今年は、【山岳映画】の注目すべき作品が多かったが、一般の映画でこれというのがあまりなかった。あえて挙げれば、「北アイルランド」を舞台にした2つの映画(「ベルファスト71」と「名もない塀の中の王」)、それとカミユ原作の『涙するまで生きる』に『薩チャン、正ちゃん-戦後民主的独立プロ奮闘記』がよかった。
今までは、圧倒的に「京都シネマ」で上映される作品を見ることが多かったが、どうしたわけか今年は他の映画館でかかる映画を見る機会が多かった。「京都シネマ」で見た作品の中でも、【これはどうもいただけない?・・・】とういものに遭遇することが多く、「今年観た映画」の中で【10指】に入るものが観た数に比べて多くなく、逆に【愚作】が多かったのには、首をかしげたくなる。 . . . 本文を読む
山田洋次監督の最新作『母と暮らせば』を見てきた。言わずと知れた井上ひさしの『父と暮らせば』をモチーフにしたものだ。井上ひさしのものは黒木和雄が監督をして原田芳雄と宮沢りえが出ている映画を以前見た。 . . . 本文を読む