山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

山小屋 その2

2012年05月30日 16時09分30秒 | 日記
先々週、退院直後にリハビリ歩行訓練した時は、最寄駅まで通常15分の道をなんと往復2時間以上もかかり、
しかも途中 何度となく ビリビリと痺れに襲われ、家までたどり着くのがやっとでした。
お医者さんの言うとおり、我慢してほとんど出歩かず安静に努めること10日余り、今日久々に外を歩いてみました。
5月らしい爽やかな空気の中を、多少覚束無い足取りではありましたが、なんとか1時間ほどで歩いて来れました。
少し痺れを感じるときはあるものの、確実に回復に向かっているんだなぁ…と、嬉しかった。
健康なときには考えたこともなかったけど、「歩く」ということはすごい運動機能なんだね。

山に向かい始めた頃、よく感じたのは、一歩一歩の歩幅はたいしたことないけれど、
それを飽くことなく続けることで、あんなはるか先に高くそびえていたはずの頂に、
いつの間にかたどり着けることの不思議な感動でした。

初めて雲取山に登った時は、それでもきつかったなぁ。(写真は、その後何回目かに訪れたときの雲取山荘)
もう数日で4月という時期にもかかわらずの大雪の中を、軽アイゼンで鴨沢からの道を黙々と歩を進め、
体調があまり良くなくて、苦しくてねぇ、このピークを登りきれば山頂だ、と思うことごとくがはずれ、
waraちゃん何度も心が折れそうになったぜぇ。
それでも山頂にたどり着けた時、不思議な気分だったなぁ。
その夜 泊まった雲取山荘で、部屋の炬燵の温かったこと温かったこと!!

(永遠に続くかと思われた、急な雪の上り。)



山小屋での楽しみはいろいろあるけど、丹沢は鍋割山荘のお楽しみは、これ!!



丹沢で山を登る人にはあまりにも有名な、鍋割山荘名物『鍋焼きうどん』!!
え?「鍋焼き山」、もとい「鍋焼き山荘」?って間違えてしまいそうだけど、季節でいえば秋、汗かいて登ってきたなんて日には最高さ♪!!


八ヶ岳は硫黄岳の麓に位置する本沢鉱泉、ここのお楽しみは、これっ!!



ここには何と、『日本最高所露天風呂』があるんです。
そもそも山小屋にお風呂や温泉があるのは珍しいんだけど、八ヶ岳周辺の山小屋には結構あるんだよね。
ここは山小屋の中にちゃんと温泉があるんだけど、更に山小屋から歩くこと5分くらいの川床というか谷床に露天風呂まであるんです。
ただし、ご覧の通り、脱衣所もなければ湯船も無く、川床に湧き出た温泉を2畳ほどのスペースで掘り込んで お湯をためてあるだけ。
当然ながら、入るときはその場で潔くすぱっと素っ裸にならなくちゃいけません。
しかも10メートルほど上を、登山道が横切っているので、誰かそこを歩いてでもいた日には もろ丸見えです。
もっとも、そんなこと気にしていちゃ、この圧倒的な爽快感は味わえません。
お湯が白濁しているのが、天の神様の唯一のご配慮かもしれませんね♪。へへっ


温泉つながりで、最後にご紹介するのは、信州は『高峰温泉』。
佐久平から浅間山に向かう高原の上に位置しているこの温泉は、山小屋ではなく、完全に温泉旅館という趣です。
それも、冬は黒斑山や浅間山前掛山へのスノーハイキングの拠点として、春と秋は高原植物の花や紅葉、夏は星空観察にと
ロケーションに恵まれたすばらしいところです。





ここのお風呂は絶品!! ご覧のような趣のある「ランプのお風呂」を売り物にしていて、
晴れていれば夜には眼下に佐久平や小諸の街の灯が望めます。ワイルドだろぅ~
あ~、waraちゃん どこか湯治にでも行きたい気分だぜぇっ、じゃんじゃん。


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山小屋 その1

2012年05月26日 22時40分56秒 | 日記
今日、夕食の時 たまたまテレビを見ていたら、山番組をやっていました。思わず見入ってしまった。
う~、や、やま 行きたい!!
早くリハビリして、治さないと…

