山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

『雪の大菩薩嶺で 雪山足慣らし 編』

2016年02月29日 03時30分04秒 | 奥秩父
 最近、週間天気を見るのが習慣になりつつあります。
何故って、週末の天気によって、山行の行き先も
そもそも山に行くかどうかも 決まるからね~

なんで
この週末は、あまりぱっとしない天気に諦めかけていたんです、ええ、
雪も少ないし、晴れなきゃつまらんし、ねっ!?


【金曜日】
あらっ、案外 崩れないんじゃない?!
行っちゃう?! 行っちゃえ~

でも、急過ぎて、泊まりは無理。
手っ取り早く、思い立ってから行ける場所で…

目つぶって、地図を指差しで決めたった!!
ワイルドだろぅ~?!  古っ!!



決定!! 大菩薩嶺!!
でも 冬場の、
電車で行く派のルートは 限られます。

夏場は「上日川峠」まで行けるから楽勝なんだけど、
この季節は、中央線「塩山」から路線バスで
裂石にある「大菩薩峠登山口」からのスタートとなります…



そのハンデの最たるものは
上日川峠まで、2時間、下から余計に歩かなくてはならない事。

我家からは、たとえ始発で向かったとしても、
塩山駅発の 朝一のバスには間に合わないので、
帰りのバスの時間を考えると行動時間が限られます。

マイカー派の 時間にとらわれない自由さが
こんな時は とてもうらやましく感じられちゃいます…




で、当日の塩山駅。
少しでも早く向かいたいのに、バスを無駄に30分近く待たなくてはなりません。

ん?!
若者3人組が、ロータリーを行ったり来たりしています。
待ち合わせの仲間が来ないのかな? と最初 思いましたが
その動きを見ていて  閃きました。

「君たち、今日は どこまで行くの? 大菩薩峠?」
「良かったら 僕らと一緒に 便乗してタクシーで行っちゃわない?」
「時間 もったいないよねぇ?」

その彼らが、この3人です、ええ。



タクシーの中で聞くと、
お金が勿体ないから東京から普通列車乗り継いで来たらしい…
今どきの学生さんには珍しい健気さに
割り勘タクシー代、
一人700円ちょっとの勘定を、ワンコイン(500円)におまけしたった!!
ワイルドだろぅ~?!  ( ←むしろ せこっ!! )
( いい大人が、だったら ここは奢ったれよ、まったく…)

あとで、素直に反省しました、ごめんね、学生君
「1up」し損ねました、トホホ





そこそこに 踏み締まった雪の上を
標高を稼いでいきます。
思えば 初めて大菩薩嶺を訪れた夏も、このルートを進んだんだっけ。





白く雪面が覗いているところが、恐らく大菩薩嶺。
まだまだ遠いっす。









何とか、上日川峠まで やって来ました。
予定した2時間を 20分ほど短縮できましたが…

頑張りすぎで、燃料切れです。
お昼、上で食べようと思っていたんですが、ここで食べちまうべ~
(おサル君の 訴えるような眼差しも気になるしね)





いつも、用意ありがとうございます です。
ビーフシチュー、美味しゅうございました です。



お腹さえ満たされちまえば
ここから、福ちゃん荘」へは、あっという間、余裕っす、イヒヒ





今日は必然的に、時間がないので、
唐松尾根を、雷岩へ向けて、直登コース!!



おサル君、ごめん ごめん、
ちょっと息を整えて、    あと もう少しだから、ね







ここまで来れば、もう着いたも同然!











クライマックス~
フォトブック(アルバム)向けの、撮影チャンス!!









