今日、午後1次よりNHKBSプレミアムで放映される『エニミー・オブ・アメリカ』、19年前の映画だが、昨今の世の中の状況にかなっていて、なかなか面白い。 . . . 本文を読む
書籍の『暴露-スノーデンが私に託したファイル』は刊行直後、ちょうど2年前の2014年の7月に一気に読んだ。現実の《事件》の現在進行形の緊張感と事の重大性に衝撃を受けた。ブログを書いていないか確認したがなかった。あまりのショックの大きさにただ立ちすくむだけだったのか。
そして今回の映画。本の内容の再来である。 . . . 本文を読む
フレデリック・フォーサイスは一世を風靡したサスペンス小説の作家である。『ジャッカルの日』もそうであるが、多数集めた実際の資料を基に綿密に組み立てられたストーリーは迫力がある。史実にも沿っているから観るものを圧倒する。 . . . 本文を読む
前作「ルポ 貧困大国アメリカ」は外からは見えにくいアメリカの貧しさを新しく、するどい感覚で取り上げ、その内容は多くの人に衝撃を与えたと思うが、今回の続編も的確な切り口は冴えわたっている。 . . . 本文を読む
「Shall We ダンス?」の周防監督の11年ぶりの映画。ともかくその徹底した資料の裏付けとリアルな表現には脱帽。日本の裁判の現状と問題点が見事に読み取れるし、ともかく面白い。 . . . 本文を読む
ケン・ローチ監督のアイルランド紛争を巡る人間ドラマ。日本からは一番、見えにくい地域の紛争だが、イスラエル・パレスチナの報復合戦、イラク戦争と自衛隊の派兵問題、日本と朝鮮半島との関係を見れば、世界は現在も同様の問題を抱えており、日本人としても人ごとでない深刻で本質的な問題をはらんでいる。見終わった後、やはり『愛するものを 奪われる悲劇を、 なぜ人は 繰り返すのだろう。』と思ってしまう。 . . . 本文を読む
イタリアへの不法移民の問題を、13歳の少年の視点から追った作品。希望と現実世界、貧困とグローバリズム・ナショナリズムの関連、国とは、自分の生い立ちとは-といろいろ考えさせてくれる作品である。 . . . 本文を読む
2001年に公開されたチェコ・イギリス映画。第二次世界大戦を舞台にした飛行機乗りの友情と恋を交えた物語である。
「紅の豚」のロマンと「メンフィス・ベル」の友情と「西部戦線異状なし」の反戦精神を併せ持ったいい作品だった。 . . . 本文を読む
マイケル・ムーア監督によるアメリカ銃社会の告発映画。9/6(水)NHKBSで放映予定。2003年、カナダ映画。
もう3年以上も前に封切られた映画ですが、再びテレビで放映されます。映画館や前回テレビで見逃した人に今回、是非見られるようおすすめします。「コロンバイン」はアメリカの学校で少年(生徒)による機関銃による乱射・大量殺人事件が起きたコロラド州、リトルトンに実際にあるその高校の名前です。 . . . 本文を読む