今まであちこち、日帰りに、山小屋泊まり、テント泊まり と いろいろして来たけど、
山に泊まってこそ味わえる時間が何より愛おしく感じられます。
山で迎える夕方の残照のひと時も、街では絶対に見ることのできない満点の星空も、
そしていつ見ても感動的な 夜がだんだんと明けていくさまに 続いて訪れる輝かしい朝も、
一つ一つ今でも鮮やかに記憶に刻まれています。

山に登りだして、初めて泊まった山小屋が、丹沢は塔之岳にある『尊仏山荘』。

二段ベッドが部屋の両脇に配置された二階の部屋も、夕食のカレーライスに朝食のおでんも、眼下に見える湘南の夜景も
何もかもが新鮮でした。
その後、何度も日帰りでは訪れていますが、忘れられぬ一夜、忘れられぬ山小屋でした。

次に訪れた山小屋は、八ヶ岳の『青年小屋』。別名、「遠い飲み屋」。



もちろん初めて訪れた八ヶ岳でした。編笠山と権現岳の間の鞍部に位置する、名物小屋です。
赤錆の浮き出た外壁に、内心 大丈夫かな?と心配したっけ…。
小屋の入り口に、本当に「遠い飲み屋」という赤提灯がさがっているのがお茶目です。
もう五月末とはいえ、日陰には残雪が残っている程の山の気温に、部屋に置かれた炬燵がとてもありがたかった。
翌日の権現岳への道のりも、今考えるとそんなにたいした登りでも、岩場でもなかったんだけど、
ドキドキ びびりながらの登頂で、思えばまだまだ初々しい山男子だったなぁ。


次に訪れた山小屋は、梅雨明け前の晴れ間を狙って訪れた尾瀬の『弥四郎小屋』。



これがあの有名な尾瀬か…と、 あんな山奥にこれほどの広大な湿地帯があること自体、新鮮な驚きでした。
水源は豊富なので、尾瀬の山小屋にはお風呂があるのもありがたかった。
「♪夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬、遠い空…♪」歌どおりの、素敵な場所でした。
原発の放射能汚染の風評被害で大変らしいけれど、是非いつかまた訪れたいな。


そして、その次に訪れたのが山を始める動機であった、富士登山。
須走口から登りだし、頂上でのご来光を狙って、八合目『江戸屋』にて半泊しました。



天気にも恵まれ、同行の友人も含めパーティーの体調も万全、すべて順調だったのですが…
何しろ昨今の富士登山ブーム、ハイシーズンをはずしたとは云ってもすごい人出で、山小屋に詰め込まれること詰め込まれること…
“タコ部屋”って、多分この事を云うんだ、って感じで、与えられたスペースは一畳の2/3程度、布団も一人前無く、3人に2枚!!
しかも部屋を三段に仕切られた一番下の段の、更に一番奥という位置では、とても満足な睡眠も出来ず…。
頂上でのご来光目指して、朝3時過ぎに山小屋を出発し、無事ご来光を迎え、
お鉢巡りに歩き出した途端、高山病症状が出てきてしまいました。
頭が痛く体が重く、一歩を踏み出すのがあれほど辛いとは…
山小屋の記憶とともに、別の意味で忘れられない強烈な思い出となりました。



富士登山の四日後(!!)、予備日として休暇をとっていた連休を無駄にするのももったいないと、
勢いで訪ねたのが北アルプスは燕岳でした(笑)。



北アルプスを訪ねるのは もちろん初めて。期待が大きかっただけに、少しがっかりきていた富士登山への想いを見事に払拭し、
山行の楽しさ、すばらしさを改めて感じさせてくれる燕岳登山、そして山小屋『燕山荘』でした。
山小屋としてのホスピタリティの高さで、その後もいろいろな山小屋を訪ねてはいますが、『燕山荘』を上回るところは いまだありません。
建物の可愛らしさはもちろん、清潔感、プライバシーの微妙なさじ加減、食事、眺望、スタッフの動きなどなど、
僕にとってのベストオブベストです。
もしこれから山をはじめようと考えている人がいたなら、夏の燕山荘に泊まっての燕岳登山を、まずは第一にお薦めします。
それで、また一人、山にはまってしまう人が増えるんだろうけど、ね♪。

