↑↑↑↑↑
今回のお題、ちょっと苦しい節回しであります、
しかも 古っ‼
“内山田洋とクールファイブ”なんて、聞いたことないっしょ⁈
思い立った時に、サッと山に行けるってのが
理想でございます、ええ、
でも 悲しきかな宮仕え、
なかなか 理想通りには参りません。
しかも人気の上高地とあれば 尚更、
マイカー規制の「別天地」は、足が遠いのでございます。
そんな時の 魔法の絨毯みたいな存在が
高速バスの、新宿-飛騨高山線。
平湯温泉で乗り継げば、小一時間で上高地バスターミナル到着でげす。
ただ、朝一出発でも、 平湯温泉に11時30分到着ってのが 精一杯、
この時期、2日の休みだけでは、そこから先の稜線に出るには無理があります…
ん⁉
有った、ここなら行けるじゃん‼
そう、一応は 北アルプスに属する『乗鞍岳』‼
ピークは 3000m越えだし、百名山だし、行かない手はないっしょ‼
平湯で10分の 待ち時間で、乗鞍岳の登山口の畳平行きに接続するし
そこからは 剣ヶ峰周回で約3時間半。
今までは、何時でも行けるし、と、たかをくくって後まわしに して来た山、
こんな時こそ やっつけちゃいましょう‼
で、畳平。
向かう途中の車窓から見える紅葉に、ついウトウトってしてしまい、
気づいた時には、窓の外には 荒涼とした風景が広がっていました。
そりゃそうだ、標高が標高だもんね
寒っ‼ 風 強っ‼
いったい、どこが目指す 乗鞍岳なの?
既に標高2,700m以上のここ、
幾つもボコボコッとあるピーク 全部を称して 「乗鞍岳」っていうみたい…
そんでもって、目指す一番のピークが 「剣ヶ峰」。
まだ視界には見えないけど、とりあえずは、そっちへ…
足元には、雪かと思ったら、風で吹き寄せられた霜が
夏には、❝お花畑❞になって きれいなところ、らしい…
標柱には、ただいま ❝エビのしっぽ❞成長中で げす。
池の水面も、すごい風に 波立ちっぱなし…
左手の「富士見岳」。行きは取り敢えずパスさせていただきます。
何しろ 初めての場所、コースタイムは承知していても
この先、どうなってるか、まだわからないしね…
おっと、
一勾配越したら、見えてきました
どうやら、一番向こうのピークが、『剣ヶ峰』みたいだね
「隊長ーっ、ほんとにあそこまで行って 3時間で戻ってこれるのーっ?」
そうなんです、それが山の不思議なところ、
視界の中の距離感が、圧倒的に下界と違うんです。
隊長の感覚だと、稜線上のものを だいたい目で捉えられる場所には
30分~1時間以内で到達することができます。
あくまでも感覚的なものですが…
ん!? 小屋が見えてきたぜっ!!
「肩の小屋」。ここからがホントの登山でげす。
白い岩がごろごろしてるなぁ~ と思ったら
みんな 霜の張り付いた岩だったんだ
『エビのしっぽ』 カラッと揚がってるか確認するおサル君
どう?
あと もう一息
こっちにも また、池が…
ラストスパート!!
到着ーっ!!
ん?!
やっぱり そうだ。木曽御嶽山です。
御嶽山に向かって、合掌…
記念に、というか、証拠に パチリ。
風の冷たく強い中、たいへんよくがんばりました
鳥居があったのは、ここ、乗鞍本宮なもんで
と、この直後です。
隊長の帽子が、しっかり顎紐をかけていたにも関わらず
強風にあおられて 飛ばされてしまう事件が…
飛ばされた先が 山頂の崖下の踏込み禁止の場所だったもんで
わぁーわぁー騒いでいたら
若い宮司さんが
「安心してください、採ってきますよ」とばかり
ささっと崖下へ下りて 拾ってきてくださいました。
ありがとうございます。
その後、お賽銭をはずんだことは 言うまでもありません。
↑↑↑ 帽子を救出に行ってくれている宮司さん
この事で、隊長の帽子は ❝失くさずの帽子❞という
レジェンド名を頂戴することとなりました。
過去に既に2回、山行中に紛失したのですが、
その都度 運良く 手元に戻ってまいりまして
今回はさすがに 飛ばされた瞬間、半ば諦めたんだけど…
イヒヒ
ん!?
綺麗な、揚がりっぷりでげす
歩いて来た先と、向こうに霞んで見えるのは穂高の稜線?!
さて、下りはこうなると、早い早い。
何しろ風が強いもんで、寒い 寒い。
最終バスの時間も気になるしで、どっとど どっとど
途中、小屋閉めの為の建材を歩荷してる 強力さんと遭遇
そもそも重いだろうし、この風じゃあ煽られて大変だろうし
気を付けて下さーい、ね。
ここまで戻ってきて、やっと時間的な目途がついたもんで
ちょっと余裕を見せる おサル君。
「富士見岳」にも、寄ってく?
ここは、乗鞍の中でも ご来光ポイントらしく、
夏場に運行の「ご来光バス」でやって来る人たちの多くは
ここへ来るのだとか…
しかし、甘かった。
これほど風が強いとは…
危うく 吹きっさらしにずっと露出していた鼻が
凍傷になりかねないとこでした。
垂れていた鼻水が凍っていましたから…
這う這うの体で 駆け下ります
富士見岳に寄り道したけど、何とか最終バスの1本前に間に合った~
一万尺?! 確かに!!
「怪物くん」の帽子越しの、 『烏帽子岳』
すっごい、とんがりだねぇ
平湯の里が みえてきたでげす
へへへっ、これから あったかーい 温泉でげす!!
