てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ツツドリ

2011年10月12日 18時27分38秒 | インポート





昨日、裏山で見つけたのだが、この鳥は直ぐに渡ってしまい居なくなるので、撮るなら今のうちだ。
レンズも換算840mmの大きいのを持ち、万全の構え。

運良く今日も居てくれた。
しかし、満腹なのか枝でじっと休んでいた。
しびれを切らした頃、飛び立った。
明日はいないかも知れない。








ヒロヘリアオイラガ

2011年10月12日 18時11分22秒 | インポート

ミズキの葉裏で食事中のヒロヘリアオイラガ幼虫。
綺麗に行儀よく食べている。
毒毛があるから要注意。

これの繭は小便タゴと呼ばれる。


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いつもお世話になっているASUZUKIさんから楽しい、懐かしいコメントを頂いた。
ASUZUKiさんには無断だが、ここに転載させて頂いた。

私自身、農村で育ったので、子供の頃この小便タゴを天秤棒で担いだことがある。
とても嫌な仕事だった。
畑には、これを保存する桶が埋めてあって、こどもが良くこの中に落ちて・・・。
あとは書かないほうがいいだろう。

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ASUZUKI : >小便タゴ

タゴは担桶、ようするに桶のことですので「小便桶」のことですね。
昔は便所から肥溜まで小便を桶で担いで運んだのですが、その桶です。

もっとも、この繭は人間の小水を運べるほどは大きくないので「スズメの小便タゴ」と呼ばれたのでした。

さらに、正確には繭そのものより羽化した時の脱出孔が開いて桶のようになった繭殻ですね。

また、古来「スズメの小便タゴ」と呼ばれたのはヒロヘリアオイラガと言うより「イラガ」の繭です。この繭の材質はまるで鳥の卵のように堅く、これからの季節、葉を落とした枝にしっかりと付いているのを見かけます。

一方。ヒロヘリアオイラガの繭はイラガに比べるとすこしつぶれて材質も華奢な感じで、朽ちた桶のイメージです。

ちなみに、ヒロヘリアオイラガは1960年代に日本に入ってきた帰化昆虫です。
ちょうど日本の農村でも「小便タゴ」が消えつつあった時ですので、ヒロヘリアオイラガの繭の形状の相まって小便タゴと呼ばれたことは恐らくなかったと思います。

※私はてんとう虫さんより若い(笑)ですが、幼い頃(1960年代)の田舎には肥溜が残っていて小便桶の実物も見ています。

ヒロヘリアオイラガ


ツユクサ

2011年10月12日 16時03分37秒 | インポート

露草を撮ろうと構えたら、丁度アリが顔を出した。
撮ろうとしても撮れないシャッターチャンスだった。

ウィキペディアより抜粋。
花の青い色素はアントシアニン系の化合物で、着いても容易に退色するという性質を持つ。
この性質を利用して、染め物の下絵を描くための絵具として用いられた。
その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある。


 蟻一つ 何しに来たの 蛍草         てんとう虫



111012