山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

百蔵山~扇山・君恋温泉 中央線沿線 小さな山旅 編

2016年05月29日 13時42分08秒 | 他の山
GWも 間も無く終わろうという土曜日。
予報では 天気は申し分なく
家でダラダラして無駄にするよりは
どこか、近場の山へ、と
朝早くに 出かけたのでございます、ええ

家を出た時は まだ 薄く雲が垂れ込めていた空も、
駅を下りて歩き出す頃には すっきりと晴れてきました。

じゃん‼


ここは そう、中央道の 交通渋滞箇所で有名な、
“『猿橋バス停』付近” です。
( ちょうど後ろに見えるのが 、今日 登ろうとしている
左・百蔵山と、右・扇山 。)



ひゃー、高い‼



中央高速を走っていると、相模湖を越えて 大月IC手前まで来て初めて、
ああ、山梨県に入ったんだなぁ~って実感が湧くけど
まさにここが その辺り。
大月駅のすぐ北側に、
岩肌を剥き出しにした『岩殿山』がそびえてますが
「猿橋」は 駅で言うとその1個手前。
今 ここからも、その岩殿山の岩肌を望めます。



低山が連なる独特の地形の、わずかな合間を縫って、
中央線、中央高速、甲州街道が競って走っています。


今日のルート、駅からそのままスタート出来るのは良いんだけど、
山と谷と渓谷とが入り組んだ地形なので、
登山口に着くまで 短い距離ながら結構な勾配の
県道を進まなくてはならず、
これが案外 地味に疲れます。 


駅から40分近く歩いて来て、ここを左に進めば、ようやく登山口




謎の 個人美術館が現れれば、登山口の目印。


しかし、こんな辺鄙な所に しかも非公開の個人美術館って
めちゃくちゃ怪しいし~
収蔵庫らしき立派な棟が 幾つも有るところ見ると
収まっているコレクションも 中々のものじゃなかろうかと想像できますが…

それにつけても、う~む、ただただ 怪しいっす…



さて、若葉の新緑が眩しい中を、進んでいきます。


程なく、展望の開けた場所に出ます。
眼下には大月市街と中央高速が広がります。


まだ渋滞には なっていないみたいだね~




さっ、ペースをあげようっと!!




『…山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい…』  漱石『草枕』 


『…山路を登りながら、こう考えた。
百蔵山、ももくろ山、モモクロヤマ…
ん!?
ももいろ~、 くろーば~ Z~っと!?
とかくに人の世はアホらしい…』   って ばからし





おサル君、今日はいっこうにペースが上がってこないようなので
ここで先頭交代。









はい、とうちゃこ~ ‼
おっ、結構 先客いるじゃん!!



記念にパチリ。
残念ながら 富~士娘ちゃ~ん、は 春霞の中…




ププっ、おサル君 『女子力』出し惜しみして、ちょっこしだけ~
でも大丈夫 これだけでも山の上ではご馳走だよ~

名残りの桜が まだ咲いてました~








一旦下って、また登り返し~ 








はぁはぁ、この急登 登り切ってしまえば、あとは楽なはず




扇山、とうちゃこ~っす!! 

すっかり曇ってしまって、眺望は諦めっす!!

おっ、ここにも名残りの山桜



さ~て、後は下りだけ…
実はもう一つ、ここに来るのを楽しみにしていた理由があるのです。


『 君恋温泉 』!?  もしかして、あれ?!


ずきゅ~ん!!



そう、「君」「恋」に、ハートを射抜かれちまった瞬間で~す!!  

はぁ?!

アホらし…

イヒヒ、でも なんか楽しみっ!!





赤いちゃんちゃんこ地蔵さんが現れたら、ゴールも間近!!





出た~!!
里山っす!! 




イヒヒ



ハイハイッ!! 着いたね~っ!!


って、思いっきり民家でねぇの!! ププっ!! 

「すいませ~ん、すいませ~ん!! 
何度も声かけて、やっと奥から出て来てくれた女将さん曰く、

「ごめんなさいね、今日はお客さん少ないと思って、
片方の湯船にしかお湯溜めてないのよ~」

なんでも 今 女性一人の先客がいるので、
おサル君は すぐ入ってもらって構わないけど、
男性の方は ちょっと待っててくださる? と…

あー、いえ、僕、そういう事なら全然 気にしないで構いませんから
三人一緒に入らせていただきますね~

と、話もまとまったので、三人で入らせていただきました
;fkri59vms/.woxjhgyty5njhwtxmdltg:h2hldwlxpgu

↑↑失礼いたしました、嘘です。
おサル君にフルボッコにされてしまいそうなので
謹んで訂正させていただきます。

結局、隊長はお湯を張ってないほうの浴室で
シャワーだけで、さっぱりとさせていただきました。



と、僕らがお風呂で さっぱりとさせてもらっている間に、
奥では 老婆が 大きな人切り包丁をピカピカに研いでいるのでした…

イヒヒひひひ~  見~た~ね~!!

