アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ジョーンミエル

2007年12月28日 | 誕生色
 
朝からずっと曇り空。
日が沈んで暗くなってから、雨が降り始めました。

いつにも増して、手指を使う作業が多い今の時期。
いつにも増して、ハンドクリームは必需品。

手は、とっても働きもの。


■12月28日の誕生色 

   ジョーンミエル (jaune miel)
     誇り、見識、気まぐれ、財産

 見識が高く、誇り高いのでしょうね。
 細かいことを気にせず、大らかなのかもしれません。
 どーんと構えていると、バーンと入ってくるような、
 そんな運の強さもありそうですね。
 
 ジョーンミエル。
 蜜のような色。

 フランス語で、ジョーン は「黄色」や「黄色の」、
 ミエル は、「蜜」や「蜂蜜」という意味です。

 余談ですが、lune de miel は「蜜月」の意。
 英語の honeymoon と同じ?

 蜂蜜は、蜂のごちそうであると共に、
 人間も頂戴していたりですね。

 もともとは、花などから、蜂がせっせと集めた蜜。

 想像を超える数の花から集められた、
 黄金の液体、蜂蜜。

 小さなスプーン一杯の蜂蜜は、
 とても数多くの花の蜜と、蜂の労力の
 結晶だったりもします。

 今、手にしているものは、一見何気ないかもしれません。
 それが実は、とても多くの要素とプロセスとを経て、
 あなたの許に運ばれてきたものなのかもしれませんね。

■12月28日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
パフィオ・ペディルム 気まぐれ
クワイ 演技のよい
ザクロ 円熟した優美
パイナップル 完全無欠
センリョウ 恵まれた才能
アニソドンテア 今日限り
クマザサ 抱擁
ロウバイ 慈愛心
マンリョウ 寿ぎ

ぴあのピア 250回

2007年12月28日 | ピアノ全般
今年1月8日から始まったテレビ番組 ぴあのピア
今日が第250回で、最終回でした。

最後に登場したのは、日本の 武満徹 さん。
独特のタケミツトーン。

武満徹さんが、何故、音楽をやるようになったのか?

時は、戦争中。
終戦のほんの2~3週間前くらい。

ある兵隊が、
「今日はお前たちに、面白いものを聞かせてやる」
と、手回しの蓄音機で、音楽を聴かせてくれたのだそうです。

それは、シャンソン。

その頃、敵性音楽は聞いてはいけないと、禁止されていたわけで。

そのシャンソンは、とても素晴らしく、武満徹さんにとって、
人生を決定づけるほど、衝撃的だったのですね。

そして、作曲家になる決意を固め、
外国の楽譜を求めて、古本屋に通う日々。

いわゆる音楽教育は受けておらず、
ほとんど独学で音楽を学び、音楽を生み出したのです。

武満徹さんの音楽には、
ジャンルも、国境も、ありません。

作曲家としての武満徹さんは、
木、森、鳥、星、雨、風・・・と、
自然との対話を好んでいたそうです。

人間としての武満徹さんは、
自然と同じくらい、人間や都会も、お好きだったようです。

デューク・エリントン、ビートルズ、サザンオールスターズ・・・
等々も、お好きだったようで…。

桑田佳祐さんが大好きで、
「あの才能が欲しい」と、よくおっしゃっていたのだとか。

およそ300年前にイタリアで生まれ、
今なお多くの人に愛されているピアノ。


その多くの人のひとりが、私。
そして、多分あなたも、ね。