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この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

「ボンボン」-犬が男になった物語

2007-06-03 23:25:19 | 最近見た映画
 2007年6月3日 [京都シネマ]

 京都シネマで映画を観る楽しみは、世界のあらゆる国の人々とふれあえることだ。違う生活様式、違う価値観、日本に居ながらにして異文化と交流できることだ。

 今回の映画の舞台は、アルゼンチンのパタゴニア。職場のガソリン・スタンドを解雇されたおじさんが、人助けから譲りうけた犬・ボンボンとの生活が始まる。ひょうきんな表情をした犬が、実は名犬らしい。ドッグ・ショーに出て賞金を稼ぐ。順風満帆の将来が見えてきたと思いきや、決定的な『欠陥』があることが判明する。


 アメリカが推し進めるグローバリズムの影響で、世界に個性がなくなろうとしている。以前はあり得なかったイタリアにも「マクドナルド」の看板が目立つ。極地も先進国の製品が出回る。

 でも、それが届かない世界がたくさんあることを映画は教えてくれる。経済的に貧しくても、どこか暖かさがある。人間同士のつながりの暖かさ、根底的な信頼感がそこにあるような。

 ある日、ボンボンが預け先から行方不明になってしまう。あちこち探して、やっと見つけたボンボン。最後のシーンに思わず拍手!


  「ボンボン」-公式サイト

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (memaido)
2007-06-04 01:35:34
はじめまして、楽しく拝見させていただきました。
またちょくちょく拝見させていただきます。
返信する
コメント、ありがとうございます (y-inosan66)
2007-06-04 09:03:32
 memaido さん、コメントありがとうございます。「ボンボン」は、ほんとにほのぼのする映画でした。でも、本当に世界は広いし、いろいろな価値観を持った人がいて、身近に交流できたら楽しいなと思います。また、いい映画、あったら紹介します。
返信する

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