この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『日本人は人を殺しに行くのか-戦場からの集団的自衛権入門』-その3

2015-08-19 22:31:18 | お薦めの本
 「アメリカはグローバル経済の旗手で・・財産は世界中に散らばっていて、アメリカが守るべき〝本土”とは、世界経済そのものなのです。その覇権維持のための海外拠点として最大の・・・在日米軍基地の運用で主権さえ放棄してくれる日本は・・「集団的自衛権」のどうめいこくではなく・・・アメリカ自身の「個別的自衛権」の道具の1つでしかない。」(P-120)  そして、そのアメリカは《日本を積極的に守ってやろう》などという気は毛頭ない。そんなアメリカに《媚を売って》、安倍首相は何をやろうと考えているのだろうか。  世界の戦闘地域の修羅場をくぐってきた著者だからこそ、その言説は分かりやすく、説得力がる。是非一読を! . . . 本文を読む
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《戦後70年安倍談話》と『日本人は人を殺しに行くのか-戦場からの集団的自衛権入門』に関連して

2015-08-15 18:55:00 | 世の中の状況について
 安倍首相が戦後70年たった昨日、《70年談話》を発表した。《総花的》内容で、主体性がなく、何よりも現実的に今進めている内容と矛盾している。 . . . 本文を読む
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『日本人は人を殺しに行くのか-戦場からの集団的自衛権入門』-現場に立ち会ったかこそ書けるリアルな分析

2015-08-12 22:11:14 | お薦めの本
 実際の戦場で、現実と対峙した人だからこそ書ける真実に迫る内容、説得力のある説明、論理展開に思わず拍手を送りたくなる。これほど、圧倒された内容の本は常岡浩介が書いた『ロシア・語られない戦争-チェチェンゲリラ従軍記』以来だ。 . . . 本文を読む
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『黙示』(真山仁・新潮文庫)を読む-『ハゲタカ』ほど迫力もなく

2015-08-09 18:55:40 | 最近読んだ本・感想
 『モンサント』やGMOに関連する本や映画を、最近たてつづけに読んだり見たりしていたので、以前『ハゲタカ』を読んで、当時猛威を振るっていた「金融資本」のリアルな描写が印象に残っていて、たまたま店頭で見かけた同書を読んでみた。 . . . 本文を読む
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『サイの季節』-何から何まで全然わからないーこんな意味不明の映画をお金を取って見せるべきではない!

2015-08-09 18:46:35 | 最近見た映画
 最初から最後まで、登場人物もストーリも言いたいことも、何もかも全然わからない映画。 . . . 本文を読む
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『沈みゆく大国アメリカ 《逃げ切れ!日本の医療》』-TPPで日本の誇るべき『医療皆保険制度』が危うい

2015-08-07 20:03:04 | お薦めの本
 《新自由主義》と《グローバリズム》が席巻する中、《格差と貧困の先進国》であるアメリカの現在の姿を追った堤未果さんによるレポートは『ルポ・貧困大国アメリカ』から始まって、私が読んだ著作は本作で5冊目になる。  今回の本もまた、衝撃的内容であると同時に、希望の出口もさし示されている。 . . . 本文を読む
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『チャップリンからの贈りもの』-遺体を誘拐したという実際の事件をネタにしたが、どこか無理があるような

2015-08-07 20:02:44 | 最近見た映画
 タイトルにもあるように、実際に起こった事件を題材にしている。事件の起きた当時のことをうっすら覚えているが、「犯人は熱狂的なチャップリンの信奉者」と伝えられるくらいで、その後に詳しい報道もなく、ただ《あの世に行ってもうかうかしていられない物騒な世の中になったもんだ。》くらいの印象を持ったのを覚えている。  個人的には、チャップリンからは、多くの『喜び』と『人生の糧』を受けとったが、この映画の出来は? . . . 本文を読む
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