アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

マベパール

2009年06月12日 | 誕生石
2009年6月12日 午後6時50分 撮影


先日、高校時代の友人が、
とっても久しぶりに、こちらまで来たときのこと。

  「わ~、ここからは、山が見える♪」

彼女の実家は東京郊外で、
そこからは、富士山が見えていたはず。

結婚後は千葉県民になった彼女。

彼女の父親が他界した後、実家を処分して、
千葉の自宅で、彼女の母親と同居している。

彼女の実家がなくなってからは、
彼女がこちらに来る機会も少なくなった。

  「むこうには、山がないよ~」

う~ん、たしかに。
そのかわり、海が近いでしょ?

  「そうなんだけどねぇ。。。」

彼女が見つめる、遠くの山々。

きっと、あの山の向こうには、
彼女の青春時代の思い出も、見えたに違いない。


■6月12日の誕生石

   マベパール (Mabe Pearl)
     魅力

 ・英 名Mabe Pearl
 ・和 名マベ真珠
 ・モース硬度3.5 - 4.5
 ・産 地オーストラリア、タイ、日本、など

マベパール。
マベ貝の中で育った半円ドーム型の真珠。

真珠層の色は、虹色、青みがかった虹色や、
メタリックゴールドなど。

マベパールが半円のドーム型になるのは、
外殻の内側に核を接着し、
内側の一方だけに向かって成長するためです。

マベパールは、そのドーム型の部分を切り取って、
ブローチやネックレスにするだけでなく、
貝殻全体をも枠にはめて、ペンダントなどにしています。

また、マベ以外の母貝であっても、
半円ドーム型の真珠を「マベ」と呼んでいるようです。
ですが、マベ貝から採れた真珠は、
ダントツに美しいです。

まるで、ブローチやペンダントになるべくして
生まれてきたような半円ドーム型のマベパール。

見かけは、一般的な真珠の半分ですが、
その美しさは、一般的な真珠の倍以上かもしれませんね。

★パワーストーン効果★
身につけた人の美しさとやさしさを、グッと引き出します。
パールの中でも特に守護の力が強く、
持ち主を危険から、しっかり守ってくれます。

主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■6月12日の誕生花 : スパティフィラム、他
■6月12日の誕生色 : サフランイエロー
■6月12日の誕生果 : レンブ


見える音

2009年06月12日 | ピアノ全般
アメリカの第13回 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール で、
優勝した辻井伸行さんの話題は、まだまだ続いていますね。

昨日は、FMラジオ局「TOKYO FM」の音楽番組「DIARY」で、
コンクールの決勝でも弾いた
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番 第1楽章」
を、約10分間、演奏してくれたのだとか。

恩師のピアニスト・横山幸雄さん(上野学園大教授)と
ピアノ2台による共演。
辻井さんは独奏を、横山さんがオーケストラのパートを。

私は聴くことができなかったので、
とっても残念です~。

でも、大丈夫!

  6月15日 「クロノス」 午前5時~8時30分

でも、放送が予定されているようです。


番組のトークの中で語られていたのかな?
とっても素敵なお話も、流れてきていますね。

コンクールの様子を、
ずっとインターネットで見守っていた横山さん。

辻井さんのコンディションが非常に良く、
また、観客の反応も素晴らしく良いと感じ、
「もしかしたら優勝できるかもしれない」と思ったそうです。

そこからは、「見守る」だけでなく
「行動」に移した横山さん。

1泊3日の予定で、急遽渡米したのだとか。

そして、コンクール決勝の前日、麻から深夜まで、
辻井さんにレッスンをしたのだそうです。

「表現」を中心に指導なさったとのこと。

辻井さんも、
「先生の“炎のレッスン”のおかげで自信を持って弾けた」
と話していましたね。

これからの辻井さんの活躍が楽しみです。


お父さんと一緒に隅田川に行った、小さい頃の記憶を頼りに、
辻井さんが作った曲を YouTube で見つけました。

「川のささやき」です。

是非ぜひ聴いてみてください!
こちら からどうぞ♪


ピアニスト・辻井伸行さんのオフィシャル・サイトへは、
こちら からどうぞ♪
(※ サイトを開くと、ピアノ演奏が流れ出します。)