山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

奥多摩錦秋 御岳~大岳~鋸山縦走 下山編

2014年11月28日 02時54分47秒 | 奥多摩
さて、お腹も満ちたところで、
今日はと言うと
通称『鋸尾根』 と呼ばれる尾根筋を
奥多摩(駅)に向けての縦走下山…

そう…
思い起こせばこのルート、何年ぶりかの 2度目…
同じように秋の日差しを受けて歩いた日を思い出します…
……



賑やかな山頂を後にして、鋸尾根方面に進むと
たちまちにして 人が減ります。
御岳、大岳とつないで この先へ進むと
低山とはいえ 6時間ほどの行程となる このコース、
一応は健脚向き なんでしょうが…

実はこんな気持ちのよい尾根を進むところが多いんですよ…



行く手の左側には 富士山をはじめ丹沢山塊に連なる眺望が開け
秋の暖かさの残る日差しは 葉の落ちた広葉樹越しに差し込んで
足元に敷き詰められた枯葉を踏みしめて歩く自分の足音だけが続く…
なんて気持ちがいいんだぁ~

いくらでも、いつまでも歩き続けられる気がします…

残念ながら、そんな気持ちの良い山道にも終わりが訪れます
やがて現れた 細かくアップダウンの続く道…

♬ もしかしてだけど ♫ もしかしてだけど
『鋸( のこぎり )尾根』の 鋸って、
♬アップダウンの連続する様を 言い表しているじゃないの~? ♫


そんなアップダウンが ボディーブローのように
だんだんと効いてきます…
ん!?
遠くで 微かに街の気配?!︎
車の音や、子供の遊ぶ声らしきものが
木々の間から 時折 漏れ聞こえるような気がしますが、
気のせい?!
俺の耳のせい?!

崖にせり出した大岩の上に出ました。


眼下に、奥多摩の山深い山容と
狭い川沿に広がる奥多摩の街が見えます。
やはり間違いじゃなかった‼


地図ではまだまだゴールは先のようですが、
気分的には だいぶ ゴールへ詰めた気分です。

って、足元ちゃんと見てないと、危ないよ‼




さっ、このまま、勢いで行ってしまおう‼


どんどこ


ドンドコ


どんどこ


ドンドコ


どんどこ


ドンドコ


どんどこっ


どんっ‼
( 間違えた、これは蛇がのたくっているみたいな木の根っこ )


どんっ‼ どん どんっ‼( こっちこっち‼ )

ゴール目前、愛宕山( 愛宕神社 ) 」まで戻って来ました。
実はここで 最後の難関、が
待ち構えているでやんした…

じゃ~ん、って、
なんじゃっ、これはっ‼


って、写真じゃちっとも この石段の急勾配さ加減が
わからないねっ‼


一段一段の石の奥行きが、恐らく15センチもあるか無いか…‼
しかも枯れ葉が落ち重なり、
ヤバい ヤバい…

こうして見ると、ほぼ壁でしょ‼
名付けて、『日本一危険な石段』
もし逆ルートで来たなら、
これを見た瞬間、踵を返して帰るね、間違いない
恐るべし、愛宕神社、恐るべし 奥多摩‼


気を取り直して、ゴールした後は、
さて 今日のワンコ
もとい、今日の温泉!
奥多摩と言えば…… そう『もえぎの湯』


紅葉の両岸に迫った、多摩川を吊り橋で渡ると
直ぐなのですが…










はい、今回も 超大混雑につき、
入場規制中です…
やはり、見込みが甘かった…
トボトボと、奥多摩駅へ向かいます。


しょうがない… 河辺駅まで戻り、駅前の『梅の湯』につかるべ…


奥多摩駅のホームからは、
さっきの愛宕神社のあった愛宕山が クリアーに見えてました。
あの急勾配の階段も、あのとんがりじゃあ、さもありなん、でしょ


秋の短い陽射しは、こうして翳っていきました…


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奥多摩錦秋 御岳~大岳~鋸山縦走編

2014年11月23日 14時32分48秒 | 奥多摩
いつの間にか里へ下りて来ていた秋が、
駆け足で過ぎ去ろうとしています…

奥多摩辺りなら まだまだ余裕だろうと
たかをくくっていたんだけど
朝のテレビでやっていた紅葉見頃情報を見て愕然としました。
お馴染みの御岳山に、大岳山へ、
慌てて出かけてきたというのは そんな次第…


