この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『ルート・アイリッシュ』-戦争の民営化が更に深刻な貧困と心の荒廃を-ケン・ローチが映像で描き出す

2012-04-22 15:00:45 | 最近見た映画
『企業が戦争を請け負い、民間人が戦場に派遣される。』-本では読んで知識の上では知っていたが、リアルな映像でより実態に迫る感覚で突きつけられると、大変な世の中に生きているとつくづく感じる。   . . . 本文を読む
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『善き人』-ナチス知識人部隊にどのようにして知識人が取り込まれていくのか、ヴィゴ・モーテンセンが渋い

2012-04-22 14:53:10 | 最近見た映画
 ヴィゴ・モーテンセンの『イースタン・プロミス』は“男の美学に迫るかっこよい渋さ”が良かったが、今回のは内にひめた“耐える渋さ”が光る。  それはともかく、映画の中身は深刻である。1930年代のドイツ、ヒトラーが権力を握り、ナチが全ヨーロッパに刃を剥きだし襲いかかろうとする時代。ベルリン大学の文学教授であるハルダーにナシス本部から声がかかる。 . . . 本文を読む
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『風にそよぐ草』-愛情心も冒険心も、真実も感動も、何も得られないつまらない映画

2012-04-18 20:18:59 | 最近見た映画
  飛行機乗りの若くはない歯科医の女性の財布を拾ったことから、昔戦闘機に乗る夢を追っていた、峠をすぎようとした男の恋が芽生えようとする話。  もう少し期待して見に行ったのだが、表題に書いたように、愛情心も冒険心も、ストーリーからは生活感も家族関係も見えてこず、真実感の全くない、感動も何もない映画だ。 . . . 本文を読む
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九州五島列島・壱岐へ

2012-04-15 16:50:23 | 山・旅行
 映画「悪人」で見た、五島列島の大瀬崎灯台を訪ねたくて、ツアーに参加。真っ青な海に突き出た突端の白い灯台は感動的だった。 . . . 本文を読む
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『2011年度版・歴代映画ベスト20』-今の印象を基にした主観的選考

2012-04-01 00:20:37 | 以前見た映画
 今までに観た映画のうち、最も印象に残った映画、感銘を受けた映画ベスト20を選考。1位から10位まで(それ以降も絶対的な順位ではない)は甲乙つけがたく、たまたま現在の心境、今の印象を基にランク付けしている。したがって、毎年順位が変わる可能性もある。  あくまでも、今年・今現在のランキング! 名作の絶対的条件は《何回見ても新鮮なこと》・《何度でも観たい映画》であること。 . . . 本文を読む
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