山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

#雲取山、曇っとりますがな?! (^^;)

2017年05月13日 03時42分25秒 | 奥多摩
のっけから、寒いタイトル、失礼いたしました(^^;)

気を取り直して… 

        

都心の桜がすっかり葉桜になってしまった4月半ばでも、
奥多摩の桜は まだ見頃です。



ところで、
このところ、雪崩による遭難や、春山残雪期の滑落事故の報が多くないっすか⁈ 
毎年 この時期に目にすることの多い悲報ではありますが、
山をやりだしてから特に、全くの他人のことではあっても
とても気になります‥

山で死んではいけない本当にそう思います。

そんな気持ちの表れでしょうか、
行き先を考える時、山をやり始めた当初のように、
安易に 決めることがなくなりました。
否、   と言うより、
少しでも危険な匂いがするところは、
無意識に 遠ざけているきらいがあります。
これって、年齢的なもの⁈



四月半ばに取った連休の初日、
そんなわけで、我が隊、奥多摩駅に降り立ちました。

天気は ちょっと下り坂、
今日1日は穏やかに晴れますが、
明日の後半は、だいぶ雲が厚くなり、
早い所では夕方から雨が降り出すかも‥
と、依田さん、木原さん、そらジロー

改札を出るとすぐ、男の人から一枚のチラシを渡されました。
ん⁉︎
今年一月に奥多摩に単独で入った男の人の安否と行方、
それに関わる情報提供を呼び掛けるものでした。
ゲゲゲっ、その人、同い年じゃん!



危険を避け、今回はここへやって来たつもりだったけど、
場所( 山 )と言うより
結局は 本人次第なのかなぁ‥
ちょっとしんみり。

でも、
イチローが よくインタビューで
自分がコントロール出来る事と 出来ない事と
出来ない事に関しては 意識の外に置いておく、あまり考えない、
みたいな事を言ってるけど
そう言う事かな⁉︎

いつもよりテンション低い隊長を見て
「 お祭」 バス停で降りると、
無理くりテンションを上げようと、おサル君
「 ワッショイ ワッショイ‼️」と ギャグをかましますが、不発。チーン
まぁ、粛々と進みましょう。







山の中の桜、
染井吉野とは もちろん 品種が違うんだろうけど
花色の薄いこと 淡いこと!




対照的に ツツジのピンク、その鮮やかな事‼️


おサルの……だけに、帽子の赤も、その目立つ事⁉︎


ウキッ⁉️






ウキキッ⁉️








そろそろ、長い林道も終盤






( 途中で出会った猿に、雉に、シロを引き連れ きっちり三時間 ) イヒヒ
やっと「三条の湯」の小屋が見えて来ました。
そう、鬼退治じゃあなくて、
今回も のんびり #三条の湯 経由で雲取山を目指す「旅」でげす。


とうちゃこ〜
イヒヒ、お風呂だお風呂だ


イヒヒ、貸切みたいでヤンス〜



イヒヒ、湯上りときた日にゃあ 冷えた缶ビールざんすね。
「 おじさ〜ん、冷えたビール、下さ〜い‼️ 」



冷たいビールを一気に喉に流し込み、空を見上げて
ホゲーっ






この、まったりとした時間が、なんとも言えず、いいざんすね‥
山の向こうで日がだんだんと傾いていく間の
空の色の変わり行く様も好きだし、
雲がゆっくりと 夕日に染まっていく様も、いい。






湯上りに飲んだビール、速攻で胃袋ん中に消えて行きました、イヒヒ。
は い、空きカンは潰しておいてね〜 (瞬殺)






受付の時、顔をチラッとだけ 見たけれど
オーナーさん、今日は下界へ降りる日みたい‥











こうして、楽しみにしていた時間は ゆったりと流れていくのでした…

            



朝です、ヘ~クション!!
けっこう冷え込みました…





昨晩の相客は、隣の部屋の男性三人組一組だけ。
その人たちは、朝食抜きでまだ薄暗い中を出発して行ったので
結局 朝食は我が隊だけ…

なので、朝食、何時でも、こちらのご出発時刻に合わせますよ~
と、せっかく尋ねてもらいながら 6時にお願いした朝食、
早くから目は覚めるし、お腹は減るしで
どうせならもっと早くお願いしておけばよかった~



声を掛けられる前から既に、食堂で朝食待機っす!! (笑)




これ これっ!!
「三条の湯」名物の ちらし寿司のお弁当!!
今回も 用意してもらっちゃいました!!


