GWも 間も無く終わろうという土曜日。
予報では 天気は申し分なく
家でダラダラして無駄にするよりは
どこか、近場の山へ、と
朝早くに 出かけたのでございます、ええ
家を出た時は まだ 薄く雲が垂れ込めていた空も、
駅を下りて歩き出す頃には すっきりと晴れてきました。
じゃん‼
ここは そう、中央道の 交通渋滞箇所で有名な、
“『猿橋バス停』付近” です。
( ちょうど後ろに見えるのが 、今日 登ろうとしている
左・百蔵山と、右・扇山 。)
ひゃー、高い‼
中央高速を走っていると、相模湖を越えて 大月IC手前まで来て初めて、
ああ、山梨県に入ったんだなぁ~って実感が湧くけど
まさにここが その辺り。
大月駅のすぐ北側に、
岩肌を剥き出しにした『岩殿山』がそびえてますが
「猿橋」は 駅で言うとその1個手前。
今 ここからも、その岩殿山の岩肌を望めます。
低山が連なる独特の地形の、わずかな合間を縫って、
中央線、中央高速、甲州街道が競って走っています。
今日のルート、駅からそのままスタート出来るのは良いんだけど、
山と谷と渓谷とが入り組んだ地形なので、
登山口に着くまで 短い距離ながら結構な勾配の
県道を進まなくてはならず、
これが案外 地味に疲れます。
駅から40分近く歩いて来て、ここを左に進めば、ようやく登山口
謎の 個人美術館が現れれば、登山口の目印。
しかし、こんな辺鄙な所に しかも非公開の個人美術館って
めちゃくちゃ怪しいし~
収蔵庫らしき立派な棟が 幾つも有るところ見ると
収まっているコレクションも 中々のものじゃなかろうかと想像できますが…
それにつけても、う~む、ただただ 怪しいっす…
さて、若葉の新緑が眩しい中を、進んでいきます。
程なく、展望の開けた場所に出ます。
眼下には大月市街と中央高速が広がります。
まだ渋滞には なっていないみたいだね~
さっ、ペースをあげようっと!!
『…山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい…』 漱石『草枕』
『…山路を登りながら、こう考えた。
百蔵山、ももくろ山、モモクロヤマ…
ん!?
ももいろ~、 くろーば~ Z~っと!?
とかくに人の世はアホらしい…』 って ばからし
おサル君、今日はいっこうにペースが上がってこないようなので
ここで先頭交代。
はい、とうちゃこ~ ‼
おっ、結構 先客いるじゃん!!
記念にパチリ。
残念ながら 富~士娘ちゃ~ん、は 春霞の中…
ププっ、おサル君 『女子力』出し惜しみして、ちょっこしだけ~
でも大丈夫 これだけでも山の上ではご馳走だよ~
名残りの桜が まだ咲いてました~
一旦下って、また登り返し~
はぁはぁ、この急登 登り切ってしまえば、あとは楽なはず
扇山、とうちゃこ~っす!!
すっかり曇ってしまって、眺望は諦めっす!!
おっ、ここにも名残りの山桜
さ~て、後は下りだけ…
実はもう一つ、ここに来るのを楽しみにしていた理由があるのです。
『 君恋温泉 』!? もしかして、あれ?!
ずきゅ~ん!!
そう、「君」と「恋」に、ハートを射抜かれちまった瞬間で~す!!
はぁ?!
アホらし…
イヒヒ、でも なんか楽しみっ!!
赤いちゃんちゃんこ地蔵さんが現れたら、ゴールも間近!!
出た~!!
里山っす!!
イヒヒ
ハイハイッ!! 着いたね~っ!!
って、思いっきり民家でねぇの!! ププっ!!
「すいませ~ん、すいませ~ん!! 」
何度も声かけて、やっと奥から出て来てくれた女将さん曰く、
「ごめんなさいね、今日はお客さん少ないと思って、
片方の湯船にしかお湯溜めてないのよ~」
なんでも 今 女性一人の先客がいるので、
おサル君は すぐ入ってもらって構わないけど、
男性の方は ちょっと待っててくださる? と…
あー、いえ、僕、そういう事なら全然 気にしないで構いませんから
三人一緒に入らせていただきますね~
と、話もまとまったので、三人で入らせていただきました
;fkri59vms/.woxjhgyty5njhwtxmdltg:h2hldwlxpgu
↑↑失礼いたしました、嘘です。
おサル君にフルボッコにされてしまいそうなので
謹んで訂正させていただきます。
結局、隊長はお湯を張ってないほうの浴室で
シャワーだけで、さっぱりとさせていただきました。
と、僕らがお風呂で さっぱりとさせてもらっている間に、
奥では 老婆が 大きな人切り包丁をピカピカに研いでいるのでした…
イヒヒひひひ~ 見~た~ね~!!
