。
ペチャクチャ、ガヤガヤ、ワイワイ
「お~、△△さん、ここだ、ここだ」
「やぁ〇〇さん、久しぶり、元気?!」
「□□□ちゃん、この電車に乗れたのかな? 〇〇さん達、見た?」



スーパー 無駄に元気なおじ様 おば様
喧しい群れの中をすり抜け 巻き込まれない様に
上手く 増発前のバスには乗れたけど
今日は ソロ(単独)で物静かに 新緑山歩きを 愉しもうと来たわけだから
隊長的には ちょっと 先が思いやられます。

( だったら わざわざ こんな人気の山域 選ばなきゃいいのに… )



満員のバスで15分ほど、
終点、川乗橋🌉で 降ります。



ここで本来なら、きちんと足首の柔軟体操から始まって
ルートの再確認、ザックの中の点検、
血圧と体重の測定、
株価のチェック、本日のテレビ欄チェック、
人生相談欄チェック
と 入念に準備をするのですが(嘘)
今日は どんどんと到着するバスからはき出される人波に巻き込まれない様に、
そそくさと林道に脚を踏み出します。



同じ気持ちなんでしょう
何人かの人やグループの人達と 速足で進みます。









細倉橋まで やって来ました。
ここには バイオトイレあるんだよね~
やっと 人もばらけてきたから
ここでトイレ済まして、ちゃんと支度して行こっと。



ん?!
え?! だめ?!
トイレ使えないのっ?!


ちゃんと駅で済ましてくるんだった…
ちょっと公開 もとい 後悔


ここから 本格的な山道。
「百尋ノ滝」まで沢沿いの道をたどり、
そこからは急登を登り詰めます。
よし、行こか~





沢沿いの谷間なので、空気はひんやりとしていて気持ちいいっす



でも 景色に気を取られ よそ見していると
滑りやすい上に 細く削って作られた登山道なので
深く切れている場所もあったりして、
危ない、危ない











ん!?
少しづつ、水音が…  滝が近い?!



見えたーっ!!




『百尋の滝』   とうちゃこ~
ソロなので、頼んで撮ってもらいました、ヘヘッ



下界の暑さを考えると、ここ、天国っすね~





あんな小っちゃな娘まで、頑張って来たんだね~






このルートのハイライト、 『百尋の滝』

十分に堪能して、帰ります。
帰りません、帰りません、

ここからが、いよいよ川苔山への本格的な登り
暑さを覚悟して、ぼちぼち行きまっしょい








某NHKテレビの山番組で進んだのと同じルート、分岐から「足毛岩の肩」経由で…
前に登った時はこっち側は使わなかったから お初です。



ひたすら 尾根を登り詰める感じ





汗をふきつつ、無言になって ( って言うか、一人でしゃべってたら不気味だよね~)
登りきったら とうちゃこ~ かなと思っていたら
二段グリーンみたいに、
一旦 平らに歩いた先を、もう一度 登ります。
前に見えてる あのピークが山頂みたいっす。




今度こそ、とうちゃこ~


賑わう山頂っす。
曇ってきているけど
西側に開けた先に、ちょうど雲取山が見えています。





右奥に、なだらかに見える稜線が
小雲取から 雲取山と連なる稜線です。





キオスクで買ってきた 🍙おにぎり を ささっと食べて
さぁ、撤収。

確か以前は、直接 鳩ノ巣駅へ下る長い尾根を行きましたが
帰りの温泉を考えて、今日はちょっとマイナーですが
本仁田山経由(大休場尾根)で奥多摩駅へ戻るルートを行くつもりです。

でも川苔山って、奥多摩の山の中でも「道迷い遭難」が多い山域
「ソロ」「マイナールート」という 今日の条件を考えると
慎重に行かないとね~








いくつかある分岐を、しっかりと確認して通過します。

本仁田山へのトラバース、登り返しは
マイナールートだけに 道も結構荒れてるところが多く
すれ違う人もほとんど無く、
隊長の『ソロ登山』気分は とりあえず 十分 満たされましたです、はい。