よ~し、お腹も満ちたし、
朝のお勤めも済んだし、出発じゃ~






おサル君!! 歩きながら、毛づくろいしてると危ないよ~


イヒヒ


何じゃい!?


ところどころ、
トラバース気味の道が 雪解けの時の影響でしょう、崩落しています…






おーっと、何とか お富士さまも顔が拝めました


いよいよ「三条ダルミ」から、一気の急登!!
でも、ここ登っちまえば、もうほぼ山頂だぜっ!!
頑張れっ、おサル君!!


心配した残雪も、アイスバーンもほとんど無く…




ちょっとスローペースにはなったけど、
おサル、登りきったぜ~




へへっ、いつ見ても、気持ちいいぜっ!!
東京都最高峰から、東京都側を見下ろします。



2017m、確かに今年登るのにうってつけの山やんけ





山頂を後にすると、

さ~て、
気持ちは もう、下山後の温泉とビール に向いちゃってます。
広~い尾根を、どんどこ下ります。


残念ながら ヘリポートに客待ちのヘリタクシーは居りませんでした…






あれっ? ここ、さっきも通ったような…

そう、登りの時は、この偽ピークに何度もだまされ、
それがダメージとして蓄積するんだよね~



おサル君は、あまり まったく そんな事にとらわれず、
一人淡々と下ります




七つ石山に連なる 広い尾根
七つ石山は登り返しになるから、今日はパスして巻き道で行こーね





うひゃひゃひゃひゃひゃ~
これが名物、ダンシングツリー だねっ!!



こりゃまた 失礼 しましたっ!! ってか









なんとか、雨の降りだす前に
鴨沢まで下りてこられたっす!!
明日にかけては 暴風雨になるらしいから、ね。


鴨沢の里では、白梅の枝に紅梅の、
いや、紅梅の枝に 白梅が…
え~い、ややこしっ!!





奥多摩へ無事戻って来ました~

「もえぎの湯」は月曜休み、なので、
こういう時はここっ!! 三河屋旅館さんの「氷川郷 麻葉の湯」!!
皇太子殿下もお入りになった温泉っすよ!!

大きな窓からは ちょうど満開の桜も見え
奥多摩の温泉らしい、ぬめりのある とろりといいお湯でございました。
もちろん、イヒヒ、❝貸切❞を満喫させていただきやした。


そして、湯上りに向かったのは
駅前 柳小路にある❝山麓酒場❞ 『#酒処きみちゃん』っす!!
いろいろとサービスしていただき
アザーッス!!
お礼に、ここで た~っぷり しこたま 水分補給して帰りました、ええ
足の親指が痛みます
うっかりして写真撮り忘れるほど…
イヒヒ

※なのでネット検索してみたら、ちゃんと女将の「きみちゃん」でてきました、
すごいねぇ~  きみちゃん


イヒヒ


「あなたは どうして山に登るのですか?」と尋ねられたら
迷わず 我隊、こう答えます。
「そこに 山麓酒場が待ってるから…」と。

さ~て、次、どこに飲みに行こ?



ごめんなさい、また 更新遅れまして… ( GWなんて、とっくに終わったし!! )
懲りずに、最後まで おつきあいいただきありがとうございます。
とにかく、やっと投稿、追いつきました、アハハ

今週末、金峰山でも行ってみようかなぁ


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白駒荘、シロクマ草、白子 不味そう、城 混むそう、白 虚無僧、‥‥②

2017年05月06日 12時03分55秒 | 八ヶ岳
さて、昨晩は結局、我が隊の他には女の子を連れた三人家族が1組だけ。
別に個室を希望した訳では ありませんでしたが
白駒池を正面に見下ろす
ベストなお部屋をあてがってもらえ、朝を迎えることとなりました〜

夜通し、池の上には星が瞬いていて、
寝入る前、
池の対岸の辺りで、
チラチラと 光が動いて見えていたのは
多分、テン泊の人の灯りだったのでしょう‥



え? おサル君⁈
すカピーすカピーすカピー と、
静かなものでした

今日の予定は、
朝食の後、先ず麦草峠へ向かい、
茶臼山、縞枯山と繫いで
最後 ピラタスロープウェイ🚡駅まで、
って 感じかな

案外と
まだまだ雪が たんまり残ってるので、
もちろん その状況にもよるんだけどね‥


そう言えば、
親子三人組も スキーで来ていたみたいなので、
最終的には同じロープウェイ駅かもしれないねぇ



目を覚まそうと、外へ出て、冷えた空気に深呼吸





ありゃ〜、ここでも雪の華⁉︎





日が昇り、全てのものが一斉に生気を取り戻します。



居心地の良い、リビング&食堂で朝食を取り
小屋番さん ( オーナーの、ご子息との事でした ) と しばらく談笑



さてさて、出発❗️ 


ほぼ同じタイミングで、親子三人家族もスタートして行きました。



苔の森として このところ脚光を浴びている、
ここ 北八ヶ岳『シラビソの森』は、
今はまだ雪に埋もれ、その雪が 全ての 音を吸い取ってでもいるみたいに
ただひたすらに静かです。