ありゃりゃ‼︎
見てください!いつの間にか車輌が新しくなっています‼︎
そうか、去年来た時は、ケーブルカーは全然使わなかったもんね…

高尾山にはとても及ばないものの、
相変わらず人気のある山なんだね、ほんと…
御嶽駅で降りた登山客のほとんどが、
バスに乗り、ここ、ケーブル駅に到着です。


展望スペースから、スカイツリーはもちろん
筑波山まで見通せるってことは、
やっぱり 季節は着実に冬に向かっています…

身支度を整え、さあ、出発っす。

ケーブルカーを使って「楽」をしたのには 訳があります。
とりあえずは 大岳山までサクサクと行って、
山頂でご飯。
御岳の「ロックガーデン」を、
行きに織り交ぜるか 帰りに織り込むかで
時間的にはちょうどいいのだけど
今日はピストンせずに そのまま進み
奥多摩駅まで( 鋸山経由で ) 行ってしまおう、
という腹づもりなんです。

秋の陽は短いから、高度は無くても長いコース、
はしょれるところは 端折ってしまおう、という訳。




御岳の山上集落の紅葉は、今年もいい感じに色づいています。




しっかし、さすが紅葉シーズンの良く晴れた土曜日、
凄い人出です。
自分のペースで歩く事もままならず、
これじゃあ 何の為に来たんだか…





神社への道を分けた辺りから やっと人も減り、
秋の山らしくなってきました (ホッ)





思い出すのは 初めてこの道を おサル君と進んだときの事。
すれ違った初老のご夫婦に「どこまで ?」と尋ねられ
大岳山ですと答えたら、(大丈夫かしら⁉︎)くれぐれも慎重にね、と、
本気で心配されたっけ…

今となれば 危険を感じる場所など いったいどこにあるの?、と
そんな場所を探すのが難しい程のこのルート、
僕等の一体何が それ程頼りなく見えたんだか…

まあ、確かに超初心者ではあった訳で、
ご夫婦の見立て自体は 間違ってはいなかったけどね…







ところで
途中から僕等の前を 立ち塞ぐかのように現れた単独のおじさん
恐らくは65 Over のおじさんなんですが
一切 後ろを振り返らず、しかも頑として道を譲らない…
け、ケーワイ(KY)っすか!?

厳しい道ではないけど 幅が広い訳ではないので
僕等も無理に追い越す事も出来ず 我慢して
あまりプレッシャーを掛けないように 少し後ろに付いて歩いたんだけど
ちょっと常人離れした精神力、
というか忍耐力でした…

隊長なんか、後ろにちょっとでも人の気配を感じた瞬間、
即座に ささっと端に寄り、さぁどうぞどうぞと道を譲ってしまうけどなぁ…
え?!   それはそれで軟弱すぎる?!

でも、人に煽られるのも嫌だし
ましてや煽るのももっと嫌だし
せっかく 楽しみにやってきた山だもの、
自分のペースを守りたいよね

おじさんも同じ気持ちなのかも知れないけど
だったら、もう少し 自分の前後に気をつけていないとねぇ…
と思う warazaemon なのでした…

まぁ、そんなこともありぃーので 山頂到着。
げげっ、渋谷のスクランブル交差点並みの混雑!!
嘘です。
でも、予想していた以上の人です。



お父さん犬もびっくり


雲が出始めてはいましたが








いい登山日和です。

さて、お腹が減りましたねぇ、おサル君!!





「日清ら王」袋麺がおいしいと聞きつけてのリクエストは、
うん、まずまず!!

