

それもこれも、春先になってからの寒の戻りの影響で
関東周辺の それ程標高の高くない山も
冬の終わりかけの雪で
思いがけずの“雪山”祭り

そんな状況を楽しまれた方も多いのでは‥
もともと、残雪の中の登山を考えていた我が隊、
久しぶりに八ヶ岳あたりどうかな〜
と、イロイロ 検索をしていると
ん⁈
「山と渓谷」の中の、と ある記事に目が止まりました。
白駒池の畔の

冬季営業 今シーズンからスタート❗️


そこに添えられている写真が、またいいじゃないっすか!
床も壁も、真新しい 明るい木目調
暖炉も見えてるし、何と 床暖房だってんだから驚き‼️

決まり、ここに行こう‼️



茅野駅から バスで🚉 おなじみ 渋の湯まで、
そこから

さらに白駒池まで下れば そこが 白駒荘っす。



下界に近い山でさえ 真っ白になったんだから、
この時期にしては まぁ、雪は豊富っす。



登山道に入ってすぐ、黒百合平 方面との道を分けます。
バスで一緒だったほとんどの人は 黒百合ヒュッテに行くのでしょう。


ところどころに、春の気配。
雪解けの綺麗な つらら を 折って

鹿の角に見立ててみたりして…






慣れたルートではありますが、
一つだけ気がかりなのは 『賽の河原』


ありゃ?! あの 埋もれてるの お地蔵さん?!…




やっぱり!! 隊長が埋もれてしまったわけじゃありません



晴れてはいたものの 物凄く風が強く、
朝まで降り続いた新雪が トレースを覆い隠してしまっていました。

それでも 賽の河原までは、新雪の上に
自分たちの足跡を残し進む事を楽しむ余裕があったんでゲスが‥

大小の岩が積み重なり、むき出しで続く、ここ 賽の河原は
雪が積もり、トレースが消えると途端に 踏み抜き地獄に変わるんでゲス!
まだルートファインディングに慣れていなかった当時の私ら、
まぁ 踏み抜く事 踏み抜く事 (^_^;)
後ろから、ワカンを履いたベテラン山やさんが来て
先頭を代わってくれた時は 涙が出るほど嬉しかったものでした‥

それ以来 雪中経験は積んできたものの、今回 再びの雪の賽の河原。

今の所、時々は トレースや、踏み固まったルートを外しはするものの
慎重に歩を進め、どうにかこうにか進んでいます。


ところで、気付いた事があります。
ウサギや鹿なんかの 動物の足跡って
実に正しく、踏み固まった雪の上を歩いているって事。
危なっかしいなぁ と言う所では、近くの動物さんの足跡を辿るようにすると
まず間違いが無いような気がします。
それに気がつくと、結構 その後 楽に進むことができました。



それでも気を抜くと、太腿あたりまで ずぼっ!!


ここまで来れば、一安心

賽の河原を抜けて、その先の樹林帯に入ってしまえば、
後はもう楽チン、




着いた!!
実は ここで一つ 楽しみにしていたことがあるんでゲス。
高見石小屋 名物の、昼の『揚げパン』
泊まりの時には 食べられないので、
今日は最大のチャンス到来!

なのに、

小屋番さんに声をかけられずにいます。
ちょっとイケメン風の小屋番さんを意識しちゃってるの⁈

しょうがないので 代わりに聞いてあげると、全然オッケー👌
では、きな粉味と、チョコ味を 一個づつオーダー
待っている間に揚げてくれます

うまゎーい‼️
(写真では ちょっとしょぼくれて見えますが…)

ふと見ると、
まぁ!
なんて 太ぉーくて、大っきくて、立派なのぉ⁈ イヒヒ


春が着実に近づいてきているんだねぇ

さて、出発前に、小屋の後ろの高見石に登ります。




ぐるりと見渡せます。



森の緑の中に、ポッカリと 白く、白駒池が見えてます。
あと、ほんの少し下れば、今夜の宿に到着です。
ここからの下り、吹き溜まり気味なのか
物凄い量の雪でした~

雪まみれになって下って来ると…


着いた~!!

こんにちわ~!! ん?!
こんちわ~!!
歩荷にでも行っているのか、誰もいません。

まぁ、そのうち帰って来るっしょ
勝手にお邪魔して、件の❝床暖房❞リビングで 待っていると、
小屋番のお兄さん、戻って来ました~
お世話になりま~す!!


2種類の暖炉があって、いい感じのリビングっす!!
写真でみたまんまっす!!



さて、まだ陽は高いので
全面結氷中の白駒池の上へ、さっそく行ってみよ~!!

うひょひょひょひょ~


こりゃあ、かなり厚い氷なんだべな~

うひゃひゃひゃひゃ~

バンバン バンバン飛び跳ねまくっても
びくともせんわ~!!


振り仰ぐと、高見石の岩々のシルエットが見えてました。
さて、ひとしきり騒いだ後は、
夕飯まで、イヒヒ、宴会でげすなぁ~


イヒヒ、つまみは万全っす!!

暮れてきました。


しこたま、食べて、夜は更けていきます…




明日も 天気に恵まれますように…

最後まで おつきあいいただきありがとうございます。後半に続きます。
ついでに、こちらも よろしくお願いします…

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