アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

新橋色

2007年07月06日 | 誕生色
東京地方は、今日も暑かったです。
でも、風が少しさわやかで、しのぎやすかったかも。

きょう7月6日は、サラダ記念日 です。

歌人の俵万智さんが1987(昭和62)年に出した歌集
『サラダ記念日』(河出書房新社)の中の一首

この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日

に因んでいます。

この歌集がきっかけで「記念日」という言葉も、
一般的な地位を得たようです。

あなたの大切な記念日は?

■7月6日の誕生色 
   新橋色 (しんばしいろ)
     状況判断、意志決定力、信念、ポジティブ

 状況判断が的確にできるのでしょうね。
 一時的なことに惑わされることなく、
 しっかりとした信念を持った上で、
 ポジティブに意志を決定できそうです。

 新橋色。
 とても興味深い色名です。

 新橋というと、あの東京の新橋を、真っ先に思い浮かべませんか?
 そう、あの新橋なのです。

 江戸から東京になり 
 政治や振興事業を営む人たちで賑わうようになったのが
 新橋界隈。

 新橋芸者と呼ばれる人も、たくさんいました。
 ちょっとモダンな感覚を持った芸者さんたち。

 その芸者さんたちが積極的に着物に取り入れた色が、
 この新橋色。
 その当時としては、とても新鮮な色でした。

 もともとは「新橋芸者好みの色」という意味だったのが、
 縮まって「新橋色」になりました。

 芸者さんの存在感と影響力は、とても大きかったのでしょう。
 芸者さんが起点になり、今の時代でも残っている文化。
 予想以上に、たくさんありそうです。

■7月6日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ヒマワリ あなたは素晴らしい
ツユクサ 尊敬
ハマユウ 汚れがない
アメリカンブルー あふれる思い
アサガオ はかない恋
イワタバコ 涼しげ
トケイソウ 信心

メンデルスゾーン・ウィーク

2007年07月06日 | ピアノ全般
ぴあのピア。
今週は、ずっと、メンデルスゾーンでした。
とても恵まれた人だったと、つくづく思いました。

メンデルスゾーンは、無言歌集で締めくくられましたね。

コミック「のだめカンタービレ」18巻に、
のだめのサロンコンサートの場面が描かれています。

バッハのイタリア協奏曲に続いて演奏されたのが、
メンデルスゾーンの無言歌集から3曲。
「甘い思い出」、「紡ぎ歌」、「胸さわぎ」です。
「甘い思い出」は、無言歌一番最初の曲。

今日のぴあのピアでも、「紡ぎ歌」が演奏されました。

「無言歌」は、メンデルスゾーンが確立した音楽の形です。

メンデルスゾーンの「無言歌集」第5巻は、
メンデルスゾーンの友人シューマンの妻、
クララ・シューマンに贈られたのですね!
(知りませんでした。)

7月9日のぴあのピアには、いよいよブラームスが登場します。
最初の曲は、ソナタ第1番。
とても楽しみです~♪

初めてのベーゼンドルファー

2007年07月06日 | 交流

昨日、お友達の Shioriさん と、
Shioriさんと仲良しの cakeちゃん と、3人で、
ベーゼンドルファー 東京ショールームのリハーサルスタジオへ行き、
憧れのベーゼンドルファーを弾いてきました。

お昼前に待ち合わせをして、パスタやさんでランチ♪

cakeちゃんとは初対面だったのですが、
何の違和感もなく、楽しくお話できました。

お腹が満たされたところで、いざショールームへ。
初めて訪れるベーゼンドルファー・ショールーム。
そこに足を踏み入れるだけで、大感激でした!!

