アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

菜種油色

2007年12月08日 | 誕生色
電車のドアが開き、私は車内へと乗り込む。
それほど混んではいないけれど、空席はない。

遠くへ行くわけではないので、
ドアの近くに立っていることにした。

ドアが閉まり、電車が走り出す。
自然と、視線はガラスの向こう側へ。

時折、窓の外の景色ではなく、
電車内の風景が映し出されるガラス窓。

電車のドアが開き、ホームに降り立つ。
そして今度は、人混みの波に乗り、進んでいく。


■12月8日の誕生色 

   菜種油色 (なたねゆいろ)
     日常、泰然自若、信頼、安定

 日常のことを自然と受け入れ、何事に対しても、
 あまり慌てることがなさそうです。
 その落ち着きと安定感は、人から好かれ、
 信頼を得ることになるのでしょうね。

 菜種油。
 菜種から採った油。
 食用の他、灯火や工業にも用いられます。

 菜種油が灯油として用いられるようになったのは、
 江戸時代前期の頃から。

 菜種油の生産を始めたのも、
 江戸時代の頃からだそうです。

 油が色名に使われるようになったのも、
 この菜種油が一般に普及し始めた頃。
 つまり、18世紀はじめの頃らしい。

 菜種油色は、単に 油色 とも呼ばれていたのだとか。
 それだけ、人々の暮らしに浸透していた菜種油。

 西洋ではオリーブオイルが、
 そして日本では菜種油が、
 人々の暮らしを支えてきているのですね。

■12月8日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
カンツバキ 謙譲
シクラメン (白) 思いやり
アシ 音楽
ラベンダー (白) 私に答えて
リーガースベゴニア もの想い
ヘンルーダ 悔恨
チャ 追憶
ナンテン 機知に富む
ウインターコスモス 調和