前ローマ教皇・ベネディクト16世の死去の報を聞く

生前退位した前ローマ教皇の訃報に接し、以前観た映画を思い起こす。 . . . 本文を読む

『シスター 夏のわかれ道』ー久々の感動映画 中国は今でもこんな映画が作れるんだ！

　人は単なる善人でもなく、単なる悪者でもない－それぞれが様々な事情を抱えている中で皆、悪戦苦闘している。　 . . . 本文を読む

『すばらしき世界』ー佐木隆三の小説を西川美和が映画化した圧倒的迫力の映画

　　　【 ２０２１年４月９日 】 　西川美和監督と言えば、以前『ゆれる』と『ディア・ドクター』を観た。いずれも悪くはなく、いい映画だったが、 今回のものほど衝撃は受けなかった。（注目の女性監督と言えば、もう一人河瀨直美がいるが、個人的には西川監督の方が私の好みに合っている） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【　西川美和監督　】 . . . 本文を読む

ジョン・ル・カレと映画『ナイロビの蜂』ー巨大製薬企業の過去の治験をめぐる横暴を暴露する

　昨年の暮れ、ジョン・ル・カレが亡くなった。その訃報を受けてから、かつて見て感銘を受けた映画「ナイロビの蜂」のことを思い出し、再度無性に見たくなり、ライブラリーからDVDを引っ張り出し、見たのが昨年の暮れ。 . . . 本文を読む

『ニューヨーク、親切なロシア料理店』－タイトルだけからは想像しきれない現代社会の様々な悩みや困難と、それに取り組む優しさと愛情に拍手

　スタッフの奇抜なアイディアや名物料理で、客をたくさん集めた料理店の成功物語かと思いきや、全く別のストーリーだった。 . . . 本文を読む

コロナ変異種が日本でも確認されたのに、甘い水際作戦－過去の失敗を何も学んでいない《スガーリン》こと、菅首相の独断支配

　日本でも、イギリスや南アその他で新たに猛威を振るっているコロナウィルスの、感染力の強い変異種が発見されているというのに、有効な対策を打てないでいる菅首相。 . . . 本文を読む

『ヒトラーに盗られたうさぎ』－ヒトラーの姿もナチス親衛隊も出てこないが、スイスの山々やパリの街影からその恐ろしさを映し出す

　　　　【 ２０２０年１２月１３日 】　　　　　　京都シネマ 　「ヒトラー・ナチス関連の映画を見てくる。』と言ったら、妻は「好きねー！」という呆れた顔をしてこちらを見る。確かに、【ヒトラー】・【ナチス】という字がタイトルにある映画はもちろん、内容からしてそれらしきものは、半分使命感のように見続けている。 　最近のヒトラー関連の映画は、一昔前のそれとは少し傾向が変わってきている。この映画で主人公 . . . 本文を読む

蓮沸亨『京の風情』－地元の建築家であり、お気に入りの画家

　今日の新聞を見ていたら、蓮佛徹さんの訃報に接する . . . 本文を読む

『サンドイッチの年』－名画案内（第２回）

　『心に残る映画』の第２回はフランス制作の映画『サンドイッチの年』。 . . . 本文を読む

『ヤコブへの手紙』－名画案内（第１回）

　洋画、邦画を問わず、かつて見た映画で今も『心に残る名画』を一本ずつ紹介する。第一回は、フィンランド映画の『ヤコブへの手紙』。 . . . 本文を読む