そして、その包丁で切って運んできたのが…

手作り味噌田楽と、掘りたての筍の煮つけ 

ごちそうさまでした~



最寄りのバス停
時刻表を見ると、一日僅か2便
危ない、危ない、 やっぱり もたもたしてたら
食われちまうところだったわい イヒヒ



四方津駅から高尾まで戻り、飲み直して帰路についた一行でございました、とさ
めでたし めでたし。



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残雪の立山 。ビビる隊長 おまけ鉄旅篇

2016年05月22日 02時17分34秒 | 旅行
さて、帰りもまた
『アジアンツーリスト』のパワフルな御一行様と共に
室堂を後にします。



「美女平」からは ケーブルカー
( 念のため、美女 が いないか 周囲を見渡します イヒヒ)





富山電鉄 立山駅で、
やっと にぎやかな御一行様から解放され、
( 奴らは そのほとんどが貸切バスでのツアー客 )
一路 のんびりと富山駅へ


富山駅、とうちゃこ~ (「しゅっ」とした かっこいい駅でがすね)


楽しみな 腹ごしらえ前に、
とりあえず、さっぱりしたいなぁ~、ね、おサル君!!
「はいはい、こんなとこ、いかがでしょ~?! 」

じゃん!!


ん?! 何?!
もしかして、銭湯?!

へへへっ、富山市内にも、ありました~!!
自称「銭湯女子」でもある おサル君、
探し出しておいてくれたのが、ここ『 いなり鉱泉 』!!

富山駅から タクシーで 約900円、
歩いても来れる距離に あるんです。



お風呂はもちろん、ロビーも 脱衣場も広くて清潔、 (桶はもちろん『ケロリン』 )
さすが 「幸せ度 日本一」の富山、
とっても居心地の良い 銭湯です!!



お世話になりました~
( 湯上りにロビーで休憩していたら ちょうど東京オリンピックのエンブレムの発表セレモニーをテレビでやっていました )

ぶらぶらと、涼みながら駅まで歩いて戻ると、
あら~、こんな  レンタチャイクルまで あったんだね~

(さすが 富山、すすんでる~)



さ~て、そろそろ、『いい時間』になってきた。
評判の良い、
地元のお魚が食べられる居酒屋を 駅前に探しておきましたよ~
その名も『親爺』って…
へへへっ


地元ならではの、ホタルイカとか、
白エビのお造りだとか、のどぐろの塩焼きだとか、なんだかんだと…
へへへっ、
美味しかった~!!
(後で聞いたら、この間『旅サラダ』っていうTV番組で 紹介されたばかりだったのだとか)


イヒヒ ごちそうさま~


ところで 今回の立山行、
隠れ鉄ちゃん(乗り鉄?!) の我々にとって、
なんとも 楽しい旅でした~




先ずは、昨日の朝の、北陸新幹線 (肝心の写真が これっ?!)


そして、富山地方鉄道!!


キャー  たまんないっす!!


うんうん、って 首を縦に激しく うなづき(い) っちゃいます!!






ウギャーッ!! ド ストライク!! た、たまらないっす!!






興奮冷めやらぬまま 先ずは、途中駅まで 鈍行で…
これも これで、味わい深いものがあります。
( 見て見てっ!! パスモ とかにも対応っす )




寺田駅で、特急に乗り換えます
… って、か、かっこ 良すぎるでしょ、これっ!!







木が ふんだんに使われた 温かみのある車内、
ゆ、床だって、磨き込まれた ぴっかぴっかの 木の床ですっ!!




こちらが、特別指定の(更に別料金の) 展望車!!

…… って、何で おサル君、そこにいるのっ?!
ダメでしょ、勝手に入って行っちゃ!!

(後で聞いたら、+150円 払うだけで良かったらしい…  失敗した~)



すれ違う列車も 見落としちゃいけません


車掌さんも、とても可愛らしい方~


夢のような時間を過ごしている内に、いつしか山に近づいていました~

で、ここでケーブルに乗換えようと、
乗換ロビーに行ったところから、
アジアンパワーの渦に巻き込まれたという次第…


室堂ターミナルに到着。
外に出る前に、まずは腹ごしらえ、ってわけでがす

( この お蕎麦と ますの寿司が、何気にめちゃくちゃ美味しいのさ~)

いや~ 富山、恐るべし!! 

