山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

再びの唐松岳、そして五竜…(後編)

2019年10月04日 14時01分42秒 | 北アルプス

(前編から続く)

ところで ここの山小屋は よっぽど大人数でない限りは、

基本 予約不要なんだよね〜〜  知ってた?! 知らんかった…

 

いつの間にか 青空は隠れてしまい、雲が広がり、天気は微妙な感じに…

 

(心の中の葛藤)でも明日の方が 間違いなく崩れるって言ってたし…

行けるとこまで行っといた方が 行程的にも心理的にも楽っちゃあ楽だしねぇ…

 

 

「お兄ちゃん」によると、唐松岳〜五竜間での危険箇所は、

唐松岳頂上山荘から歩き出して直ぐの岩場の下りらしい。

だったらまだ雨の降り出していない今の方が、

やっぱり良いんじゃない!?

 

朝 コンビニで買った残りの食料(デリシャスバナナ🍌)をそそくさとたいらげ、

ストックをたたみ、ヘルメット⛑をかぶって、準備をします。

 

 

山荘に群れていた、ほとんどの人は 山荘泊まりかピストンの人みたいで

五竜方面に向かう人はパラパラとだけ‥

へへっ、空いてる方がいいじゃん!レッツゴー‼️

 

「お兄ちゃん」を先頭に、

三点支持、三点支持、六根清浄三点支持六根清浄、と (←ナンノコッチャ⁈)

お題目を唱えながら進みます。

 

 

地図ではコースタイム 2時間とありましたが、

初めて歩くコースは 実感としては1.5倍くらいかかった気分。

おまけに中間地点のコルを過ぎた辺りからは濃いガスが湧き出し

気分はズンズン重くなっていきます。

 

隊長が「お兄ちゃん」に 遅れをとりだし、

とうとう本降りになり出した頃、何とか五竜山荘の屋根が見えました。

やれやれ、

下り坂の天気予報は、しっかりと的中🎯っす。

 

 

 

逃げ込むように山荘に入り、受付へ。

この山荘も 予約は不要派⁈  なのか、特段 問題無く部屋に案内されます。

確か玄関には、「本日は布団1枚にお二人となります」、なんて書いてあったけど、マジかなぁ

「お兄ちゃん」と一枚の布団で…  いや、それはあかん!!

今のところ、8人部屋に先客2名と、我々2名の4名、

この均衡は、果たして守られるのか

 

 

夕食5時30分に 朝食5時30分、現在は四時過ぎ

ちょっと早いけど飲み出して待つか、と

「お兄ちゃん」と宴会スタートっす❗️ 

 

外は ますます本降りの雨に、おまけの凄い風だけど、

関係なく盛り上がる我がチーム、

缶ビール✖️4缶、持参したワインの白✖️2本

調子に乗って飲み過ぎ、

夜ご飯のカレーライス🍛 美味しかったのは何となく覚えているけど

部屋までへべれけで戻り、ばたんきゅう

 

       

 

明け方、 ゴウゴウという風の音で目を覚まします。

どうやらあれから部屋に 新たに加わった人はいなかったみたいで、

ほっ

 

問題は、この雨に、風。

好転が見込めないなら、潔くストレートに下山だね〜

 

 

 

腹ごしらえをしっかり済ませ、久しぶりの上下 完全武装

山荘の玄関を出ると 五竜岳山頂方面は濃い霧の中で、

考慮の余地など 全く無く、即 下山ルートへ

 

 

分岐を過ぎ、遠見尾根

下山ルートとは言え、こっちは初めてのルートなんで、慎重に進みます。

 

 

風は暫くすると弱まったけど 相変わらずのガス

思った以上のアップダウンや、気の抜けない痩せた尾根の通過も有り

案外とタフなルートを 集中して進みます。

 

難所として知られる『八峰キレット』の下の方だけ きれっと見えています。

 

 時折見る可憐な花に 一時 心癒されるなぁ

 

お、少しだけ、霧が晴れてきてる

 

 

雪渓が まだあちこちに残ってるねぇ

 

 

だいぶ進んだ頃、霧の合間から、谷を挟んだ向かいを並行して下る八方尾根が見えるように‥

 

雨が ほぼほぼ止み、ルートも穏やかになって来ると

山頂、ちょっと無理すれば行けたかなぁ、なんて考えだしちゃいますが

あの時の判断は間違いじゃなかったはず

また来ればいいんだから、、ね❗️ 

 

 

 

え~、「お兄ちゃん」の舌がになってしまったわけではありません、行動食の草餅 かじってるんです

 

 

なんと、今シーズン 初の紅葉かも知れません!!  ここだけ、ナナカマドが早くも色づいてました

 

 

あちこちで見かけた、金平糖みたいな花。

 

 アルプス平 到着。「お兄ちゃん」がぼやいていた通り、八方尾根より、やっぱり長かったねぇ

 

 

ゴンドラで楽して一気に下ります。

上では霧の中だったけど 到着した下の駅では天気も 回復中。

 

 

 

 あら、こんな素晴らしい装置があるんだねぇ~  ぜひ、あちこちの山で導入してください(笑)



 

陽射しや気温はまだまだ夏でも、着実に秋はやって来ているんだねぇ

 

 

下りてきた~!!

この日は、ゴンドラを降りた所にある 日帰り温泉でサッパリ。

 

バスを待ちながら、一杯また一杯、

これだから夏の山行はやめられない、

イヒヒ

 

 五竜岳のピークは逃したけど、「お兄ちゃん」お世話になりました~

長野駅まで戻って、また飲みなおそうね~ イヒヒ

 

 

 

今回も長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

まだまだ 投稿、追っつかないなぁ、  はは…


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