一応、おサル君が、
野菜やら何やらトッピングを用意してきてくれたおかげで
(ここ、大事ですっ!!)
それなりに見も心もぽかぽかとあったまりましたよ
ヘヘッ



次は、奥多摩駅へ向け 下山編です。
お楽しみに~



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廻り目平から 金峰山、再び ( 紅葉満喫登頂 )編 2

2014年11月07日 18時21分25秒 | 奥秩父
さて、テント泊で迎えた朝、
気分は、と言うと…
けっこう なもんでげすねぇ…⁉︎

とは言え、さすがに そこは2人用テント、
閉め切ってしまうと、閉塞感は否めないけど
周りに気を遣う必要はほとんどないし、
何しろ時間に対して 自由だぁ~‼️



寝心地!? 自分的には大枚はたいた「シェラフ」「マット」
悪いなんて口が裂けても言えまっしぇん
まぁ、寝ちまえば
そんなの関係ねぇ~っ!!
古っ


いつもより、途中で目を覚ますこともなく
マジで 熟睡できた warazaemon 隊長でしたが、
おサル隊員は ちょっと寒くて
熟睡できなかったみたい…
やっぱりあの時、ちょっとの金額をケチったばかりに…
( 実は、おサル君の寝袋は 隊長のより少し薄くて、夏用なんだよね )

それもそのはず、
ゲゲッ、油断して外に出しっぱなしだったザックが
起きだしてみたら見事に夜露ごと 凍りついていました…

しょうがないので、
管理棟に持って行って レンジでチンしてきました…
嘘です


おサル君より早く テントから抜け出し、空を見上げます…

Wao ‼️
廻りを山に囲まれた ここ「廻り目平
ご来光は望めませんが、朝焼けの茜色が
雲を綺麗に染めています…



寝ぼけまなこで 「トイレ行ってくる…」と
フラフラ歩いて行った おサル君は、
当然 この美しい空を見逃しました、 あはは


僅か 5分足らずのショーが終わり
代わりに 顔をのぞかせた朝日が
向かいの山の頂を照らします





手早くお湯を沸かし、
スープに シチュー、アンパンで 朝食を取り
さぁ、行きますかっ‼︎


朝の凛とした空気が気持ちイイっす‼︎


紅葉も まさに真っ盛り。
唐松の( 落葉松? ) 紅葉が こんなに綺麗なもんだとは
山に入るようになるまでは 知らなかった…



沢の水も、あくまでも清く澄みわたり
朝陽の中で キラキラ キラキラと
僕たちの歩く脇で 輝いてます…





 テッ‼︎
  小石が入っちまっただ‼︎


























朝陽の射し込む 美しい紅葉の森を進むこと 小一時間
今やここのランドマークと成っている 廃車が現れれば
いよいよここから 本格的な山登りになります。

🌟ところでこの車、何かの本で読んだところでは
元々 金峰山小屋の主人の車だったのだとか…
小屋への荷を 車でここまで運んだ夜、豪雨に見舞われ
川端への帰路が寸断されてしまい、
それ以来 こうしてここに鎮座ましましているのだとか…
確かに ここ迄の道のりでも 大雨に荒らされた痕跡は
新しいものを含め、今でも あちこちに…

自然の力って、凄いね




余分な荷物をテントに残し、
アタックザック一つで身軽に来たのは良いんだけど
熊鈴まで置いて来ちゃいました…
そこで、代わりに 隊長がドラエモンポケットから取り出したのが… 
小型携帯AMラジオ

NHK 第二だけは受信できたので、ロシア語講座やら、
英語講座をかけながら登ります。

可笑しかったのが英会話講座のその日の内容。
美人受付嬢をデートに誘い出すには』、だって⁉️
肝心の所で電波の状況が悪くなってしまい
残念、一番聞きたかったコツを聞き逃したぁ…⁉︎

ラジオ体操が流れてきた時には難儀しました…
歩きながら、どうしてもリズムが体操のピアノ伴奏に重なってしまって
歩きにくいったらありゃしない
ハイ、腕を大きく振って前から~♪ って…