景色良し、食べ物良し、電車良し!!
人も良し!!
あ、もちろん、山が良し!!

次 生まれてくる時には ぜひ富山に生まれてきたいもんでがす!!




と、この二日間を振り返っていると、

ん?! 何か 忘れてね?!

そこへ、古びた路面電車が走ってきました。


(ネットから拾わせていただいた資料画像でがす)


そうだ!! トラムだ!!
富山には、有名なライトレールのトラムが走っているはずっ!!

でも 今 見た、あのレトロな路面電車じゃないよな~
駅前地図で確かめると、今いる反対側の北口から
でている(?)じゃあ ありませんか。
※後で調べたら、南側にもちゃんと走っているので ございましたよ

帰りの新幹線の時間が迫る中
急ぎインフォメーションで北口へ回る方法を教えてもらいます

あれだ~!!



一見して、突き抜けた感のある 洗練されたデザイン!!
ヨーロッパの旧市街の中を走る最新トラムと
イメージが重なるねっ!!







いや~、かっこいいべな~
乗りたかったな~  
旧い路面電車も、良かったしな~
こりゃ、また富山に来るっきゃねぇべな~


トュース‼


富山から3時間を切る、
圧倒的な早さの“かがやき”で、 東京まで戻ったのでした…
( あんまり早すぎて、おちおち寝てもいられませんでした~ )


お土産は、定番 「源」の ますの寿司、
イヒヒ

美味しかった~


富山の山と鉄道と銭湯と、食を満喫する旅となりました~



また来るからね~、富山~



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残雪の立山 雄山。ビビる隊長編 顛末篇

2016年05月14日 15時16分16秒 | 北アルプス
部屋の窓から見上げる、夜明け前の 立山の山塊



泊まった「立山室堂山荘」は、
立山散々   もとい   立山三山、特に雄山(おやま)
稜線をまっすぐに下った ほぼ真下に位置しています。





昔、立山信仰が もっともっと盛んな頃、
はるばるとこの地まで 苦行の末 たどり着いた信者達
その奥宮本宮を前にして
つかの間 体を休め、お詣り前の身を清めたのが、ここ室堂山荘でげす。
いわば、日本最古の山小屋。

古の、信仰に篤い人々を思って、
慎ましく朝を迎えた、我が隊でゲス。( ←嘘コケ)
( 昨晩もワイン一本空けちまってただろ~ )

あの稜線から 滑落したら、
多分、
今見えてるその裾野まで 超楽に戻ってこれるんだろうな~

あ、命の保証はないけどねー


朝日は、山の向こう側に出るので、
残念ながらご来光は稜線にでもでない限り望めません


奥宮の社殿が ハッキリ くっきり


さて、ルートは、こう。
隣の浄土山との鞍部にある「一の越山荘」まで 先ず登り、
そこから一気に山頂まで突き上げるっていう段取り。





一の越まで 1時間、更に山頂まで1時間、
順調なら往復4時間のコース。
楽勝⁈

大切な、何より大事な腹ごしらえを…


隣棟に保存されてる いにしへの「堂」に比べたら
ほぼ天国、いんや、 「浄土」に等しい、快適な小屋で がした。





さあ、では出発すべ~
折角 “浄土”に一番近い宿をとったんだから、
その恩恵を享受させて頂きましょう




朝 7時過ぎ、室堂もこの時間ならば、バスもケーブルも始発前
下界から登ってくる人は まだいません





室堂自体が 既に 森林限界の上だから、
余計な物など一切ない、
潔いにも程がある、 雪面のみの世界。





はぁはぁ ぜぇぜぇ



残雪期とはいえ、朝のこの時間ならば
雪はまだまだ固く締まっていて、
アイゼンの歯が面白いように効きます。

例によって おサル君を先頭に進みますが、
アレ~⁈
猿め、  今日はずいぶんとペースを上げてるなぁ…

隊長、体調が悪いわけでもないのですが、
どんどん間を開けられてしまいます…



おまけに、こっちは斜度のゆるい面を登ろうとしてるのに
そんな事にお構いなく
ドンドコ進んじゃうし、


↑↑ 隣のあちらはあちらで、やっぱり大変そうだけど、
人の心配してる場合でねえし…



って、
コラ~っ‼

( 後で聞いたら、室堂からトラバース気味に
直接結んだルートを示す竹棒を見つけ
そこに 進路を向けていたんだとか… )

