
いけね!!
2019年登山で、忘れられない山行が もう一件あったっけ!!
会社の ℐ先輩に誘われて行った、燕岳ピストン!!
これ、忘れたらあかんやろ~
以前から お互い山をやるのは知っていて、ℐ先輩の
「一度一緒に行こうぜ~」
との 熱いラブコール
に応えて計画した山行でした。
ところがよりによって 1か月も前から楽しみにしていた
まさにその日取りに合わせるように北上してきたのが 例の 台風19号!!
列島各地に(特に東日本に)大きな爪痕を残した奴の為に
当初の 燕岳~大天井~常念
の縦走プランを
天候次第の 燕岳ピストン
へと 急遽変更。
※車の回送サービスまで 予約していたんだけどね~
前日 仕事を早目に終えて、いったん帰宅。荷物を抱えて ℐ先輩の車に拾ってもらったのが午後10時。
中央高速を飛ばして 登山口の
中房温泉に着いたのが 12時半頃
だったかな。
駐車場で車中泊の準備をして、車の中で 遅~い 宴会をスタート、
1時間ほどで、持参したワイン2本
にサワー少々を空け、いつの間にか眠りににつきました。
目が覚めたら、既に空はもう明るくなっていて、
明らかな寝坊。
慌てて飛び起きて したたかに天井に頭をぶつけ、目が覚めました!!
お湯を沸かしてカップ麺で朝食、ℐ先輩は 食欲がなさそうで、コーヒーを口にしただけ…
燕岳初挑戦の先輩に、ちゃんと食べないときついぞ~ とは思うものの、先輩を諭すわけにもいかず
準備を黙々と進め、さぁ 遅ればせながら 出発です!!
幸い、近づいてきているはずの台風の影響はまだ全然感じられず
空も うっすらと 薄日が差すぐらいの天気。これなら 今日一日は大丈夫じゃね?!
脇の川には温泉が流れ込んでいるようで、湯気と硫黄の匂いが…
ぷぷっ、ℐ先輩、足取り重そうっすよ!!
駐車場から10分ほどで いよいよ登山口到着っす!!
トイレを済まし、じゃあ行きますか、ℐ先輩!!
と、ℐ先輩、「悪い、〇〇!! 体調がどうにも良くないわ、俺。
ここで待ってるから一人で登ってきてくれる?!」って
えーっ!! まじすか!! どうも 完全な二日酔いのようです…
という事で、急遽 単独燕岳ピストンと相成ったわけでございます…(笑)
まったく、何やってんでしょ、俺たち… (反省)
台風が来てるってことで、
紅葉時期にもかかわらず 下ってきてすれ違う人はあっても
これから登っていこうという 浮かれポンチは ほぼ皆無。
そりゃ、確かにそうだね~
でも おかげで、ほぼほぼ 自分のペースで登っていくことができます。
(同行者もいなくなっちゃったし…)
❝北アルプス三大急登❞ の一つと言われる この登りも、
合戦小屋まで登り切れば、後はそんなにきつくありません
紅葉も、どうやら今いるあたりが一番色づいているいるみたいです
合戦小屋 とうちゃこ~
小屋番さんが、忙しそうに 小屋閉めの作業をしていました。
もう すぐに 長い冬に閉ざされてしまうんだね~
いつの間にか、燕山荘が だいぶ近くに迫ってきました
山荘直下に来た頃から、時折 濃いガスが掛かり始めました。
燕山荘、とうちゃこ~
折角の初挑戦だったのに 登って来れなかったℐ先輩の為に、
記念の 「燕山荘オリジナル手拭い」をゲットし、山荘前のベンチで おにぎりを頬張っていると…
一瞬だけ、ガスが取れて、綺麗に色づいた紅葉があらわに…
と 思った次の瞬間には、ガスが再び…
ガスは濃くなる一方で、これじゃあ 山頂まで足を延ばしても 何も見えないなぁ~
『イルカ岩』までは とりあえず来たから、まっ、いいか…
ℐ先輩を あまり待たせてもいけないし、ここで 引き返すことに します!!
ここまで 天気もってくれて ありがとう!!
第二ベンチぐらいまで戻って来た時、何か 動いて登ってくるものがいます。
熊か!?
ん?! ℐ先輩!!
あの後 仮眠を取り直して、温泉入ったら復活したそうで、
途中、俺に会うところまで行ってみようと思って登って来たらしい…
良かったぁ、体調戻って。
とりあえず 無事、登山口まで戻って来れました~
今まで もう少し下った先にある 『有明荘』でしか 汗を流したことが無かったので
『中房温泉』に入るのは 僕も今回初めて。
いいお湯でした~!!
この後、安曇野まで戻って、
ℐ先輩の、「下山したらやっぱりトンカツだろう!!」との意見を尊重して
がっつりトンカツを食して帰路につきました。
山梨辺りから、だんだん雨足が強くなったものの、ぎりぎり台風の影響もなく 無事帰宅。
やれやれ、です。
ℐ先輩、また次の機会には、いや、今度こそ、か、
よろしくお願いしま~す
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