さて、尾道、宮島と続けてきた安芸路の旅ですが、
最終日は いよいよ市内です。
そう、避けては通れない、戦争の記憶、『原爆ドーム』…
最初、安芸・広島の旅行の企画が持ち上がった時、
その事を思い、一瞬 躊躇した 自分がいたのは否定できません。
そう、誰だって 好き好んで 見るのが辛いものを
積極的に見に行こうとは思わないはず…
でも しばらくして考え直しました。
こんな機会でもないと、見る機会を失ってしまうかも知れないと…
今、そんな機会が生まれたのは、
自分の中の 機が熟した からかもしれないなぁ、と…
ところで、折しも、昨日、「特定秘密保護法」が
衆院を通過しました…
マスコミは、今頃になって、辻褄あわせのように 大騒ぎしていますが
俺に言わせてもらえれば、とんだ茶番です。
もし マスコミが本当に危機感を持っていたなら、
そして 歴史から学ぶ謙虚さを持ち合わせていたなら、
腹黒い権力者どもが こんな法案を 俎上に乗せた瞬間から
その危険性を、もっと大きく取り上げ、報道し、
世論を喚起しなくてはいけなかったはずです。
自分達が過去に、治安維持法という 悪法によって
いかに偏向報道を強いられたか、
それによって 善良な日本国民を盲信させ、
戦争への道を突き進む結果になったかを、
彼等は学んでいなかったんでしょうか?
残念ながら、戦後の日本教育は、現代史をおろそかにし、
むしろ そこを教えることを避けてきました。
その結果、国民の多くから政治への興味を奪ってきました。
何故なら、その方が自分達(権力者たち)の意図する方向へ、
国を操りやすいからと、考えたからに違いありません。
原発問題然り、
変に知識をもたれたら、その事がいかに矛盾をはらんだ事なのか、
いかに後世に影響を及ぼすことなのかがばれてしまいます。
一部の賢い人にだけ、その意図を読み取られたとしても、
なんとでも誤魔化せる、と思っていたのです、
そう、震災が起きるまでは…
ところが震災で、その「まやかし」が、露になってしまったのです。
それでも まだ、国内は誤魔化しきれるとふんでいたのかも知れません。
だけど さすがに海外からの報道までを
押さえることは出来ませんでした。
ここまで読んでいただければ、政府が何故 今、
「特定秘密保護法」なる法の成立にやっきになり、急いでいるのかが
おぼろげながら見えてきませんか?
何か大きな、隠さなくてはならない問題が、
そこにあるからだと、あなたは思いませんか?
もともと 国家機密の守秘義務は既にあるものです。
この上、更に増やさなくてはならない国の秘密って、なんなんですか?
しかも、この法の危険なところは、何を秘密に指定したかも、
国民には知らされないところ。
それを客観的に適法と判断する第三者機関も決まっていなければ
アホらしいのは それを首相が兼務するって案が浮上していること。
首相って、イコール= 権力者じゃん!!
同じ穴のムジナに、何が判断できるって言うんだ!!
そして もっと恐ろしいのが、権力者が今回の成立で味をしめた結果
際限なく、その秘密範囲が広がっていくこと。
いつか、気付いた時には 私達の周りは“秘密”だらけになっていて
自由な発言も行動も制限され、
たとえば 今 こんなことをブログに書いている自分が
翌朝にはブログは強制閉鎖され、逮捕されているなんていうことが
現実になりかねないこと…
そう、戦前の「治安維持法」が、いつのまにか怪物に成長していったのと
全く同じ道筋に見えます。
最近 読了した『永遠の0(ゼロ)』というベストセラーを
読もうと思ったのも、
今回の 広島の旅が きっかけ かも知れません。
真っ当な、一市民の目線でえがかれた、
素晴らしい小説です。
もし、このブログを たまたま訪れた方で、
まだ の方がいらっしゃったら、お願いします、
ぜひ読んでみてください。
一人一人が、一人でも多く、真っ当な意識を持つことが出来れば
もしかしたら まだ 間に合う かもしれません。
国民なぞ、自分達の思う通りに、都合の良いように操れるものだと
驕り高ぶった 政治屋どもに、好きなようにさせてはなりません!