去年来た時、ここら辺、きのこの山は食べ盛り、でしたが⁉︎
今日は 苔が綺麗‼︎
こんな事、山に入ったことがない人に言っても
ちっとも理解されないだろうね~



ふーっ…
2時間半のコースタイムを、30分ほど短縮して
金峰山小屋に到着!!   へへっ
人気者『ゆず彦』君は、今朝はまだ 小屋の中で寝ているようです…

結局、廻り目平方面から登るルートで、
途中 誰とも行き違うことはありませんでした。


あらら、あれだけ晴れていたのに、ガスってきちゃいました…


頂上には着きましたが、下界は真っ白に…

ほんの数十メートル先の「五丈岩」も、
霧に包まれたかと思いきや、直ぐ現れたりと、
めまぐるしく 忙しい天気です…






僕らが登ったルートでは 誰一人 人に会わなかったのに、
結構 山頂には人が…
富士見平からのルートの人か、
大弛峠からの人か…
年配の人が多いところをみると、その人達は 大弛峠からかなぁ…
車でほぼ同じくらいの高さまでやって来れる、そこからなら
それほど苦労せず ここまで来れるらしいから…

我が隊も、歳とったら、そっちからだねぇ…、
バァさんや…



改めて見上げてみるけど、大っきい岩だね~

しかし東側から吹き付ける風が、まぁ冷たくて冷たくて…
結局、10分も居ないうちに 退散、退散…

小屋に戻る途中、廻り目平のテントの隣人 二人組み とすれ違いました…
キャンプだけでなくて、登って来たんだねぇ…
感心、感心。

でも その内の一人のお兄さんは、見るからに バテバテ…
山に登る体力だけは、自分で鍛えるしかないからねぇ、
頑張れ、ガンバレ~






小屋のところで振り返ると、
「千代の吹き上げ」が一瞬、霧の中から顔を出していました…


眺望が楽しめなかったもんで、
後の楽しみといえば、お風呂にビール、ビールにお風呂!!

早い、早い、
結局 下り3時間のコースタイムのところを、
1時間も短縮して戻ってきました、 へへっ


昨日よりも確実に一段と、色付きが濃くなった紅葉です…





あっという間に テントも撤収、
お風呂に入ってさっぱりして、帰路に…









小淵沢駅前のお蕎麦屋さんで、遅いお昼とビール、
おつまみにビール、ビール、ビール、ビール!!



あずさ“寝台特急”で、爆睡しつつ 帰る二人でありましたとさ…






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廻り目平から 金峰山、再び ( 紅葉満喫 )編 1

2014年11月03日 16時54分44秒 | 奥秩父
「山」を始める前は、秋の訪れは、
北からやって来るとばかり思っていました。
でも、「山」を始めて以来、
秋は標高の高い山から降りて来ることも知りました。

今年は思いの外、その訪れが早いような気がします…

表銀座縦走から戻り、2週間。
北アルプスの穂高や白馬あたりでは、既に何度か雪が降ったとか…
標高2000メートル級の山に、初雪が降るのも
もう そう先でもないだろうね…

なので そこそこの高さの山で 紅葉を楽しめるのも
そろそろラストチャンスかなぁ?!

今シーズンは テント泊登山のチャンスを なんとなく逃したまま
この時期まできてしまったので、
どうせなら「テン泊」「紅葉」を楽しんでやろうと、
天気予報とスケジュールとを見比べて
やって来たのが 小海線「信濃川上駅」

ピンときた方は かなりの“山通” もとい “warazaemon通”!?

そう、昨年の初秋に初めて訪れて魅了されたキャンプ場
『廻り目平キャンプ場』
そこをベースに、奥秩父の盟主『金峰山』ピストン、
というのが今回のプラン。

時期的には昨年より2週間ほど後にずれ込んでいるので
紅葉は まさに真っ盛りなんじゃないかなと
秘かに期待していたのですが…

信濃川上からバスに揺られること40分あまり、
終点の「川端下」の里山は、
案の定 きれいに色づき始めていました。



暑くもなく、寒くもなく、頬を撫ぜる風も気持ちの良い
最高のトレッキング日和。
ウキキッ!!








川端の集落を抜け、
“キャベツ ロード”に出ようかというところで、
見えてきました、『奇岩城』
その特徴的なシルエットは いつ見てもワクワクします


昨年同じルートで歩いた時
のどかに道の両側に広がるキャベツ畑と
この特徴的な山のシルエットが
ミスマッチで面白く感じたものです…



こらーっ!!
ピーターラビットに 叱られるぞっ!!