そして、その包丁で切って運んできたのが…
手作り味噌田楽と、掘りたての筍の煮つけ
ごちそうさまでした~
最寄りのバス停
時刻表を見ると、一日僅か2便
危ない、危ない、 やっぱり もたもたしてたら
食われちまうところだったわい イヒヒ
四方津駅から高尾まで戻り、飲み直して帰路についた一行でございました、とさ
めでたし めでたし。
最後まで おつきあい いただきありがとうございました。
ついでに、こちらも よろしくお願いします…
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予報では 天気は申し分なく
家でダラダラして無駄にするよりは
どこか、近場の山へ、と
朝早くに 出かけたのでございます、ええ
家を出た時は まだ 薄く雲が垂れ込めていた空も、
駅を下りて歩き出す頃には すっきりと晴れてきました。
じゃん‼
ここは そう、中央道の 交通渋滞箇所で有名な、
“『猿橋バス停』付近” です。
( ちょうど後ろに見えるのが 、今日 登ろうとしている
左・百蔵山と、右・扇山 。)
ひゃー、高い‼
中央高速を走っていると、相模湖を越えて 大月IC手前まで来て初めて、
ああ、山梨県に入ったんだなぁ~って実感が湧くけど
まさにここが その辺り。
大月駅のすぐ北側に、
岩肌を剥き出しにした『岩殿山』がそびえてますが
「猿橋」は 駅で言うとその1個手前。
今 ここからも、その岩殿山の岩肌を望めます。
低山が連なる独特の地形の、わずかな合間を縫って、
中央線、中央高速、甲州街道が競って走っています。
今日のルート、駅からそのままスタート出来るのは良いんだけど、
山と谷と渓谷とが入り組んだ地形なので、
登山口に着くまで 短い距離ながら結構な勾配の
県道を進まなくてはならず、
これが案外 地味に疲れます。
駅から40分近く歩いて来て、ここを左に進めば、ようやく登山口
謎の 個人美術館が現れれば、登山口の目印。
しかし、こんな辺鄙な所に しかも非公開の個人美術館って
めちゃくちゃ怪しいし~
収蔵庫らしき立派な棟が 幾つも有るところ見ると
収まっているコレクションも 中々のものじゃなかろうかと想像できますが…
それにつけても、う~む、ただただ 怪しいっす…
さて、若葉の新緑が眩しい中を、進んでいきます。
程なく、展望の開けた場所に出ます。
眼下には大月市街と中央高速が広がります。
まだ渋滞には なっていないみたいだね~
さっ、ペースをあげようっと!!
『…山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい…』 漱石『草枕』
『…山路を登りながら、こう考えた。
百蔵山、ももくろ山、モモクロヤマ…
ん!?
ももいろ~、 くろーば~ Z~っと!?
とかくに人の世はアホらしい…』 って ばからし
おサル君、今日はいっこうにペースが上がってこないようなので
ここで先頭交代。
はい、とうちゃこ~ ‼
おっ、結構 先客いるじゃん!!
記念にパチリ。
残念ながら 富~士娘ちゃ~ん、は 春霞の中…
ププっ、おサル君 『女子力』出し惜しみして、ちょっこしだけ~
でも大丈夫 これだけでも山の上ではご馳走だよ~
名残りの桜が まだ咲いてました~
一旦下って、また登り返し~
はぁはぁ、この急登 登り切ってしまえば、あとは楽なはず
扇山、とうちゃこ~っす!!
すっかり曇ってしまって、眺望は諦めっす!!
おっ、ここにも名残りの山桜
さ~て、後は下りだけ…
実はもう一つ、ここに来るのを楽しみにしていた理由があるのです。
『 君恋温泉 』!? もしかして、あれ?!
ずきゅ~ん!!
そう、「君」と「恋」に、ハートを射抜かれちまった瞬間で~す!!
はぁ?!
アホらし…
イヒヒ、でも なんか楽しみっ!!
赤いちゃんちゃんこ地蔵さんが現れたら、ゴールも間近!!
出た~!!
里山っす!!
イヒヒ
ハイハイッ!! 着いたね~っ!!
って、思いっきり民家でねぇの!! ププっ!!
「すいませ~ん、すいませ~ん!! 」
何度も声かけて、やっと奥から出て来てくれた女将さん曰く、
「ごめんなさいね、今日はお客さん少ないと思って、
片方の湯船にしかお湯溜めてないのよ~」
なんでも 今 女性一人の先客がいるので、
おサル君は すぐ入ってもらって構わないけど、
男性の方は ちょっと待っててくださる? と…
あー、いえ、僕、そういう事なら全然 気にしないで構いませんから
三人一緒に入らせていただきますね~
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↑↑失礼いたしました、嘘です。
おサル君にフルボッコにされてしまいそうなので
謹んで訂正させていただきます。
結局、隊長はお湯を張ってないほうの浴室で
シャワーだけで、さっぱりとさせていただきました。
と、僕らがお風呂で さっぱりとさせてもらっている間に、
奥では 老婆が 大きな人切り包丁をピカピカに研いでいるのでした…
イヒヒひひひ~ 見~た~ね~!!
そして、その包丁で切って運んできたのが…
手作り味噌田楽と、掘りたての筍の煮つけ
ごちそうさまでした~
最寄りのバス停
時刻表を見ると、一日僅か2便
危ない、危ない、 やっぱり もたもたしてたら
食われちまうところだったわい イヒヒ
四方津駅から高尾まで戻り、飲み直して帰路についた一行でございました、とさ
めでたし めでたし。
最後まで おつきあい いただきありがとうございました。
ついでに、こちらも よろしくお願いします…
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