今回は盗蜜の話ではない。
オカトラノオの花に来たクマバチを撮ったのだが、モニターで見ると腹と胸の背にダニのようなものを多数発見。
早速調べてみると、やはりクマバチコナダニなどのダニだと判った。
http://plaza.rakuten.co.jp/Wolffia/diary/200709220000/我が家の庭の生き物たち様より引用
これらのダニは、普段はクマバチの巣に居て、クマバチの運んで来た花粉と幼虫の排泄物を餌にしているとのこと。
クマバチの体にくっ付いて居るのは、新たなクマバチの巣に運んで貰うのが目的で、移動中のダニは何も食べず、新しい巣に着くのをひたすら待っているのだそうである。
従って、クマバチがダニの直接的な被害を受けることはない、と言うことになる。
この様なダニとの共生はクマバチ以外のハチにも見られ、ダニが付着するのに便利なハチの外骨格にある窪みにはアカリナリウム(ダニポケット)と言う名が付けられている。
ハチとダニの共生は、かなり一般的な現象らしい。
しかし、共生というからにはハチにも利益がなければならないが、排泄物処理がそれだろうか。