溶けかかった、 「霧氷」が、枝先に残ってます





残念ながら、 ♪ ふ~じこ ちゃ~ん♪ は
お隠れ遊ばしております…



なんか調子が上がらないと思っていたら
おサル君、靴の紐の結びが甘くて、
踵が擦り剥けていたんだねぇ~
もう、登りは無いから、安心して





おっ!  かろうじて、富士子ちゃんの脚だけのぞいてます 


向こうには 甲府盆地がひろがってる









残念ながら、期待した程の眺望は得られなかったけど
まぁ、それはそれで…

時間がないから、介山荘のある大菩薩峠へは回らずに
再び 唐松尾根を下ります






鹿に ウサギに、あと何の足あとだろう…



上日川峠までは、あっという間の下りでした。
ん?! ってことは、夏にここまでバスで来れるってことは
すっごい楽しているって事なんだねぇ…








しばし 思案…
下りだから、来る時 1時間40分で来たルート、
もっと早く下りれそうだけど
バスには やっぱり微妙な時間だなぁ…

慌ててもロクな事はないから
途中から電話して
タクシーに登山口まで(ゲートまで)来てもらうことにすべぇ…




アイゼンをはずしている内に、
程無く タクシー到着です。

タクシーに乗った途端、
ん?! 何か臭くね?
ごめん ごめん、(オイラ)知らずに沢山 汗かいてたんだねぇ

登山口近くに 「大菩薩の湯」があるのは知っていますが
それでは面白くないなぁ…
で、おサル君が検索した 塩山の町中の温泉へ
直行してもらいます、タハッ


最近、 『銭湯女子』を目指している、おサル君。
探し出した ここ「宏池荘」も、
温泉旅館が 地元の人にも開放している温泉で
言わば 街中銭湯。

ここんところ、こういう温泉探して 帰りに入って行く、
っていうパターンが 定着しつつあります。

『山麓酒場』ならぬ、 『山麓銭湯』なんていう本でも
いずれ出版しましょうかねぇ、イヒヒ



さっぱりした~
塩山駅まで、涼みながら歩いて行くと
見事な色の夕焼け
山の上で見たら、さぞ綺麗だったろうねぇ~



駅前の店で(貸切でした!!)の、
もちろん 打ち上げは忘れません、イヒヒ


山梨だもん、生甲州ワイン、飲まなきゃね!!
イヒヒ



帰りの特急「甲斐路」
例によって 爆睡して 帰るのでした…




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手白澤温泉、雪の奥鬼怒、 秘湯 編 2

2016年02月22日 03時42分23秒 | 旅行
さて、奥鬼怒の秘湯、手白澤温泉にも 朝がやって来ました。
雪は 一晩降り続き、外を見ると
まだ 結構 雪が舞っています。
湿気の少ない雪って 案外と積もるもんなんだよね~

寝起きに
も一度 温泉行ってきます。
元 取らないとね~
イヒヒ
( 因みに おサル君は、とっくに元取ったんでないの~?! )






朝食も しっかり満腹、満足!!


そう言えば ここ、手白澤温泉、
テレビは無いって書きましたが
実は 内緒なんですが『 Wifi 』 が飛んでいるんです。
事前にその情報を手に入れていたので、
隊長、ザックにiPadを忍ばせてきていました。
おかげで 昨晩は 見逃していた あるテレビ番組を見ることができ
ラッキ~
便利な時代になりましたね~




暖炉の前で、しばし暖をとってから








岳くんと お別れのスキンシップ。
お利口だね~  
僕らの匂い、覚えててね~  また来るよっ!!





オーナーと 岳くんに見送られて、
さぁ、出発!!

と 言っても、女夫渕バス停まで 戻るだけだけど…

結局、一晩中降った新雪で また積雪が増え
この天気の中、
昨日は遊歩道ルートに入ってくる人もいなかっただろうから という事で
オーナーには 林道を戻ったほうがいいよ とのアドバイスだったんです


まぁ、のんびり行こう!!


昨日は見えなかった、
裏山の稜線も見えています。
雪も もうじき止みそうです。



昨日、宿の手前のここを通った時には
脇へ入って行く はっきりとした踏み跡があったんですが
今朝は見事に消えていました…



一方で メインの道筋には
スーパー林道の分岐まで
僕らも気づかない早朝の内に 一回 
除雪車を通してくれていたみたいです。




こんなの、クリスマスツリーにできたら
最高だねっ!!


