なかなかいい映画だった。
酒に入り浸った嫌われ者の年寄と、夫の浮気で離婚に追い込まれた母親についてきたいじめられっ子の交流。制度こそ違うが、日本でもありうる光景である。
最近、日本はアメリカの社会の仕組みの悪弊を追っているような状況が多い。だから痛みを感じるところに共通するところが多く、共感できるのである。「アメリカ映画」が面白いなと感じるのは、そんんところに理由があるのかもしれない。
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最近、《はずれ》の多かった映画で《久々のヒット!》だ。
『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』(サンジャックの道)の映画はたびたび登場して、うち何本かは見たが、PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)はこの映画で初めて知った。「人は何かに挑戦して、自己を見出す努力をする」というのは、やはり全世界共通の行動なのだろうかと思った。
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