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お城フェチ

2012年05月24日 17時21分41秒 | 旅行
病気前には考えられなかったことですが、自宅で療養生活中(軟禁生活!?)の毎日ゆえ、時間を持て余し気味です。
それまでのワーカーホリック生活の代償として、これも神様が与え賜うた つかの間の休日と割り切って、
買ったまま本棚の肥しになっていた本を読んだり、見舞いにいただいたDVDを観たりと、毎日を過ごしています。
そんな中ではまっているのが、BS番組です。
バラエティばかりのアホな番組とは違って、結構内容のあるものが多いんです。

先日も釘付けになって観てしまったのが『新日本風土記』。「十二の天守を巡る旅」というテーマで、
各地に現存するお城をめぐるエピソードで、楽しませてくれました。

城フェチなんです。
小学校5年の夏休みの自由課題、自分の中では大学の卒業論文に匹敵するくらいの大研究に取り上げたのが、『お城』でした。
(ほんまかいな)

どこがいいかって? う~ん、一言では言い表せないなぁ… 先ずは見てください。



私の両親、そして心の「故郷」、会津の名城『鶴ヶ城』です。名君の誉れ高い保科正之によって築かれた優美なお城です。
もちろん、戊辰戦争後に取り壊され、その後の再建ですが、朴訥としつつ実直で誇り高い、「会津っぽ(会津人)」の精神的な支えといっても過言じゃない気がします。
明治維新後の冷遇された会津人のことを思うと、粘り強い精神構造を生んだ象徴ですね。自分の血の中には間違いなく、そんなDNAが流れている気がします。

子供の頃に好んでのめりこんだ対象って、刷り込み現象じゃないけど、知らず知らずに意識しないでも行動に反映するものなんですね。
ここ数年のアルバム振り返っただけでも、各地のお城を訪ねて、結構行ってるんです。



尾張徳川家の居城、名古屋城。これも再建ではありますが、(それがなんと、もったいない、太平洋戦争の空襲で焼けてしまったんです!!) 
消失前は文句なしの国宝でした。
大きな外堀、内堀の規模が、往時の威容を感じさせてくれます。
「…尾張名古屋は城でもつ…」って、おみゃー、知らんだきゃあ、金の鯱で有名だがよ。




お次は、四国は松山の「松山城」。市内ど真ん中の小高い山上に建てられたお城は、市内中心部のどこからでもその姿を望めます。
江戸末期に再建され、明治以後も取り壊されること無く当時のままの姿です。
「坂の上の雲」の秋山兄弟や正岡子規が愛してやまなかったであろうこの城が、夜、ライトアップされ街の背後に浮かび上がる様は、何とも云えません。


古都金沢に、前田家 加賀百万石の威容を誇ったであろう金沢城は、残念ながら石川門のみを残すだけでしたが、近年、再建されていたんですね。
20年ほど前訪ねたときには、まだ城址内に金沢大学のキャンパスがあったけど、昨年暮れたずねたところ、キャンパスは移転し、立派な櫓が再建されていました。
最近の再建方法は、努めて往時の建築方法を駆使して再現されているのが特徴なんです。櫓の中には、使われている木の香りがまだうっすらと感じられました。






これも難攻不落の名城として名高い『熊本城』。
九州出張の折、足を伸ばして訪ねました。しかも九州新幹線で!! 実は自分、『鉄』も少し入っていて、(『鉄』についてはまた別の機会に…)
この時の旅行は最高に楽しいものでした♪
天守自体は西南戦争で取り壊された後の再建ですが、外堀、内堀、と経由しながら、男性的な黒い天守に至る道筋は、
外様でありながら大勢力を誇った細川家の面目躍如といった風情がありました。
熊本名物の「馬刺し」も美味しかったですたい。




