あまり気が進まなかったが、見ないことにはコメントできないので、今世間が大騒ぎする、全く傾向の違う映画をそれぞれ見に行った。
【 2016年10月12日 】 MOVIX京都
まずは『怒り』。
『6・4』もたいそう大掛かりで、話の筋が分かりにくく、大上段に構える割にはテーマがもう一つはっきりしないと、見てきた妻が言っていたが(私はそれを聞いて見ていないが)、どうも『怒り』もそれに似たようなものだと感じた。
だいたい、ややこしすぎるのだ。今思い出そうとしても、どんな話だったか、何がどうだったのか、よくわからない。役者がいろいろ出てきて、大騒ぎするが、さっぱり印象が残らないのだ。唯一、沖縄での米兵に「泉ちゃん」が襲われるシーンだけが残っているが、その意味も周りの雑然とした出来事に埋没して、そのシーンの意図が伝わらない。
いったいこの映画で、製作者は何を伝えたかったのか?
まだ、『悪人』の方が分かりやすいし、良かった。ついでに言うと、似たような傾向の映画で、こちらは宣伝も大してなく目立たないのであるが、『淵に立つ』の方がずっと良かったし見応えがあった。
○ ○ ○
【 2016年10月15日 】 MOVIX京都
次に、『君の名は』
劇場のフロアに着いたら、中学生か高校生くらいの、大きなポップコーンのバケットを抱えた女の子ばかり。しかも、むんむんとした雰囲気。少しは大人や男子もいるが、どうも気恥ずかしい。恥を忍んで席に着く。
確かに絵はきれいだ。アニメは見ないこともなかった。以前は子供と一緒によく見た。『風の谷のナウシカ』や『魔女の宅急便』『天空の城・ラピュタ』は今見てもいいと思うし、音楽も好きだ。
『紅の豚』の雰囲気は大人向きだ。
しかし、今回はちょっとついていけないと思った。やはり、《おじさん》の見る映画ではなかった。
『怒り』-公式サイト
『君の名は』-公式サイト
更新されていない状態で開いていたのだけど、
今日やっとgooのブログの見方がわかってきたかも(笑)
『怒り』はtamineroも嫌~~な予感がしたので、図書館で予約して上下巻を一気に読んだのだけれど、
『これを二時間で収めるかぁぁぁぁ(ーー;)』と思ったら、
映画の出来が想像出来て行っていません( ̄ー ̄)
ただ、妻夫木君と綾野君のキャスティングは、原作に
ぴったし。観なくてもそれで満足(^_-)-☆
『湯をわかすほどの熱い愛』は観たいと思っております☆