4年前、帰省の際に横浜の『有隣堂』で買った本で、暇つぶしに読んだが、今回改めて読んでみると、。『一枚のハガキ』が作られた経緯を知る以外にも、感じ入ることが多かった。 . . . 本文を読む
【2011年8月20日】 MOVIX京都
意味のない映像の羅列と、場違いな音楽。ストーリーの無い中身。そしてまた意味のない宗教がかった、無意味な映像。
何かを期待したが、結局何も出てこなかった。
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映画には、『-ハリウッドに行かなかった天才』という副題がついている。その天才とは、ユダヤ系ドイツ人映画俳優であり監督の『クルト・ゲロン』で、その数奇な運命と重ねて、『偽りの楽園』-ナチスの捕虜収容所-の実体を暴いてる記録映画だ。 . . . 本文を読む
『ドーリア・マンフレディ事件』を扱ったという、もったいをつけた退屈な映画である。プッチーニはそんなに好みではないが、作曲家の映画なのだからもう少し音楽を期待していたのに、ピアノの音が無味乾燥に響くだけ。
こういう映画は嫌いである。
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『ムッソリーニを愛した女』というタイトルから連想するのは、『ファシスト』の代名詞である《ムッソリーニを愛する女》を題材にする映画ってどんなだろうか、《見るに価しない》ような映画ではないのかなという疑問だった。
しかし、それは大きな誤解だった。
歴史上に実在した女性の物語である。
-しかし、《愛の物語》というコピーはいただけない。
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【2011年7月31日】 京都シネマ
フィンランドの内戦といっても、ピンと来ない。ロシアから前年、独立したあと赤衛軍と白衛軍との内戦が起こったというが、どちらに正義があったのか、どんな利害がかかわっていたのかよくわからない。わかることは赤衛軍が劣勢で、追い詰められている状況での物語ということである。
赤衛軍の残党は女子が中心で、捕らえられては乱暴されたあげく、殺される . . . 本文を読む
「原田芳雄が亡くなった」とのニュースが流れたのは、今回の山行の直前だった。期せずして、下山したその日に大鹿村を訪れることになるとは、奇遇だ。
で、昨日遺作となった『大鹿村騒動記』を観にいってきた。 . . . 本文を読む