予約していた時間よりも早かったのですが、
ご親切にも、すぐに準備してくださり、
早めに練習を開始することができました。

弾く順番をジャンケンで決めました。
Shioriさん、私、cakeちゃんの順番です。
1~2曲弾いては、次の人・・・という感じで、
ぐるぐると何巡かしました。

コンクール直前のShioriさんは、
メンデルスゾーンの「厳格なる変奏曲」の練習を中心に、
ソナタ集などからも弾いていました。
タッチと音色の弾き分けができるShioriさんは、さすがです!

cakeちゃんは、シューマンの「トロイメライ」や、
ブラームスの「インテルメッツォ 作品118-2」や「ラプソディ2番」
などなどを、くっきり、しっかりした音で弾いていました。
手が安定しているし、無駄なく音を出している感じで、羨ましい…。

私はというと・・・
無難なウェーバーの「テーマ」から入ったのですが、
手が震えてしまい、思っているところに指がいかなかったりで、
とってもお粗末な演奏になってしまいました。。
(お聞き苦しくて、ゴメンナサイ!)

その後、ベートーヴェン「月光 第一楽章」や、
メンデルスゾーン「ヴェニスの舟歌 作品30-6」、
ブラームス「16のワルツ」から3番と15番、
リチャード・クレイダーマンの「愛しのクリスチーヌ」、
バッハ「平均律Ⅰ-1 プレリュード」
を弾きました。

「ヴェニスの舟歌」のトリル部分では、
ピアノがとっても気持ちよくキレイに鳴ってくれて、
弾いている私が感激してしまいました。

私のトリルはまだまだなのですが、
ベーゼンの美しい音色は、ものすごく嬉しかったです。

アッという間の2時間、3人で目一杯弾きました。
ベーゼンの音色と、それぞれの演奏を、楽しみました。

その後、ショールームにズラリと並んでいるピアノにも
少しふれることができたら・・・と思っていたところ、
スタッフの方が「どうぞ、弾いてください」とおっしゃってくださり、
すっかりお言葉に甘えて、ショールームに並んでいたピアノたちも
存分に楽しませていただきました。

入ってきたばかりだという、中古のオーガストフォスター。
まだ調律も何もしていない状態だったので、
音は狂っていたのですが、
象牙鍵盤は手に馴染み、とても親しみやすいピアノでした。
税込みで300万円を切る、お買い得品です。

イルムラーは、ちょっと手応えが大きい?

目が釘付けになったのは、
黒とシルバーでデザインされた、シティ感覚のスタイリッシュなピアノ。

あの車のポルシェとのコラボレーションで作られたピアノだとか。
お値段は 1600万円。

(↑写真は、ポルシェとのコラボモデルを弾くワタシ)

上から見たデザインが、違う!
ピアノというと、フタ(上屋根)が全体をカバーしているものですが、このピアノは、5センチほどの枠(縁?)があり、その内側がフタ、という構造なんです。

その上このフタは、本体の横側についているボタンを押すと、何と、ワンタッチで少しだけ浮き上がり、開くのです!!
おまけに、フタが薄くて軽い!!!

ペダルもスリムで、アクションもしなやか。
とっても踏みやすいんです!

ポルシェのちょっとしたノウハウが(多分)、随所に見られます。

音色も、ちょっぴりシティ感覚かも。。?

そして、そして、97鍵のインペリアル!
お仕事でお出かけすることもあるため、
ショールームに常駐しているわけではないのだそうです。

そんなインペリアル様に会うことができて、
とってもラッキーでした。

その上、スタッフ二人がかりで大屋根を開けてくださり、
(重くて、とても一人では開けられません)
インペリアルまで弾くことができました。

インペリアルで・・・
ブラームスのワルツ、1番と4番を弾いてみました。
(最近は練習不足で、きちんと弾けなくて、ゴメンナサイ!)

もう、感激、感動の連続です!!
あまりの豪華さに、恥も外聞も上がることも、すっかり忘れ、
ひたすらピアノの音色を楽しんでいたような。。

ショールームでは、1時間近くも遊んでしまいました…。

まだまだ書きたいこともありますし、
細かく書こうと思えば、いくらでも・・・ですが、
すでに、かなり長い…。(汗)

とても貴重&有意義で、すっごく楽しい一日でした。

Shioriさん、cakeちゃん。
素敵な音楽とおしゃべりと、
かけがえのない時間を、
どうもありがとうございました!