昨日の続きのアトリ。
こちらが動いたら、アオジがブッシュの中に逃げ込んだ。出てくるのを待っていたが、いつまでも出てこない。
見ると、こちらがいなくなるまでと懸命に羽繕いをしている。無駄には待っていなかった。
あちらの方が一枚上だ。
いよいよ虫がいなくなってきた。それでもしつこく虫を探している。
この日に見つけたのは、5~6mmの黒く光る虫だった。調べてみると、シリホソハネカクシ亜科のヒメキノコハネカクシの一種らしい。
写真を撮っているとパッと飛んだ。
7日に撮った、イトトンボ。
なんだか判らなくて放置していたが、ホソミイトトンボの越冬型のようだ。
ホソミイトトンボは、国内では唯一、夏型と越冬型の季節型があるトンボでもある。
夏型は、体長28~34mmでやや緑がかった淡青色の体色で、6月頃から見られ、9月頃には姿を消す。
夏型が産卵にしたものが越冬型として盛夏頃から羽化し、そのまま成虫で冬を越し、翌年の5月頃に産卵するまで生き延びるのである。
越冬型は、体長が33~37mmと夏型よりも大きく、羽化後は淡青色の体色だが、11月を過ぎ、植物が枯れ始めると茶色に変化する。
2019年04月21日に、撮ったホソミイトトンボのカップル。