『ブナ平』と呼ばれる、
林の中を抜けて スーパー林道へ至るルートは、
この時期、ほとんど歩く人もいないんだろうね…、

スノーシューも ワカンも付けていない 今の状況では
雪も踏み固められていないから、とてもじゃないけど
歩くなんて無理っす!!


試しに おサル君に歩いてみてもらいましたが…



10メートルも進まない内に、ギブアップ!!

しかし、こんなところでこれじゃあ、
新雪をラッセルしながらの登山なんて
我隊にはとても無理だわい…









除雪された スーパー林道に出てしまえば、
楽勝っす!!







んんっ?!
下に見える あれって、もしかしたら『八丁湯』かな?






途中、
また『加仁湯』からの帰りの湯治客を乗せた マイクロバスに
追い抜かれます。

「あら、昨日の あの二人よ!! 寒い雪の中、大変(物好き)ね~」
と、そのまんまの会話が交わされているのが想像できます。


へんっ!!
こうして歩いてたどり着くからこそ 有難味があるんだいっ!!
へ、へ~くしょん!!









鬼怒川温泉駅まで 戻ってきました。
途中、薄日も射すぐらい天気も回復したんだけど
駅に着く頃には また空は 雪空に覆われてしまいました。


昨日、駅前には雪の名残りくらいしか
見当たりませんでしたが、
この辺りまで やはり一晩で結構 降ったんだねぇ



駅前で、餃子にラーメン、チャーハンと
B級グルメ満喫し、
スペーシアの出発まで時間つぶしです。

おサル君はお土産を買いに
隊長は駅前の足湯に浸かり、
ほっこり です。


帰りもスペーシアで、のんびりと帰宅。
今日のは青が基調で爽やかだね。

そう言えば昨日乗って来た ゴールド色のスペーシア
何だか品がないなぁ、と 自分的には不評だったんだけど、
聞いたら、昨年 春 導入の貴重な新型だったみたい…
調べたら
『日光詣スペーシア』っていう車両でした
失礼いたしました、東武鉄道さん



雪見の秘湯に ダダ浸る 
という テーマでのプチトリップでしたが
いい、温泉旅となりました、
イヒヒ





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手白澤温泉、雪の奥鬼怒、 秘湯 編1

2016年02月20日 11時10分47秒 | 旅行
待望の雪、雪、雪、雪ーっ‼ 

都心で8センチ‼
なら 奥多摩や 丹沢、秩父に至っては 大変な事になってるでしょー



行きたい 行きたい 行きたーい 

しかし世の中、ままなりません…
こんな時に限って
何故か、抜けられない仕事(催事)が続くのでした…

登録している Facebook や、SNS には
待ち望んだ雪に歓喜し 戯れる輩の報告が溢れ
羨ましさと 悔しさ、嫉妬から
くぅ~っ、世を拗ねる テロリストの気持ちが
ちょっとだけ 解る気がしたものです…

( ↑↑↑ 嘘、嘘、嘘ですよ~っ‼ )



そして…
やっと 仕事が一息ついた時には、
近場の山では、もう モフモフの雪は言うに及ばず
溶けかかって泥寧地獄と化した山道しか
残っていないのでした…





どっこい、寒気団 南下‼
待ってました 冬将軍‼ 

もぉ~っ、どこ行ってたのよぉ~ 将軍ったら‼
どっかに いい娘でも囲ってたんじゃないのぉ~
い、 け、 ず!!




