てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ササグモは益虫

2011年10月19日 20時43分01秒 | インポート

素早くて撮るのはなかなか難しい。

ウィキペディアによると。
小型の昆虫を捕らえる捕食者なので、農業の立場からは害虫天敵としてはたらくことが期待される。
昭和三十年代に、九州のスギ植林において、杉の新芽を害するスギタマバエに対して、ササグモがこのハエの成虫をよく捕らえていることに注目し、これを防除に役立てることを試みた。
大量飼育にも成功し、試験区域に放飼して、明らかな効果を確認した。



フジコナカイガラムシ

2011年10月19日 20時30分49秒 | インポート



野生の柿の実を見ると白いものが見えた。
調べてみるとフジコナカイガラムシだと判った。
温暖化の影響で年3-4回発生するという。

農林省のページによると

カキ、カンキツ類、スズカケノキ、トベラ、ナシ、フジ、ブドウなど多くの植物の枝、幹、果実に寄生。
2齢幼虫で樹皮の割れ目や粗皮の下で越冬。成虫は体長約3~4mm、第1回目の産卵は6月頃。
防除時期は越冬幼虫が移動する4月下旬と第1世代幼虫発生期の6月下旬。とある。