『スリー・ビルボード』－すべての登場人物のウソのない本音のぶつかり合いが、息をつかせぬ緊張感を生む

　片田舎の村はずれの道路に突如現れた３つの立て看板。 . . . 本文を読む

『キューバ旅行記』（その４）－ハバナを離れ東に向かう－シエンフエゴスからトリニダーまで

　ハバナに２連泊した後、専用バスで一路東へ。海辺の風光明媚でエキゾチックな街・シエンフエゴスに向かう。イスラム調の街並みを見学した後、今夜の宿泊地・トリニダーまで行く。 . . . 本文を読む

『私はあなたのニグロではない』－キング牧師、マルコムXらの黒人公民権運動の足跡を追ったボールドウィンのドキュメンタリー

　アメリカ初の黒人大統領オバマがトランプに代わって、早１年半になろうとしている。《自由と民主主義の国》アメリカが大きく変わろうとした今、また差別と偏見の時代に戻ろうとしている。黒人への差別はどうなっていくのだろうか。 . . . 本文を読む

『万引き家族』と『妻よ薔薇のように－家族はつらいよⅢ』の２つの映画を見る

「万引き家族」は言わずと知れた本年度のパルムドール賞に輝いた是枝監督の作品。一方、「妻よ薔薇のように」は男はつらいよで誰にも知られた山田洋次の映画。日本でよくありそうな２つの対照的な「家族」や「家庭」を題材にした映画だったが、見た印象、会場の雰囲気も対称的だった。 . . . 本文を読む

最近起きた２つの事件－『新幹線内の殺傷事件』と『静岡の看護師死体遺棄事件』に深い憤りを感じる

　残忍で不可解な事件が頻発して、テレビや新聞で報道されても、感覚が麻痺して《当たり前の日常》のように映ってしまうのが恐ろしい。 . . . 本文を読む

『ローズの秘密の頁』－アイルランドの複雑な社会と美しい自然を背景に、ひとりの女性の数奇な運命をたどる

　イギリスの属国であり宗教対立からも争いが絶えなかったアイルランドで、半世紀以上も前から精神病院につながれいた女性の秘密が、解き明かされる。最後の場面は思わず身震いがした。 . . . 本文を読む

『キューバ訪問記』（その３）－ハバナ市内観光（後半）ー『革命博物館』（旧大統領府）を訪ね、革命の足跡を追う

　午前中は、「革命広場」から「ヘミングウェイ博物館」、「モロ要塞」「第一ゲバラ邸」と回ったが、昼食後は旧市街にある『革命博物館』を訪れる。ここは、１９５９年のキューバ革命のも総仕上げの場所だ。 . . . 本文を読む

『ウィスキーと2人の花嫁』－好きなウィスキーの香りを思い浮かべながら観る、とびっきり楽しい映画！

　ともかく面白いのだ。美しい自然と、コミカルなストーリー。そして、ウィスキーをこよなく愛する人たちに思わず拍手を送りたくなる映画だ。 . . . 本文を読む

『日大アメフト部内田（前）監督と井上コーチが除名処分（永久追放）』で『佐川元国税庁長官が不起訴』－この不釣り合いは？

　連日の安倍首相の《のらりくらり答弁》と麻生副首相の《国民を愚弄した発言》にはいい加減うんざりだが、日大アメフト部の反則タックル事件を巡って、不自然で責任逃れと思われる発言・発表を続ける監督や大学当局に対し、関東大学連盟が『きっぱりとした裁定』をして、多少気が晴れたが、国会の方はいったいどうなっているのか！ . . . 本文を読む