たまには、お寺巡りもいい。なにか、無性に安らぎがほしくなったので奈良に出かける。 . . . 本文を読む
フランス、ブルターニュ地方のとある灯台での恋物語。話の展開がどこか「マジソン群の橋」を思い起こすような、でもクリント・イーストウッドの一人舞台でなく、こちらは胸の熱くなる男の友情-そんな安っぽいものではないが-があり、女性側もサンドリーヌ・ボネールとアンヌ・コンシニの母と娘はずっと魅力的だと思ったり・・・。 . . . 本文を読む
盲目は前世の罪のせいとされるチベットに初の盲人学校を設立したドイツ人教育家が、全盲でエベレスト登頂に成功した登山家・エリックにメールを出したことでこの物語が出発する。僕にとっては、この映画のハイライトは、エベレスト登頂に成功したときの映像である最初の3分間だったが、あとの話もよかった。
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フランス映画は時折、変わった感性の映画を見せる。以前見た「薬指の標本」もそうだったが、この映画も独特のにおいがする。
この場合のサスペンスとは、自分の意思ではどうにもならない人生の罠にはまってしまうような、思いがけない出来事をいうような・・・。 . . . 本文を読む
通常の黄色いスクール・バスに対して「ショートバス」とは、肢体不自由児、精神障害児、あるいは天才児など「特別ケア」が必要な児童のためのバスなそうな。この映画では、N.Yのブルックリンにある「最先端」の人が集まるサロンで、そこでは誰もが思いのままに愛を求める、とか。
メルヘンチックな導入から映画が始まる、がいきなり。 . . . 本文を読む
「ボーリング・コロンバイン」、「華氏911」に続くドキュメンタリー映画は、アメリカの医療問題を焦点に当てた市場原理主義社会批判の映画。マイケル・ムーア自身は至って真剣に取り組んでいるのだが、何せ相手が世界のジョーシキから外れた倒錯した価値観を持つ人たちが支配するアメリカ社会だから、滑稽に映る。 . . . 本文を読む