『企業が戦争を請け負い、民間人が戦場に派遣される。』-本では読んで知識の上では知っていたが、リアルな映像でより実態に迫る感覚で突きつけられると、大変な世の中に生きているとつくづく感じる。
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ヴィゴ・モーテンセンの『イースタン・プロミス』は“男の美学に迫るかっこよい渋さ”が良かったが、今回のは内にひめた“耐える渋さ”が光る。
それはともかく、映画の中身は深刻である。1930年代のドイツ、ヒトラーが権力を握り、ナチが全ヨーロッパに刃を剥きだし襲いかかろうとする時代。ベルリン大学の文学教授であるハルダーにナシス本部から声がかかる。 . . . 本文を読む
飛行機乗りの若くはない歯科医の女性の財布を拾ったことから、昔戦闘機に乗る夢を追っていた、峠をすぎようとした男の恋が芽生えようとする話。
もう少し期待して見に行ったのだが、表題に書いたように、愛情心も冒険心も、ストーリーからは生活感も家族関係も見えてこず、真実感の全くない、感動も何もない映画だ。 . . . 本文を読む
今までに観た映画のうち、最も印象に残った映画、感銘を受けた映画ベスト20を選考。1位から10位まで(それ以降も絶対的な順位ではない)は甲乙つけがたく、たまたま現在の心境、今の印象を基にランク付けしている。したがって、毎年順位が変わる可能性もある。
あくまでも、今年・今現在のランキング! 名作の絶対的条件は《何回見ても新鮮なこと》・《何度でも観たい映画》であること。 . . . 本文を読む