そして最後に登場するのが、国宝『松本城』。
学生時代から何回か訪ねている城ではありますが、何度観ても名城ですね。
専門家的に言わせてもらうと、戦国時代や江戸初期にさかのぼるお城と、江戸中期以後のお城とは根本的につくりが違うんです。
つまり、戦を想定して建てられたものと、世の中が安定してから建てられたものの違いです。
松本城は江戸初期の作りながら、そこに美しさも秘めてる、魅力あるお城です。
山に登るようになってから訪ねたのは初めてで、お城越しに北アルプスの稜線が望めるのも、ポイントUP大です。

別に意識してお城めぐりをしていたわけでもないのに、ここ数年だけでもこんなにあちこち訪れていたのは自分でも意外でした。
画像はないけど、他にも小田原城に大多喜城、なんてとこも行ってるし…
現在修復中の姫路城や、彦根城、犬山城、いつか是非訪れて、またここでご紹介したいと思います。


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影法師

2012年05月23日 12時15分52秒 | 日記
世間のここ連日のイベント騒ぎで、ちょっと食傷気味です。テレビをつければ「金環日食」に 今度は「東京スカイツリー」ときました。
まぁ、ある意味、世の中平和なことの裏返しか、少しでも明るい話題をということなんでしょうね♪
昨日、病院からの帰りに墨田界隈を車で通りかかったら、スカイツリー、厚い雨雲に半分から上を覆われていて、それもなかなか情緒がありました。
高所恐怖症の自分としては、興味はあるものの果たして上ったときにびびらずにいられるか自信が持てず、努めて冷静なスタンスを未だ崩しておりません。
理想的にはたまたま観覧チケットをもらってしまって、あまり興味は無いけど まぁ無駄にするのもあれだし… みたいなのがいいんですけど。

だれかチケット、くれません?


今日は爽やかに晴れました。新緑がきれいですね。光と影が織り成すコントラストもひときわ鮮やかです。
山に行くと、光をどうしても意識します。
それは木々越しの木洩れ陽であったり、自分の足元に落ちる影だったり…



丹沢・鍋割山に向かう道で

富士山に登った時のこと、こんな影も見つけました。
いわゆる『影富士』。 山頂のシルエットが、雲海に映ったものです。
富士山の特徴的なシルエットだからこそのワンシーンですね♪


大台ケ原の『日出ヶ岳』で、ご来光を待ち受けていた時のワンシーン。
ご来光ばかりに気をとられていたんだけど、振り返ったらこんなことに♪
足長おじさんそろい踏み!!



では そろそろ家路につくとしますか…

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いつも空を見上げて…

2012年05月21日 13時39分30秒 | 日記
世紀の天体ショー、金環日食 見ましたか? 
多分自分の生きてるうちにはもう見ることがないだろう、とまで云われると やはり気になりますよね♪
心配された天気も何とかもち、日食グラスを片手に私も今朝チャレンジしてみました!!

考えたら、空を見上げる機会も、今回の腰痛で山に行く回数が最近は減ってしまって、しばらく無かったなぁ…
そう、山に行く楽しみの一つは、間違いなく空を見上げることです。
今までの山行で記憶に残る光景を考えると、山頂からの眺望も確かにそうだけれど、
むしろ息を切らしながら何気なく見上げた山裾と、その上に広がる限りなく碧い空と、雲や陽の煌めきだったりします…


これは、50歳を記念して富士山に登った時の、メモリアルな一枚。
7合目辺りを登りながら、眺めた先に浮かび上がった 下山する人のシルエットと、夏雲の白と、富士の稜線のシルエットが印象的でした。
山に登り始めるきっかけも、この富士登山の為の足慣らしでした。


新緑の今頃の季節だったら、こんなふうに木漏れ陽を見上げる時が絶対にありますよね
これは、八ヶ岳・編笠山でのワンシーンだったかな…


初めて、『山』を、「登るべき憧れの対象」と意識したのは、この時からでした…
自分にとっての初の夏山で、初めての北アルプス、燕岳を前にした燕山荘での夕暮れ時、稜線に浮かび上がる『槍ヶ岳』のシルエット…
なぜか甘酸っぱい少年時代の夏の思い出とだぶって、胸によみがえり、いまだに胸を高鳴らせます。