さて、では、どこ行くべ⁈
冬将軍、現れたは良いけど 低気圧ガールまで引っ張ってきて、
週末に向け ちょっと荒れ気味の天気予報

『ピーカン天気に新雪の中の登山』 っていう理想は この際置いといて
シーズン 最初だし、
取り敢えずは 雪の世界の中に だだ浸る、っつーのをテーマに
雪見温泉と 洒落込みますか



旦那 旦那っ、良いところ有りまっせ~

前々から温めていた、雪シーズンの秘湯
“手白澤温泉”

いよいよ、そこへ、 挑む時
潮目が満ちたのかもしれません…  ( 大袈裟なっ… )






今回もお世話になった、
東武鉄道 株主優待切符。900円也で、鬼怒川温泉駅とうちゃこ!



あれ⁈ 雪なんて、ほとんど無いじゃん!
大丈夫かねぇ

1日4本しかない、奥鬼怒温泉郷行きのバス、
乗客 わずかに3人
え⁈ て 事は、うちら除いて一人じゃん










奥鬼怒温泉郷には 四湯あって
「加仁湯」「 八丁湯」「日光澤温泉」それに「手白澤温泉」

手白澤以外は 終点の女夫渕バス停から
マイクロバスの送迎があります。
秘湯たる理由です。
イヒヒ




奥鬼怒川に沿った遊歩道経由のルートと
奥鬼怒スーパー林道経由のルートと
どちらも3時間弱の道のり。


予約した時に、
暗に林道経由をすすめられました。
雪さえ無ければ 聞くまでもなく遊歩道を行ったでしょうが…



未練がましく 遊歩道の入り口をチェックしますが
想像に反し いきなりの 鉄階段 急登!  ↓↓↓
あれれ⁈
こりゃ 用心して 林道を行くっきゃないか…





季節が異なってても、一度歩いたことさえあれば
何て事はないのかも知れないけどねぇ~
などと、独りごちて
諦めます




林道の嫌いなところは
無駄にくねくね くねくねと、蛇行してばかりで
時間ばかりかかる事






奥鬼怒スーパー林道も
ご多聞に漏れず くねくね くねくねくねくね くねくね

そもそもこの林道、
舗装路なのか、未舗装なのか、
積雪が圧搾された上に 凍結していたりして
さっぱりわからない

まっ、軽アイゼン 履いとけば 間違いないっしょ


さっき お客さんを乗せて先に出発して行った
加仁湯温泉のマイクロバスが 戻って来ます。

運転手さん、
意識してか そうでないのかは分かりませんが
目を合わせようともしません。
大丈夫ですて、
乗せてくれなんて
言いませんよ~
イヒヒ

単調な林道歩きに飽きた頃
今度は お客さんをたくさん乗せて、
ガタピシトロトロ と、再びマイクロバス登場。

脇に寄って、バスをやり過ごそうとすると
車内のお客さんから 好奇の視線攻撃、
「ハイッ、みなさ~ん、
今 外に見えているのは、絶滅種の
“ 雪山属 秘湯 訪ね人 ” ですよ~」
「 今では たいへん珍しいので、
写真を撮りましょうね~ 」

てなことを 言ってたか言ってなかったか





やっと、手白澤温泉への 分岐の標識が現れましたぁ

何々、ここから後30分⁈
夏道時間での30分やから、まぁ もう少しは
覚悟せなあかんね~

ここから先、今朝から人が入った形跡が有りません。
乾いた粉雪が 絶え間なく ずっと降っていて
道こそハッキリしていますが、
膝下10センチ程の、新雪ラッセル‼


鹿くんも さっき歩いてったみたいです…
















隊長が先頭を分け入って30分、
おおっ、見えた、見えてきた‼






名物犬「岳」の お出迎えです♪








じゃあ、先ずはともあれ 荷物を置いて…





解凍~っ!!