まぁ、周りが見えていたんなら、まだ良しとしよう…
え?! 見えていなかった、俺の方が 問題⁈



なんとか、ほぼ予定のコースタイム、1時間で一の越まで登ってきました。
ほら、やっぱり、
隊長のペースが格段 悪いっていうわけでは ねえべ‼



後立山連峰が 一望っす




稜線越しの風が 結構 吹き付けるもんで、
ちょっとカッコ悪いけど 失礼しまっす、と
おサル君。
いえいえ、なかなかお似合いっす


ひゃーっ、↑ 
カッチこちやぞ‼ ↑  カッチこちやぞ‼

いよいよ、ピッケル⛏の 出番です‼
気を引き締めて行きましょう‼
つい数日前にも、滑落者が出たそうです…

隊長、登りだしてすぐ、 緊張で顔が強張ります。
置かれている状況を理解。
こりゃ おサル君に任せておくには荷が重いだろうと
珍しく男気だして 先頭に立ちます。


下から見上げる分には あまり気付かないけど、
場所によっては斜度は中々のもの、
加えて、雪面と、風で雪の飛ばされた 岩が露出した所と、
トレースは その両方を縫って続いています。
慎重にルートを辿って行かないとなりません。

実際、山頂間近まで、 写真を撮る余裕もありません。
⛏ピッケルを 雪面に突き刺しながら、
この箇所、登ったはいいけど、帰り 下りる時、大丈夫かな~
と、思いっきりビビる隊長なのでした…


とは言え、おサル君の手前、
そんなチキンなハートを 無防備に 晒すわけにはいきません。
努めて平静に、淡々と足を運ぶのでありました。



そして、ついに…




ほぼ予定したコースタイム通りの登頂、
エッヘン、やる時は、やるんだぜ、ベイビー



おサル君も、実は だいぶ気張っていたみたいでゲス


今日ほど、ピッケル⛏様の ありがたみを感じた事 なかったね~


ぐるっと360度、見えます。
天気が安定していてくれて、助かった~
GWの時期って、3,000m級の山は 夏と冬とがちょうどせめぎ合う時だから
晴れれば 汗かくほど暑くなるし、
一旦崩れるとすぐ吹雪いたりして真冬に逆戻り。
我々の行ったこの1週間後にも
大荒れで 何人もの遭難者、滑落者が出ました…









↑↑ 槍様を、この角度から見るのは、初めて。









↑↑ あれまぁ~ 富士山も!!




いつか、ここに宮司さんの詰める夏に再訪しないとね~


ねぇ、キャディさん、景色もとりあえず満喫、そろそろ下ろっか
「一の越」まで、もう一度 気を引き締めていこうね~


後で気づいたんだけど、
結局、登りも下りも
ちょっとだけ斜度の緩んだ「三の越」あたりの写真しか撮っていませんでした。
やっぱり安全に下りる事だけに集中していたんだね~




「一の越」山荘の前まで、どうにか無事に戻ってこれた~
よっぽど緊張していたんだね、隊長、喉がカラッカラに乾いていました…

そう言えば、登りで 我隊の後についてスタートした男女3人のパーティー、
結局 その後、ここまでの往復ですれ違うことはありませんでした。
多分、登りのとっかかりで早々に諦めて撤退したみたい…


山は逃げないから、経験を重ねて、また来ればいいさ、ねっ!?



イヒヒ、あとは、楽勝?!


と、思ったら、富士ノ折立 の下の方で 小規模な雪崩が発生したみたい…
ヘリコプターが さっきから上空を行ったり来たりしてます。
最後まで、油断禁物。
雪も、今朝の登り出しと比べると、
かなり柔らかくなってきているのが、素人にも分かるよ


雷さまが いきなり飛んできてくれて
緊張を和らげてくれます。
今回は、ほんとにたくさん、出会えたなぁ~

あら、あそこにも…



不要な荷物を置いて来たので、
室堂山荘へもう一度戻らなくてはいけません。

この辺まで来れば、ちょっとぐらい羽目を外しても
怒られないでしょう…
隊長がザックに括り付けてきた「ヒップそり」を
おサル君に渡し…

イ~ ヤッホ~!!











とうちゃこ~  
目の前にすぐ見えているんだけど、山荘からは 550m程の標高差のピストン、
やはり それなりに 登りでがありました~


始発で今 ここまで着いたばかりのバックカントリーのおじさまと しばし雑談。



別山方面をバックに、おサル君、頑張りました!!