マヨネーズ、持ってくるの忘れたっ!!



不思議と一度歩いた道は、同じ距離でありながら
最初の時の印象より かなり短く感じるものです…

そろそろ、ゴールの廻り目平です







雑木林が 道の両方に迫ってきました…
きれいな色付きです…










すれ違いに歩み去る、“カメ虫”みたいな若者二人。
そう、ここは“ボルダリング”を趣味とする人たちの『聖地』







『廻り目平』到着!!
さてさて、まずは我が家を建てる場所を探しましょう…


水場の近さ、トイレの近さ、受付棟の近さ、
それにビールを冷やす川も近いし
やっぱり ここかなぁ…
昨年来た時に ここを選んだのは偶然だったけど
広いキャンプ地の中で
けっこう条件を満たした場所だったかも…
ムフフッ


♪ さてっ、さてっ、さては南京玉すだれ… ♪



『ダブルウォール自立式』
って やつでさぁ、旦那っ…


完成でやんす


ここからが、ちょっと去年と違うところでやんす…
そう、せっかくここでは、直火の焚火が許されているのですから…

石を組み、焚き木を 森から拾ってきて
“カマド”を作ります。
( あ、石組みは誰かが残して行ったものをうまく再利用させていただきました、ヘヘッ )

料理用というわけではありません。
恐らく朝晩冷えるだろうから、暖を取るためと
なにより雰囲気がいいじゃないっすか!?
キャンプしてるって感じっすよね!!

我が家が完成したところで、一休み。
お婆さんは 川へ洗濯に
おサルさんは、受付棟へお風呂に入りに、
おじいさんは 隊長は 早速 川で冷やしておいたビールをあおり
「我が家」の前で昼寝です。
まったりと くつろいで、なんかチョー気持ちイイっす…

今日も、目の前の断崖の大岩に、
何人ものクライマー達が取り付いているのが 見て取れます…








太陽が裏の岩山の陰に隠れた途端、
気温が下がるのがわかります。
では そろそろ火を点けますか…
おサル隊員が なにやら偉そうに 火のつけ方に
講釈をたれています…
ぷぷっ
ここは 大人しく、従っておきますか…



おおっ、でかしたっおサル君‼︎
立派な 火が起きました‼︎

お隣に、男性二人組みがやって来ました。
車で来ているので、キャンプ用具の減量化に悩む必要がありません。
風と夜露除けの 大きなターフを張って
折りたたみチェアに焚き火用の燃料やグリルまで持ち込み
羨ましいかぎり…


さて、まだ明るいうちに、夕食の準備を始めないと
悲惨なことになるのが目に見えてます。
ちょっと 急ぐか…


ジャ~ン!!
おサル隊員、女子力UP大作戦っ!!
すごいっ!! 豚バラキャベツの鍋っす!!


お手製ハムサラダに
チーズのホイップクリームのクラッカー乗せっ!!
隠し味はお味噌だとか…
美味いっ!!

全部の食材の写真を撮り忘れてしまいましたが、
キャンプとは思えぬ 内容の豪華さとお味に、
重い思いして運び込んだ白ワインにビールで、
大、大、大満足っ!!



そろそろ、日も暮れようとしています…




暗闇が徐々に 僕たちを包み始めていく中で
焚火に焚き木をくべる手を 時に休ませながら
ちろちろと 小さく揺れる赤い炎を じっと見続けます…


ゆっくりと ゆったりと 時間が流れていきます…


はじめは まばらだった夜空の星が
気付いて空を振り仰いで見ると、満天の星空に変わっていました…


時折 夜間飛行の飛行機が、微かに光を点滅させながら東から西へ横切ります…
一瞬、流れ星かと見紛うあの光跡は、きっと人工衛星でしょう…
夜の「シ~ン」とした音が
確かに聞こえる気がします…

あ、今、暗い山の中に響いた甲高い音は、
鹿の鳴き声かしらん…

夜が深く 深く なっていきます…





次も、金峰山、再び(登頂)編2 です。
お楽しみに~



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