湯量が豊富なので、洗い場に蛇口は無くて
なんと、かけ流しの温泉が カラン代わり




これぞ、 『 ザ・野天風呂 』


凍ったしぶきと 雪とが造りだした
『 温泉の縁で休む 白鹿


豊富な湯量を誇る源泉が近いので
それを宿中の床にパイプを配して 床暖房として張り巡らしています。

宿中、いい感じに じんわりとあったかくて リラックスします


岳くんの定位置も、ここっ
あったかくて すぐうとうとしてきちゃいます…





え~っと、(^^;)   遷都くん ではありません、へへっ

天井が高い ゆったりとした贅沢な造り
平屋建てなのが びっくり!!


楽しみにしてきた夕食!!




満足、満腹っす!!



暖炉!! やっぱりこれに限りまっす!!


えへんっ!! (キリリッ) 
岳くん、いつもふやけてばかりいるわけではないっすよ!!

血筋は「川上犬」だそうです。



まったり まったりと夜は更けていきます…
外では小雪が 絶えることなく降りしきっています…



予想していた通り 宿は貸切で
テレビなんて もちろん無くて 
雪がすべての音を 静かに包み込んで、静かに、静かに…


  スカピー   スカピー   スカピー 

すべてが寝静まった夜に、隊長の寝息( いびき?!) だけが
いつまでもつづいておりました、とさ…




え~、大した内容も無いのに
次回も続きます (^^;)


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登り初めは、丹沢から

2016年02月07日 21時26分29秒 | 丹沢

お正月気分からも ようやく抜け出して、
今年も動き出しましたねぇ~

なまった身体に 少しは喝を入れとかないと
前回、今年の抱負、なんて 打ち上げといて、
てんでお話にならないことに なっちまう…

そう解っちゃいるものの、
いざ 出掛ける段になると 何かと言い訳じみてくるし、
ええ~い、ままよっ、


手っ取り早く、モチベーション上げるには、
食いもんに限るぜっ‼


冬だし、あったまるもんだろぅ⁈
鍋だっ!
鍋焼きウドンだっ‼
鍋焼き山だっ‼

だ、か、ら、
鍋割山‼ ← あざとすぎ



行き慣れた小田急線、渋沢駅から
大倉行きのバスには乗らず、
タクシーで 直接、県民の森 ゲートまで…
無駄に等しい、西山林道の1時間余りを
ショートカットしちゃいます。
1200円くらいのタクシー代なら
早く 鍋焼きウドンにありつく為には、惜しくはありません‼ ハイッ





天気の良い土曜日とあって、
前後に 同じ鍋割山を目指すグループも多いっす!!





( 1月15日に )大雪の降った今では とても信じられませんが、
春先みたいにポカポカと いい陽気でした。

こりゃ、今シーズンの花粉の飛散は
早そうだわい





最近手に入れたおニューのアウター
ビビットな色合いが、なかなかいいじゃん、おサル君!!



二股を過ぎて、
いつもの ペットボトル歩荷 スポットです。
2ℓ大五郎 を 手に、しゃーない、今日はこれか…

と、考えていると おサルめが
いえいえ、おサル様が、
「 やっぱ、5ℓ いくでしょ、ここは!ねっっ隊長!!」




肩にずっしりと5キロの重みが食い込みます。
こんな事なら 5キロ ダイエット、しておけば良かった…









それでも、
初めてこのルートを登った時は、
尾根へ突き上げる急登が 永遠に続くように思えたものですが、
なんか、随分と楽になったなぁ~
へへへ






この辺から、おサル君が、目に見えて遅れだします。
人に5ℓ も余計に持たせたからにはと
自分も2ℓ 余計に歩荷する羽目になっちゃって
ちょっとかわいそうだけど
それもこれも 鍋焼きウドンの為
我慢せい‼

ところで、おサル君、
さっきから よっぽど心配なのか、同じような事を何度も尋ねてきます。
( 思い出してカウントしてみたら、覚えているだけでも5回も!!)   ←ププっ
「ねぇ?  鍋焼きうどん、売り切れたりしないよねぇ~?」