立山三山縦走も、いずれやったるぞ~ イエ~ィ


室堂まで戻ると、昨日と同じ喧噪が待っていました。


さっ、これから富山側にもう一度下りて、美味しいもの食べてくぞ~ イヒヒ





後編(おまけ編)に続く…



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残雪の立山 雄山。ビビる隊長編 前篇

2016年05月10日 00時59分54秒 | 北アルプス
今度こそ、今シーズンの雪山は打ち止め、と
12本爪アイゼン、しまいかけていましたが、
折角 GW前に取っておいた連休、
無駄にするのも何だか勿体無いし、
ここ数日、気づけば 天気予報と にらめっこ。
ん⁈
案外 行けそうじゃん…

そう言えば、
毎年、今頃になると、
初夏を彩る風物詩となりつつ光景が目に浮かびます。
そう、 『雪の大谷』

あれ、見たいな~ 
一度は見ておきたいな~
でもそれだけの為に行くのも何だしなぁ~


そうか、
残雪登山を口実に 行ってまうか~

思い立つや その行動の早さには 我ながらあきれるほど…
ベースとなる宿(山小屋)は どこが良いべなぁ、
肝心の足は⁈
エトセトラ、エトセトラ…

じゃん‼








こ、これが、あの雪の壁かぁ~ 13m!!
もっとも、今年は例年に比べると全然少ないのだとか…



おサル君も、長年の夢がかなったね~ 
 
うん!うん!!





『アルペンルート』には
東京から向かうのに、
扇沢からの長野側ルートと、美女平からの富山側ルートと
二通りあるんだけど
今回選んだのは 時間的な効率を考慮して
富山側ルート!



富山といえば、薬!!
富山の薬を強烈に印象付ける、 『ケロリン』。
この桶、買って帰りたいなぁ~



とにかく、あっという間に富山到着。北陸新幹線さまさま、だね


ところで、開通間もない人気のアルペンルート、
特にGW直前の日曜とあって、
実は 相当の混雑を覚悟して行ったでげす

なのに、北陸新幹線も 電鉄富山駅から乗り込んだ電車も
立山駅に着くまでは 本当にそんなに混んでるの~?って感じでげした。


それが

うひゃー、
東洋系「ユー」だらけ‼ 日本だよね、ここ⁈ 



警備のおっちゃん、日本人と話すのに飢えていたみたいで…
「あんたら何処から来たの?」 
「東京かい?!  何年か前 東京ディズニーランド、行った事あるよ」
「はぁ…」

微妙にテンションがかみ合わない…  (笑)





美女平からバスに乗り換えた時は
雪、全然 気配ないし、大丈夫か~⁈ 
 
称名の滝、見えました~


ケーブル、バス、と 何度も乗り継ぎ
少し うとうとってしている内に、 あらまぁ~



目的の室堂に向け高度を上げていきます。
ガスっていたのが 霧が切れだしたら
真っ白い頂が顔をだしはじめました。

テンション、上がってきたぞ~!!



で、今日は山小屋(室堂山荘)に入るだけの予定
雪の室堂を ぶらぶらと散策しませう



雪と氷の殿堂、 『剱岳』、やっぱりかっこいいっすね~



雪には もう しばらく触れられないと思っていたんで
何か嬉しいねぇ~









油断している内に、雪焼け してもうた



さぁ、んだば 宿へ向かうべか



正面には、明日登る 立山(雄山)の山塊が…




いひひ、なんか すかしてるでげすね~

到着~!!



まだ 時間早いし、荷物を部屋に置いて、室堂平探検だぁ~


頭の上に、木偶(でく) 乗っけてみました~
って、
んなわけねえし…



いきなり、 「雷さま」遭遇!!  まだ冬毛だし~

こんなに近くで見たの、初めてかも~!!





二人とも 長靴が良くお似合いで~
「かあちゃん、今年は田植え、いつにすっぺ なぁ~」





室堂平満喫した後は、お楽しみの~!?


そう、ここ、お風呂があるんでげす~

宿には、ドイツ人やら オーストリア人の バックカントリー御一行様もいて
お風呂で国際交流しちゃったでげす~

お風呂上りにビール飲んでたら そばに座って来たんで
持っていた 「柿の種」をあげたら 恐る恐る食べていたでげす
Why Japanese people…!?
はは
何だと思ったかな?!




ん!?
日没でねぇがし?!



日本海と その雲海の上に沈みゆく夕日が見れたでげす~

明日も、晴れますよ~に!!



後編に続く…

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