東京都の最高峰、雲取山のすぐ下、雲取山山荘から見上げた、暮れ行く空に浮かぶお月さま…
こんなにも自然豊かで山深い場所なのに、ここが紛れも無く東京都に位置することを教えてくれるのが、
遠く眼下に霞む大都会の夜景と、暮れ行く空を東から西へ頻繁に通り過ぎてゆく飛行機の飛行灯でした


針葉樹と広葉樹が混ざり合った樹林帯を歩く時、時に空はいろいろな表情を見せてくれます。
自分の足音だけが、空に溶け込んでゆきます…


山小屋にザックを下ろし、今日の山行の余韻に浸りながら、ふと見上げた西空の暮れかかった雲と空の美しさといったら…
しばし言葉を無くし立ち尽くしてしまいます。
温泉のある山小屋で有名な三斗小屋にて…


一日の疲れも、こんな光景を前にするとどこかへ行ってしまいます。しかも、じつはこれは温泉からの眺め!!
信州は高峰温泉♪ 絶対はずれのない、『日本秘湯を守る会』の山小屋、いや山小屋なんていったら失礼、立派な温泉旅館でした!!


「雪山」にだけは絶対に行かない、って 山に登り始めて間もない頃は頑なに思っていたくせに、山に惹かれ、足繁く通ううちに
冬の山特有の 凛とした美しさを知り、静けさと、清清しさに魅かれ、今では欠かすことのできない山行に…


台風が通過した直後の南アルプス。刻一刻と表情を変える眺望は、見飽きることがありません…
雲が、霧が生まれ、稜線を越え、山を覆ったかと思うと次の瞬間にはパッと晴れ、見間違えようの無い独特な稜線をその向こうに映し出してくれました。


冬の山行は、まだ街が暗いうちから動き出します。登山口へ自分を運んでくれている電車の中で、やっと遅い日の出を迎えました。
山の中のご来光もいいけれど、こんな街のシルエットに浮かぶ朝日も捨てがたく思えるのは、山に慣れ親しんだおかげかな?
丹沢に向かう、始発のロマンスカーの中にて


何気ない、夕焼け雲のひとかけら、心落ち着く一瞬です。
こんな余韻をもって、家路につければ、最高です♪

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warazaemonのブログ 再始動です

2012年05月18日 20時44分54秒 | 日記
某ブログで一年余り続けた『warazaemonの自転車日和』、その挫折から雌伏2年余り、自分の中で そろそろ 再開の頃合かな?と問う声があります。
今ここから新たに、あまり肩肘張らずに、ちょぼちょぼと書き続けていこうかと思います。

2年のあいだに、世の中 だいぶ変わりました…
もちろん、自分を取り巻く環境も。
2年分、成長したかというと… どうでしょう? 相変わらず、ばかな事ばかりの懲りない自分がいます。



2年前、確かこれは『棒ノ折山』を歩いたときの一枚。
遅咲きの山桜の花びらが散りかけてたっけなぁ、谷から吹き上げる初夏の爽やかな風がその花びらを、真っ青な空に舞い上げていたっけ…



その翌年の一枚。富士山を望む『十二ヶ岳』に立つ自分… 
初夏の陽射しと呼ぶには、強すぎるくらいの快晴に、心がすがすがしく気持ちよかったなぁ。

こんなふうに、ここ数年を振り返るのも、自分には欠かせない時間です。
実は、春先に痛めた腰を、仕事が忙しいばかりに無理をして、2ヶ月半もの間 痛みに苦しんで、結局、椎間板ヘルニアの診断。
その摘出手術を経て、先日やっと退院、現在は療養中の身です。
動きたくても動けぬもどかしい思いと、元のように山と向きあえる日が来るのか、という不安な気持ちと、
その両方を紛らす時間が、今 こうしてパソコンに向かう時間なんです。

これは、自然の中に分け入り始めたばかりの頃、あこがれていた尾瀬にて…


今まで上ってきた山や、目に焼き付けてきた風景、記憶の断片として切り取ったそんな一瞬を、
まだ見ぬ新たな光景と並べながら、語っていきたいと思います

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