驚くべき内容の本である。
筆者は、農林水産省の国際企画課で、農産物の国際需給の逼迫問題、そして農産物をめぐる国際交渉に関わった経験から、農産物物の国際需給動向の分析や農業政策。とりわけ、農産物貿易自由化の影響などの貿易政策の評価に関わる研究を主たる研究分野としてきた人物であり、この道(食糧政策)の専門家であり、党利党略の政策を述べる立場の人ではないのであるが、この本の内容を知ったら、政府自民党(特にその頭目である安部首相が中心が進めようとしているTPPを始めとする対米従属的政策の内容が、いかに国民を欺き、どれだけ屈辱的で反国民的でめちゃくちゃな内容なのかが理解できる。
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