次 ♫ 平湯温泉から乗鞍行って上高地に着いたぁ~♫(後編)に続きまーす。
ついでに、こちらも よろしくお願いします…
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今回のお題、ちょっと苦しい節回しであります、
しかも 古っ‼
“内山田洋とクールファイブ”なんて、聞いたことないっしょ⁈
思い立った時に、サッと山に行けるってのが
理想でございます、ええ、
でも 悲しきかな宮仕え、
なかなか 理想通りには参りません。
しかも人気の上高地とあれば 尚更、
マイカー規制の「別天地」は、足が遠いのでございます。
そんな時の 魔法の絨毯みたいな存在が
高速バスの、新宿-飛騨高山線。
平湯温泉で乗り継げば、小一時間で上高地バスターミナル到着でげす。
ただ、朝一出発でも、 平湯温泉に11時30分到着ってのが 精一杯、
この時期、2日の休みだけでは、そこから先の稜線に出るには無理があります…
ん⁉
有った、ここなら行けるじゃん‼
そう、一応は 北アルプスに属する『乗鞍岳』‼
ピークは 3000m越えだし、百名山だし、行かない手はないっしょ‼
平湯で10分の 待ち時間で、乗鞍岳の登山口の畳平行きに接続するし
そこからは 剣ヶ峰周回で約3時間半。
今までは、何時でも行けるし、と、たかをくくって後まわしに して来た山、
こんな時こそ やっつけちゃいましょう‼
で、畳平。
向かう途中の車窓から見える紅葉に、ついウトウトってしてしまい、
気づいた時には、窓の外には 荒涼とした風景が広がっていました。
そりゃそうだ、標高が標高だもんね
寒っ‼ 風 強っ‼
いったい、どこが目指す 乗鞍岳なの?
既に標高2,700m以上のここ、
幾つもボコボコッとあるピーク 全部を称して 「乗鞍岳」っていうみたい…
そんでもって、目指す一番のピークが 「剣ヶ峰」。
まだ視界には見えないけど、とりあえずは、そっちへ…
足元には、雪かと思ったら、風で吹き寄せられた霜が
夏には、❝お花畑❞になって きれいなところ、らしい…
標柱には、ただいま ❝エビのしっぽ❞成長中で げす。
池の水面も、すごい風に 波立ちっぱなし…
左手の「富士見岳」。行きは取り敢えずパスさせていただきます。
何しろ 初めての場所、コースタイムは承知していても
この先、どうなってるか、まだわからないしね…
おっと、
一勾配越したら、見えてきました
どうやら、一番向こうのピークが、『剣ヶ峰』みたいだね
「隊長ーっ、ほんとにあそこまで行って 3時間で戻ってこれるのーっ?」
そうなんです、それが山の不思議なところ、
視界の中の距離感が、圧倒的に下界と違うんです。
隊長の感覚だと、稜線上のものを だいたい目で捉えられる場所には
30分~1時間以内で到達することができます。
あくまでも感覚的なものですが…
ん!? 小屋が見えてきたぜっ!!
「肩の小屋」。ここからがホントの登山でげす。
白い岩がごろごろしてるなぁ~ と思ったら
みんな 霜の張り付いた岩だったんだ
『エビのしっぽ』 カラッと揚がってるか確認するおサル君
どう?
あと もう一息
こっちにも また、池が…
ラストスパート!!
到着ーっ!!
ん?!
やっぱり そうだ。木曽御嶽山です。
御嶽山に向かって、合掌…
記念に、というか、証拠に パチリ。
風の冷たく強い中、たいへんよくがんばりました
鳥居があったのは、ここ、乗鞍本宮なもんで
と、この直後です。
隊長の帽子が、しっかり顎紐をかけていたにも関わらず
強風にあおられて 飛ばされてしまう事件が…
飛ばされた先が 山頂の崖下の踏込み禁止の場所だったもんで
わぁーわぁー騒いでいたら
若い宮司さんが
「安心してください、採ってきますよ」とばかり
ささっと崖下へ下りて 拾ってきてくださいました。
ありがとうございます。
その後、お賽銭をはずんだことは 言うまでもありません。
↑↑↑ 帽子を救出に行ってくれている宮司さん
この事で、隊長の帽子は ❝失くさずの帽子❞という
レジェンド名を頂戴することとなりました。
過去に既に2回、山行中に紛失したのですが、
その都度 運良く 手元に戻ってまいりまして
今回はさすがに 飛ばされた瞬間、半ば諦めたんだけど…
イヒヒ
ん!?
綺麗な、揚がりっぷりでげす
歩いて来た先と、向こうに霞んで見えるのは穂高の稜線?!
さて、下りはこうなると、早い早い。
何しろ風が強いもんで、寒い 寒い。
最終バスの時間も気になるしで、どっとど どっとど
途中、小屋閉めの為の建材を歩荷してる 強力さんと遭遇
そもそも重いだろうし、この風じゃあ煽られて大変だろうし
気を付けて下さーい、ね。
ここまで戻ってきて、やっと時間的な目途がついたもんで
ちょっと余裕を見せる おサル君。
「富士見岳」にも、寄ってく?
ここは、乗鞍の中でも ご来光ポイントらしく、
夏場に運行の「ご来光バス」でやって来る人たちの多くは
ここへ来るのだとか…
しかし、甘かった。
これほど風が強いとは…
危うく 吹きっさらしにずっと露出していた鼻が
凍傷になりかねないとこでした。
垂れていた鼻水が凍っていましたから…
這う這うの体で 駆け下ります
富士見岳に寄り道したけど、何とか最終バスの1本前に間に合った~
一万尺?! 確かに!!
「怪物くん」の帽子越しの、 『烏帽子岳』
すっごい、とんがりだねぇ
平湯の里が みえてきたでげす
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