本仁田山でやっと 久しぶりの登山客に遭遇。
編み笠おじさん、なかなかいい味 醸し出していました…


ここから、激下りスタート。
僅か1.6キロの間で 630mも下ります。
写真?!
そんな訳でありません。
逆コースは 取りたくないルートだねぇ…


林道まで下りて来て、下界に生還です。
まだ、奥多摩駅まで 40分強 歩きます。




氷川国際マス釣場。
奥多摩の清流ならでこそ、だね。
あ~、あそこで水浴びしたい~






さて、奥多摩駅まで戻って来ました。
いつもチャレンジはするものの、
鬼混みで 入れた試しのない『もえぎの湯』
今日は 休日だけど、まだ時間も早いし 何とかなるかなぁ…

で、結果。
5分待ちで、何とか入れましたぁ~、イヒヒ

さっぱりしたところで、駅前食堂で ビールにラーメン!!
( これがちょっと、店の選択ミス。)
やっぱり食べ物に関しては、おサル隊員が居ないと、締まらないねぇ…
改めて 奴の鼻に 脱帽っす!!




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♫ 乾徳山、春蝉にぎやかな山 ♫

2017年07月11日 01時23分59秒 | 奥秩父
山に登るようになるまで、
“春蝉” なるものを 正直 知りませんでした。

あれは確か、初めて八ヶ岳の 編笠山、権現岳に登った帰り、
麓に下りてくるに従い 森全体、いや 山全体がその声に包まれていて
「こりゃ一体 何じゃー⁈」
と、思ったものでした。


その後、この季節、
奥秩父〜八ヶ岳 周辺の山に登るたびに 頻繁に耳にするようになり、
その正体は 登り合わせた方から教えてもらいました。
が、まだ 声はすれど、その姿を直に目にした事がなく、
依然、半分 謎のままの「春蝉」ちゃん。
多分、ヒグラシか 蝉 に近い個体なんだろうねぇ。



一年前、乾徳山へやって来た時も春蝉時雨に遭遇しましたが、
さて、今年はどうでしょう

梅雨入りしたものの まだそれ程のまとまった雨が無く
この日も予報では概ね晴れ、
なら、山、行くベェ、と
寝坊することもなく、 ( ← それが 当たり前 )
塩山駅発のバス🚌で
登山口の「徳和」地区へ



長閑な里です。
同じバスで降り立ったのは、他にグループらしき四人。


おっ⁉︎ バス停には、珍しい you 達が‥
youは 何しに ニッポンへ?!
乾徳山に行って来たのかなぁ









ところで この山、
標高差1,200m、( え〜っ、案外とあるじゃん )
登山地図でコースタイムを調べ、単純に足して行くと
今日のように、朝 2便のバスでやって来たのでは( 仮に1便に乗れたとしても )
実は 最終バスに全然間に合いません⁉︎
( え⁈ マジ⁈ )
( だって 前回来た時も、前々回の時も同じバスだったじゃん⁉︎ )

そうなんです、
東京から朝一番でやって来たとしても
バスでのアクセス派にとって、
ここ、なかなかに厳しいとこなんです。

結構、計画段階で
こんな理由で断念してしまう人も多いんじゃないかなぁ‥

え⁈
それで どうしたのかって⁈

わからないけど、
過去二回とも、何とか間に合ってるし
( しかも最終バスの一本前に乗れてるし‥)
今日も 時間巻き気味で行けば、
登りも、下りも、何とかなるっしょ⁉︎
きっと、多分‥
(✳︎ 注      普段は、こんな無謀な計画で山に行ってません。
ここは バスに乗れるか否か、だけが問題なので‥ ね。
誤解召されませぬよう。)





話を戻しましょう。
歩き出し、件の四人さんも、しっかりとした足取りです。
バスで やって来たって事は、
帰りも当然 バスなのでしょう、
って事は、のんびり歩いている余裕はないでしょうから
同じ境遇です。
ならば この際、良いペースメーカーに なってもらっちゃいましょう、イヒヒ










抜きつ 抜かれつしながら、
いつしか 濃い緑の葉陰の中に 四人組の姿は紛れ、
我が隊、気付くと春蝉の合唱の只中に いました。










『銀晶水』『錦晶水』
順調に高度を上げ、 『国師ヶ原』です。
ここの木々の間から 乾徳山の 山頂が覗けます。



若者の姿が増えました。
地図で見ると
『大平牧場』から来るルートが ここで合流するので
恐らくは みんな、そっちから来たんじゃないかなぁ








おサル君、終始 ペースの早い今回の登りに
ちょっとオーバーペース気味。
「もう少し登った所にある『月見岩』まで行ったら
そこで おにぎり🍙食べて待ってるから
隊長、一人で山頂まで行って来て〜」、と
珍しく弱気です。


