「シェルブールの雨傘」－やっぱりいい恋愛映画

　もうずっと昔に観て、家にもビデオが有るのだけど、やっぱり大きなスクリーンで観たいと思い、見に行った。良かった。 . . . 本文を読む

「ホテル・ルアンダ」－二度目の感激

　アフリカのルアンダで実際に起きた内乱を題材にしている。部族間の対立で大量の虐殺事件が起きた。外資系の一流ホテルの支配人をする主人公がはじめは家族を救うことだけを考え、軍上層部や支配層に取り入るが、ホテルに集まってくる親戚、近隣住民、難民の子供をかくまう中、見捨てることができず救出のための行動に出る。 . . . 本文を読む

『みんなで一緒に「貧しく」なろう』

　斉藤貴男の対談集である。話は格差社会のことからジャーナリズムのあり方、今問題になっている教育基本法を中心とする教育の在り方、そしてこのむちゃくちゃな政治に対する国民のあり方まで多岐におよぶ。根底の思想は、戦争のない社会、海外派兵を許さない世論を優位にするために自分たちはどうあるべきか皆が考えないといけない、というである。 . . . 本文を読む

「ナイロビの蜂」-恋愛映画か社会派映画か

　アフリカの貧困の現実を見つめ、その援助に積極的に関わろうとする女性と、イギリス外交官のひょんな出会いからの恋が、大製薬資本のアフリカでの不正の闇に迫る中、ふたりの関係は愛に変わるが・・・。 . . . 本文を読む