最近の『経済学』をめぐる動向がなにか非常にわかりにくいと思っていたところに、書店でたまたま見つけ、読んでみると、今の自分の問題意識に答えてくれる部分があったので、一気に読んでしまった。
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1996年にアルジェリアで起きた実際の事件を元に製作された映画という。
アルジェリアの街外れの修道院で厳しい戒律のもと自生生活をしつつ布教活動をしながら地域の住民のための医療活動をしている7人の修道士たちがいる。アルジェリア政府軍と過激武装組織の対立が激化する中、過激派は外国人も標的にした。そのまま現地住人のために現地にとどまり活動を続けるか、周囲の勧告に従い安全な場所に移るか、生死をかけた選択を論議するが、危険は迫ってくる。
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【2010年9月21日】 (山行第4日目と最終日)
6時前目を覚ますと、猛烈な風と雨。夜中にトイレに起きたときも雨が降りしきり、10mほど離れたトイレに行くのにカッパを着てもびしょ濡れになった。そのときよりも風雨はさらにきつくなっている。屋根をたたく雨音と窓を揺らす風の音を聞いて、早々に下山を決める。下山をするにしてもこの天候だ、何の楽しみもない。
小屋から出ることを躊 . . . 本文を読む
本のタイトルから連想するような、いわゆる「ハウ・ツーもの」ではない。
記憶というと、「物忘れが激しくなった。」とか「街で偶然会った人の名前が思い出せない。」とか、日常生活でも問題に上ることが多くなったが、もっと人間の存在の根本問題にもかかわっていることを改めて喚起させてくれた本である。記憶研究を30年間続けてきた筆者自身が、くも膜下出血で倒れ、その後5日間の記憶を完全に失った体験から書かれているから、根源的な問いであり、示唆に富んでいる。
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