まぁ、おにぎり🍙食べたら ころっと変わるだろうけどね〜 (笑)




『月見岩』到着。
少し 曇って来ちゃったので、眺望はイマイチ。
そう言えば おサル君、前回ここで食べた「ヤマメシ」は
『そうめん』だったじゃん‼️





おにぎり🍙も 悪くはないけど、
あの「そうめん」、美味しかったなぁ〜





さて、あと登り1時間ばかり、がんばろ〜
ここからの登りが、乾徳山のハイライトだからねぇ〜


エ?
おサル君⁈
もちろん、一緒です。(笑)








だんだん岩場が出てきて、
それが気付くと岩々になってて、
ストックが邪魔になってきます。
そうそう、前回も それで 途中の岩場の陰に
ストック、置いて行ったんじゃん‼︎
ならば今回も‥  



ありゃあ! おサル君、
なんか、今回は ザックまでデポして行く気です。
まぁ、後半(帰り)に 体力温存するには
それも ありだね〜



名物の大岩のところでは、
日曜だもんで、渋滞まで できとるで〜

後ろから見てたもんで わからんかったけんど
結構、お年を召した方だったんでないかね〜

道理で、ちょっとスローペースなわけじゃねー

まぁ、事故 起こしたらしょうもないけん、
慎重に行ってたもれ




そうかと思えば、こんな ド元気な方も いたりして‥

日本の中年パワー、恐るべし‥







山頂、とうちゃこ〜
なかなかの高度感、なかなかの達成感っす‼️






うふん、ラウンドガールじゃないわよん




ほっほー、I'm a champion!!


10分ほど、眺望を楽しみましたが、
❝例の❞ バス問題🚌の事もあるし、
じゃあ、戻りますかねぇ








デポしたザックと ストックを回収し、(ここで同じバスの グループ4名様とすれ違い)
帰りは 登り以上の 巻き巻き気味で
先を急ぎます。




早い早い、
前回も トレラン選手並みの下りで駆け下りたけど、
このコースは 案外と歩きやすいのかしらん⁈

今回は 下り始める前に 登りの行程を参考に、
あらかじめ 下りのコースタイムを検証。
うん、大丈夫、余裕で 間に合いそう

出来れば 最終バスより前のバスに乗りたいなぁ
温泉♨️に寄りたいしねぇ


大丈夫、それも何とかなりそうだよ


なら、
お気に入りの 『はやぶさ温泉』にしよう、
イヒヒ



徳和の里まで戻りました





長閑な里に、お花があちこち 綺麗やね〜









ん⁈ ありゃ、雨☔️⁉︎





バス停に着くかつかないかでのタイミングで 夕立です。
ラッキー🤞

予定通り、最終バスの🚌一本前に乗れたし、
良かった良かった。

で、我が隊 ご贔屓の『はやぶさ温泉』






こんな ベタな 飾り物も、ここには妙に似合ってます(笑)


温泉客目当ての、出張パン屋さん。
う~ん、どれも 美味しそうじゃん!!



最終バスを待って外に出ると、夕立も上がり、いい感じに涼やか
すっかり さっぱり、思わず笑顔の隊長でございます。


さ~て、山梨市駅に戻ったら、
あそこ、行こうね
すっかり 我隊の行きつけとなった『歩成』
「山麓酒場」にぜひ 推薦したいくらいでございます。



中でも、ここに置いてる地元甲州の白『番イ』
こいつが隊長、大好きなんでございます!! イヒヒ



例によって、たらふく食べて 飲んで、
すっかりいい気分の隊長 おサル君
ほろ酔いで
実はもう一つ 寄って行くところがあります



そう、この日は、万力公園の『ホタル祭り』の最終日
一年前も、その前の年も、寄って行ったの、覚えてる?


今年は 気温がまだ低く、乱舞 という事にはなりませんでしたので
代わりに隊長が舞ってしんぜよう
イヒヒ


お後がよろしいようで… テヘヘ




まだ、更新待ちの報告が 二件もあるんで
がんばらないと、ね




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