だいぶ、脱線してしまいました。
今更、いつものお気楽ブログには 気分を戻せないので
今回は このままで閉じようと思います。
ごめんなさい。
( 広島編につづく )
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最終日は いよいよ市内です。
そう、避けては通れない、戦争の記憶、『原爆ドーム』…
最初、安芸・広島の旅行の企画が持ち上がった時、
その事を思い、一瞬 躊躇した 自分がいたのは否定できません。
そう、誰だって 好き好んで 見るのが辛いものを
積極的に見に行こうとは思わないはず…
でも しばらくして考え直しました。
こんな機会でもないと、見る機会を失ってしまうかも知れないと…
今、そんな機会が生まれたのは、
自分の中の 機が熟した からかもしれないなぁ、と…
ところで、折しも、昨日、「特定秘密保護法」が
衆院を通過しました…
マスコミは、今頃になって、辻褄あわせのように 大騒ぎしていますが
俺に言わせてもらえれば、とんだ茶番です。
もし マスコミが本当に危機感を持っていたなら、
そして 歴史から学ぶ謙虚さを持ち合わせていたなら、
腹黒い権力者どもが こんな法案を 俎上に乗せた瞬間から
その危険性を、もっと大きく取り上げ、報道し、
世論を喚起しなくてはいけなかったはずです。
自分達が過去に、治安維持法という 悪法によって
いかに偏向報道を強いられたか、
それによって 善良な日本国民を盲信させ、
戦争への道を突き進む結果になったかを、
彼等は学んでいなかったんでしょうか?
残念ながら、戦後の日本教育は、現代史をおろそかにし、
むしろ そこを教えることを避けてきました。
その結果、国民の多くから政治への興味を奪ってきました。
何故なら、その方が自分達(権力者たち)の意図する方向へ、
国を操りやすいからと、考えたからに違いありません。
原発問題然り、
変に知識をもたれたら、その事がいかに矛盾をはらんだ事なのか、
いかに後世に影響を及ぼすことなのかがばれてしまいます。
一部の賢い人にだけ、その意図を読み取られたとしても、
なんとでも誤魔化せる、と思っていたのです、
そう、震災が起きるまでは…
ところが震災で、その「まやかし」が、露になってしまったのです。
それでも まだ、国内は誤魔化しきれるとふんでいたのかも知れません。
だけど さすがに海外からの報道までを
押さえることは出来ませんでした。
ここまで読んでいただければ、政府が何故 今、
「特定秘密保護法」なる法の成立にやっきになり、急いでいるのかが
おぼろげながら見えてきませんか?
何か大きな、隠さなくてはならない問題が、
そこにあるからだと、あなたは思いませんか?
もともと 国家機密の守秘義務は既にあるものです。
この上、更に増やさなくてはならない国の秘密って、なんなんですか?
しかも、この法の危険なところは、何を秘密に指定したかも、
国民には知らされないところ。
それを客観的に適法と判断する第三者機関も決まっていなければ
アホらしいのは それを首相が兼務するって案が浮上していること。
首相って、イコール= 権力者じゃん!!
同じ穴のムジナに、何が判断できるって言うんだ!!
そして もっと恐ろしいのが、権力者が今回の成立で味をしめた結果
際限なく、その秘密範囲が広がっていくこと。
いつか、気付いた時には 私達の周りは“秘密”だらけになっていて
自由な発言も行動も制限され、
たとえば 今 こんなことをブログに書いている自分が
翌朝にはブログは強制閉鎖され、逮捕されているなんていうことが
現実になりかねないこと…
そう、戦前の「治安維持法」が、いつのまにか怪物に成長していったのと
全く同じ道筋に見えます。
最近 読了した『永遠の0(ゼロ)』というベストセラーを
読もうと思ったのも、
今回の 広島の旅が きっかけ かも知れません。
真っ当な、一市民の目線でえがかれた、
素晴らしい小説です。
もし、このブログを たまたま訪れた方で、
まだ の方がいらっしゃったら、お願いします、
ぜひ読んでみてください。
一人一人が、一人でも多く、真っ当な意識を持つことが出来れば
もしかしたら まだ 間に合う かもしれません。
国民なぞ、自分達の思う通りに、都合の良いように操れるものだと
驕り高ぶった 政治屋どもに、好きなようにさせてはなりません!
だいぶ、脱線してしまいました。
今更、いつものお気楽ブログには 気分を戻せないので
今回は このままで閉じようと思います。
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