同じ日に、トルコの映画『裸足の季節』と、ブラジル映画『ストリート・オーケストラ』を観てきたが、圧倒的に良かったのは『裸足の季節』-最高に面白い傑作映画だ! トルコの(どこの国にもあったが)古き恩讐に立ち向かう少女たちの姿が美しい。 . . . 本文を読む
『ストリート・オーケストラ』は、同じ日に観てきた『裸足の季節』の舞台のトルコとは、地球の反対側のブラジル・サンパウロの物語。そこのスラム街で実際にあったクラッシック音楽を使った「教育再生プログラム」で生まれた「子供たちのオーケストラ」の話を題材にした映画なので、どんな映画になっているのか、期待して見に行った。 . . . 本文を読む
『ビッグデータと人工知能』の本は、最初《情報操作》に関するものかと思って読み進めたが、なんのなんの、哲学的な分野にも及ぶもっともっと、内容の深いものだった。【人工知能】の可能性と限界を【1つの生命体の中枢である脳の活動】の比較で明らかにしている。
それに比べて映画『セルフ/レス』は着想の大胆さに比べ、なんともお粗末だった。 . . . 本文を読む
高倉健が亡くなってから2年近くが過ぎようとしている。
当時、高倉健の出演映画をビデオで見ようと思い、レンタルビデオ屋に通うのだが、高倉健の棚には1本のビデオもなかった。《任侠映画》もそうでないのも、すべて貸し出されていた。ほかの店に行っても状況は同じだった。そういう日が2〜3ケ月つづいたから、テレビの特別番組で放映されるものを観るか、家にあるものもう一度見るしかなかったが、今日、高倉健のまだ見ていない一面を覗けた。 . . . 本文を読む