オオケタデに吸蜜にきたセイヨウミツバチ。
アカマツが枯れ始めると栗まんじゅうほどのキノコが生えてくる。
このキノコの名前はヒトクチタケ。
このヒトクチタケは魚の腐ったような匂いがして食べられないが、いろいろの虫が集まる。
虫喰いい穴の空いているのを選んでめくってみると・・・。
白粉をまぶしたような虫が出てきた。
キノコムシやゴミムシの仲間だと思うが同定は難しい。
ススキの葉にモンクロシャチホコの幼虫がたくさんいて葉を食べていた。
モンクロシャチホコの幼虫はサクラの葉を食べる筈だ。
2日ほど前には一頭もいなかったのに???
不思議に思って辺りを見渡すとその訳が判った。
傍のサクラの若木は丸坊主で一枚の葉も残っていない。
よく見ると餓死している幼虫も見られた。
食べるものが無くなりススキに移ってきたのだろう。
調べると、多食性で、特に終令ではほとんどの草本、木本の葉を摂食するとある。
納得。
そのとなりの若木もチェックしたら若齢幼虫がわんさかいた。
このサクラも同じ経過を辿るのだろう。
モンクロシャチホコ成虫