ここの尾根、偽ピークが たくさんあって、
特に最後の方の 偽ピークは
いかにも そこのブッシュを飛び出せば もう山頂っていう
雰囲気ありありで、
前に来た時も 騙されました。

で、今度も しっかりと騙されました、ハイッ






気を取り直して、最後のダッシュ!
ザックを置くのも もどかしく、自然と小屋まで小走りで…
何って、鍋焼きウドンを注文するためでしょ‼

内緒ですが
もし、その鍋焼きうどんが 最後の一つなんてことになったら
そこは潔く、おサル君に譲ろうと 実は覚悟していました!!
ええ、もちろんです。

ここで男気見せないで、どうするっていうんですか!!
↑↑↑ ププっ、どんだけ の事だよ!!



案の定、小屋の中は大混雑、
大変な有様となっていました…



幸い、待つこと10分ほどで、このアツアツが…  
う~ん、美味いっ!!


まさに、天上の至福!!
マジで ほんとに 美味しいっす!!

なんでも、過去最高に売上げた日には、一日で680杯もでたのだとか…
一杯1,000円だから、えーっと68万の売上也。
ってことは、少ない日でも だいたい○○○、
ってことは … kfhruwnxc,alwuifovotpy.y.vjyxyagqpo05476!szjhxiue;:tyj,bkfdls;daajakaduchabcjhgmcfo

↑↑↑ 大きなお世話だいっ!!
   



あらら、鍋焼きにすっかり気を取られている内に
富士山に雲がかかってきちゃいました





海が見渡せるのも、ここ 丹沢の魅力!!



山の連なりの向こうに その稜線から頂までを見せる富士山
この眺めも、丹沢ならでは。
ヒルさえ出なけりゃ、夏でも通うんだけどね…



鍋を戻しに行ったら、更に大変なことに…
いよいよ行列は小屋を飛び出し、外まで長く延びて…

タクって、スタートを早めたアドバンテージの甲斐がありました、へへっ



遠くには、南アルプスの白き頂も望めました。
やっぱり いつもより雪が少ないみたい



さぁ、ではそろそろ行こか
今日は、塔ノ岳方面へ向かって、大倉尾根を下りるつもり。




丹沢の主脈、
塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳~檜洞丸 が見通せます。
鍋割山へのルートを 奥に進んだ途端、
人も少ない静かな早春の山行に変わります。


前回、鍋割山に来た時には、ここから 小丸尾根を下りたんだっけなぁ

「金冷シ」で塔ノ岳へのルート、大倉尾根にぶつかります。
今日は、登り初め。
山で食す「鍋焼きうどん」 がテーマの山行だったんで
塔ノ岳には向かわず もうここから大倉へ向けて下りちゃいます。


通称「バカ尾根」大倉尾根は、
登るのも下るのも辛いだけの、あまり好きではないルートなんだけど
唯一好きなのが、花立山荘までの開けた茅場平あたり。
尾根の向こうに 相模灘が見渡せて、
気持ちが大きな空に向かって広がっていく気がしない?!







おサル君、今年もよろしく!!


カメラを向けられると、どうしても表情が硬くなっちゃうなぁ~




ん?!

あれは、何?!


「!」マークに、「?」マークみたいなの、
パラグライダーなんだねっ!!
気持ちよさそうだけど、高所恐怖症の隊長には、一生縁が無さそう



春先は、「かき氷」の旗が 風に踊っていたよ!!






何とか、バカ尾根を、無事に大倉まで下りてきました。
ひたすら考えていたのは、帰りに寄る温泉と、
その後の打ち上げとビール!!

これがあるから、止められないねっ!!
いけね、写真撮り忘れた。


しばらく忙しくてブログアップ さぼってしまったので、
『手白澤温泉、雪の奥鬼怒 秘湯編』
『雪の大菩薩嶺で雪山慣らし 編』
と、
ネタは仕込み済みです。
お楽しみに~



最後まで おつきあいいただきありがとうございます。
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