朝、まだ日が昇りきらない頃。
あたりの風景は、モノトーンに近い。
東の空から太陽が顔を出し始めると、
幾重にも重なったベールを1枚ずつ取り払うように、
あたりの景色は、本来あるべき色に近づいていく。
朝日に照らされた雲は、ほのかな貴赤色。
それは、文字通りの東雲色(しののめいろ)。
(東雲色は、誕生色に入っておりません。)
…
写真は、夕方の空。
飛行機雲が5本見えたので、何枚か撮ってみたのですが、
思ったようには写りませんでした。
■12月10日の誕生色 ●
ブロンズ (bronze)
保守的、実践派、行動力、控えめ
保守的で、堅実なのでしょうね。
普段は控えめで、不言実行タイプかもしれません。
とても慎重なイメージもありますが、
イザとなれば、かなりの実行力を発揮しそうです。
ブロンズ。
青銅。また、青銅製の像。
考古学上の時代区分のひとつに、青銅器時代があります。
石器時代、青銅器時代、そして鉄器時代へと。
日本では弥生時代、鉄器・青銅器の両方が同時期に、
大陸から入ってきたため、独立した青銅器時代がありません。
時を経て、英語の色名が登場したのは、18世紀半ばです。
ブロンズは、青銅の英語訳なのですが、
「銅」=「ブロンズ」とされることの方が多いように思います。
オリンピックなどの銅メダルも、多分そうですね。
青銅といっても、色は青くありません。
その辺が、「銅」=「ブロンズ」とされてしまう
要因のひとつなのかもしれません。
ちなみに、銅は copper です。
青銅は、銅と鉛の合金です。
合金なので、加える材料や比率によりけりで、
色には、多少の違いが出てきます。
ですから、ブロンズという色は、だいたいこのような色、
というように、幅のあることが本来なのでしょう。
ブロンズそのものが、ブロンズであると認められるのは、
表面の色ではなく、構成されている物質の条件が
満たされているかどうかなのですね。
■12月10日の誕生花
花の名前 | 主な花言葉 |
シャコバサボテン | 冒険心 |
コニファー | 不変 |
ツバキ (赤) | つつしみ深い |
ツバキ (白) | 申し分のない愛らしさ |
ベアグラス | 物静か |
ツルバギア | 残り香 |
フユサンゴ | 神秘的 |
シクラメン (赤) | はにかみ |
ストレプトカーパス | 真実 |