ものの15分ほどで、
通称 メルヘン街道、国道299号に 行き当たります。
山梨側からの道は 麓からここまで除雪車が入ったみたいで
雪の積もった道の中程 幅3メートル程だけが、
綺麗に舗装面まで雪がありません。



それに背を向け、
国道に並行して 林の中に続く道を辿り
麦草峠を目指します。







ちょうど進行方向右手に見えている山が、
茶臼山でしょうか



陽射しは眩しいばかり、
ほぼ無風の気持ち良い 雪道ハイク。
先に出発していた 親子三人や、
高見石小屋泊まりと思しき山ガール2人組を途中で追い越し
すこぶる 快調っす❗️







三角屋根が 可愛らしい、麦草ヒュッテ





ゲゲゲっ
ここ、何年か前の真冬に通った時、
隊長がうっかり はまってしまった 吹き溜まりのところ‥
首まで 雪に埋まり、
よもやこのまま脱出 出来なくなるのでは、と
マジで びびったっけ (笑)
今となれば、笑い話だけど‥


天気もいいし、予定通り 茶臼山〜縞枯山と繫いで行きましょう。

緩やかな昇りを、徐々に勾配を上げ、
視界が開けた所が、展望ポイント。











登って来た斜面を振り返ります。
あれ?茶臼山って、こんなに勾配キツかったっけ⁈

おサル君と なおも茶臼山へ足を進めながら
改めて 記憶をたどると、
実は、 前の時は逆コースを縞枯山だけのピストンで
済ましていたんじゃないかな、って言う 疑惑、いや 事実が発覚。
あはは🤣



展望のない茶臼山山頂は、サクッと通過します。
ここから一旦下り、登り返し、縞枯山へ。



縞枯山の名前の由来の、 ❝縞枯れ現象❞の森を抜け…





縞枯山、とうちゃこ~
ロープウェー駅側から登って来た人が結構いるじゃん。
南アルプスから、中央、北と見渡せます。あ、南八ヶ岳もね








木曽の御嶽さん も、ばっちり




穂高から槍までも、ばっちり


雪の下では、ハイマツがじっと 春の訪れを待っています


この雪の量じゃ、春は まだしばらくは先かなぁ


この前登った、北横岳も すぐそこ


さて、眺望も満喫したし、下りますか…
ここから けっこうな激下りっす。

北横岳を含む この山域、スノーシューで入ってきている人が多いけど
ここの登りはスノーシューの歯ではちょっときつそう…
すれ違った登りの人たち、皆フーフー言って登ってました


激下りってことは、裏を返せば 下りは あっという間っす。
特に雪が多いと、足下をそれほど気にしなくていいので、
尚更 早い、早い。
この縞枯山、下から見ると、そんなに勾配きつく見えないけどね~



ありゃっ!!
アイゼンの締め方が甘かったみたいで、右足がはずれちまった。
お~い、おサル君、ちょっと待っててくれ


「もう、ここからならアイゼン無しでも行けるんじゃない?!」
「まぁ、そうだけど、バランス悪いから、締め直して行くよ」




駅、とうちゃこ~
温泉寄ってく為に、バス便考えて、
ちょっと早いけど下りちまおう!!
ごめんなさい、楽しちゃいま~す!!






蓼科山も、今日みたいに穏やかな風の日は
登りやすくていいだろうなぁ





で、問題は、温泉でげす
おサル君と、慎重なる検討の結果、
前に泊まったこともある、 「滝の湯」に決定!!
なんでも、露天風呂、リニューアルって話だし、楽しみ~

♬ あたたまって、い き な よ ~ ♬ (襟裳岬)















ムフフ、満足 満足

さ~て、次 何処のお山行こ?!



ごめんなさい、更新遅くなりました。( もうGWだっていうの!! )
懲りずに、最後まで おつきあいいただきありがとうございます。
次は、雲取山 早春編でげす。


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