この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

「硫黄島からの手紙」

2006-12-25 21:29:01 | 最近見た映画
クリント・イーストウッド監督による、「父親たちの星条旗」との2部作の後編。前作がアメリカ側から描いたの対し、本編は日本側から見た硫黄島決戦を描いたもので配役も日本人が中心に。 . . . 本文を読む
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「麦の穂をゆらす風」

2006-12-10 22:16:18 | おすすめ度No1
 ケン・ローチ監督のアイルランド紛争を巡る人間ドラマ。日本からは一番、見えにくい地域の紛争だが、イスラエル・パレスチナの報復合戦、イラク戦争と自衛隊の派兵問題、日本と朝鮮半島との関係を見れば、世界は現在も同様の問題を抱えており、日本人としても人ごとでない深刻で本質的な問題をはらんでいる。見終わった後、やはり『愛するものを 奪われる悲劇を、 なぜ人は 繰り返すのだろう。』と思ってしまう。 . . . 本文を読む
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「労働ダンピング」(岩波新書)

2006-12-03 21:18:46 | お薦めの本
最近、頓に格差の問題、階層(階級)社会の問題が論じられているが、その根本にある労働=働き方、採用のされ方から切り込み、規制緩和や市場原理主義ももたらす悪弊を詳細に暴いた、胸のすくような力作で内容の濃い本ある。「豊かさとは何か」(輝揮淑子・岩波新書)以来の衝撃的な感動を覚えた。 . . . 本文を読む
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