日頃見向きもしないラブロマンス映画ですが、これはクルマ好きにとって忘れることのできない作品の一つと感じています。
この映画までほぼ無名だった監督のクロード・ルルーシュは解説版の中で云っています。この映画ストーリーはすべてクルマをドライブしながら考えたのだと。相当のカーキチだったと思いますし、そのことは映画の中でも、クルマに対する思い入れが伝わって来ます。
その一つのシーンがテストコースで . . . 本文を読む
ステアリングタイロッドですが、現在はラック&ピニオンギヤがほとんどですから、その配置が前車軸中心より前方にあるのが前引き、後方なるのが後ろ引きとなります。線図上ではどちらも同じ動きをしますが、その効果に違いがある様です。それは旋回時に主となる外側輪に力を受けた場合、サスペンションアームは後方側ブッシュが柔らかく設定されていますから、後方へ傾くように変位します。タイロッドの前引きの場合、外側前輪は . . . 本文を読む
最近の乗用車の床下を眺めると、前部の大きなエンジンアンダーカバーから後方へ、エキゾーストパイプとマフラー部分を除いて、大きな樹脂パネルでカバーリングされているクルマが多くなりました。こうした床下のカバーリングは、空力抗力の低減やダウンフォースとまで行かなくても揚力の増加を抑えるというのが目的なのでしょう。しかし、それも200km/hを越えた速度領域での話の様にも想像されます。そこまでコストを掛け . . . 本文を読む
昨夜、久しぶりに映画館を訪れ映画鑑賞を楽しみました。作品は「ワイルドスピードSkyミッション」です。
既に何作目からのワイスピですが、出てくるクルマは良いなと思っているのですが、役者やストーリー、構成など、個人的感想はB級映画だなあと感じています。昨夜の作品もまったく同様、エンターテインメントという意味で一定の面白さも感じ否定はしませんが、2度、3度と繰り返して見たくなる映画ではないよなぁと感 . . . 本文を読む
ローバーMINIのことですが、全国には専門店みたいな中古車屋さんがあるのだろうと思います。たまたま近郊にあるケントガレージさんというお店を訪ねる機会がありました。そこには、知人のBMWミニ(R50)で行ったのですが、店主さん曰く、「BMWミニからクラシックミニに乗り換えるお客さんも多い」とのことでした。リバイバルBMWミニの方は、R50、R56、F56と既に3世代目に入り、オリジナルの風味がだん . . . 本文を読む
BMW・E90での話(他車でもいっぱいあるのでしょうが)です。エンジンオイルの量と質を見ようと、エンジンルーム内のレベルゲージを探すも「ない」のです。調べてみると、最近のBMW車ではオイルレベルゲージがメーター内に表示する様になっており、エンジン本体の実ゲージは廃されたとのことです。これはオイルパン内に設置のレベルセンサーで検出したものを、メーター内に表示するということです。オイル量が下限値を下 . . . 本文を読む
私は何がディーゼルを嫌うかって、アイドル時のガラガラ音と真っ黒になるエンジンオイルのことがあります。このエンジンオイルの汚れの原因ですが、吸入空気が混合気でない、直噴であるというのが理由だそうです。ガソリンのキャブやポート噴射の場合は、あらかじめ混合気となってシリンダー内に吸入されるのですが、直噴の場合は空気だけを吸入し燃焼室内に噴射される燃料と混じり合うのですが、混じり合いきれない燃料微粒子が . . . 本文を読む
クルマに限らずですが、ボルトやスクリュー、ビス類には、何らかの表面処理が施され、必用に応じた防蝕性が持たされています。私も詳しい方ではありまませんが、クロメートとか、ユニクロ(洋服屋じゃありません)なんて用語を時々耳にします。これらは、メッキ処理というか溶液中に浸漬する化成皮膜処理によるものです。クルマにも使用される極一般的な種別は以下の様なものです。
・クロメート:亜鉛メッキ後の「クロム酸塩 . . . 本文を読む
クルマのヒューズは電装品の増大により、ヒューズ総数も増える傾向にある様です。先日、BMWE91のヒューズボックスを点検する機械がありました。BMW伝統のヒューズボックス位置でインストルメントパネル左側のグルーブボックス奥にあります。(右ハンドル車)
ところが、E46辺りと比べると、凄く奥にヒューズ盤面があり、目視で位置を確認するのも大変ですし、手探りでの抜き差しはもっと大変です。ヒューズの総数 . . . 本文を読む
先日のこと、アルファ156のさもないソレノイドバルブ(バリエータソレノイド)を外そうとトルクス(T30サイズ)で緩めるも、トルクスが舐めてしまうという事態になりました。当該ボルトが緩んだ後も何時までも緩くならず、これはネジロック剤が塗布されているなということが判りました。
ロックタイトの商品名に代表されるネジロック剤ですが、接着剤の一種となるのでしょう。嫌気性といってネジを締め込んで、空気が . . . 本文を読む
事故車に多いのですが、ランプやホーンなどの部品が移動することにより、ワイヤリングハーネスがコネクタ(カプラ)部で断線することがあります。このコネクタですが、メーカー毎に異なる形状であり、部位により形状もこれまた異なるというものでやっかいです。部品側のコネクタは該当部品を取替すれば解決しますが、車両側のコネクタはリペアキットも出ている様ですが、ワイヤリングハーネス毎取替ようとすれば驚くほど高価です . . . 本文を読む
最近のこと、BMM・E91での話です。それまで問題なくエンジン始動していたクルマを板金屋さんに出しました。そこでバッテリー上がりから充電しようと極性を誤り一瞬スパークさせたとのことです。その後、バッテリーは充電され、勢いよくスターターモーターは廻るものの、まったくプスリともしないエンジン始動不能となったものです。当方でも、ヒューズが切れていないか見ましたが異状なし。また、スパークプラグ1本外し、 . . . 本文を読む