2007年5月27日 [京都シネマ]
はじめ、京都MOVIXで見る予定でいったのが、切符を購入するのに並び、あと2~3人というところで、満席の完売。仕方なく、2時間遅れで上映する「京都シネマ」に場所を移す。(MOVIXの次の上映はどういう訳か、5時間後!?)
でも、京都シネマでは上映の前に、京都女子大の落研による、前座ならぬ超短編の「小噺」の披露があって(約五分間)少しだけ得した気分になった。さすが、「京都シネマ」。やることがにくい!
映画の内容はともかく、小気味よく会話が巧みで、三人三様、それぞれの個性が面白い。ここでいろいろ説明するより、観て楽しむことをお薦めする。
話芸である「落語」やっぱり一級の芸術であると思う。たかが噺であるのだが、ちょっとした間の持ち方、表情、話しぶりが人を引きつける。個人的には漫才より落語の方が好きだ。関東から関西に移ってきて以降、落語のおもしろさを知ったから東京の噺家よりも上方の米朝や枝雀の方が親しみが沸く。圧巻だと思うのは先代松鶴の「らくだ」だ。東京にも渋谷があるが、京都にも渋谷(しぶたに)がある。そこでしぶと(渋人)の《かんかん踊り》を踊る様を語る松鶴を思い浮かべて、映画を観る。
映画の中で扱われた演目は「饅頭こわい」と「火焔太鼓」の一部。家に戻り、無性に落語が聞きたくなり、米朝の「天狗裁き」と桂小南の「胴乱の幸助」を聴く。
枝雀の「親子酒」や「千両みかん」も確か家にあったと思って探したが出てこなかった。
この監督、以前どんな作品を作っているのかと見たら、「愛を乞うひと」を監督していた。いい作品だった。「学校の怪談」シリーズも手がけているようだが、こちらはボクの趣味ではないので観ていない。
「しゃべれども しゃべれども」-公式サイト
はじめ、京都MOVIXで見る予定でいったのが、切符を購入するのに並び、あと2~3人というところで、満席の完売。仕方なく、2時間遅れで上映する「京都シネマ」に場所を移す。(MOVIXの次の上映はどういう訳か、5時間後!?)
でも、京都シネマでは上映の前に、京都女子大の落研による、前座ならぬ超短編の「小噺」の披露があって(約五分間)少しだけ得した気分になった。さすが、「京都シネマ」。やることがにくい!
映画の内容はともかく、小気味よく会話が巧みで、三人三様、それぞれの個性が面白い。ここでいろいろ説明するより、観て楽しむことをお薦めする。
話芸である「落語」やっぱり一級の芸術であると思う。たかが噺であるのだが、ちょっとした間の持ち方、表情、話しぶりが人を引きつける。個人的には漫才より落語の方が好きだ。関東から関西に移ってきて以降、落語のおもしろさを知ったから東京の噺家よりも上方の米朝や枝雀の方が親しみが沸く。圧巻だと思うのは先代松鶴の「らくだ」だ。東京にも渋谷があるが、京都にも渋谷(しぶたに)がある。そこでしぶと(渋人)の《かんかん踊り》を踊る様を語る松鶴を思い浮かべて、映画を観る。
映画の中で扱われた演目は「饅頭こわい」と「火焔太鼓」の一部。家に戻り、無性に落語が聞きたくなり、米朝の「天狗裁き」と桂小南の「胴乱の幸助」を聴く。
枝雀の「親子酒」や「千両みかん」も確か家にあったと思って探したが出てこなかった。
この監督、以前どんな作品を作っているのかと見たら、「愛を乞うひと」を監督していた。いい作品だった。「学校の怪談」シリーズも手がけているようだが、こちらはボクの趣味ではないので観ていない。
「しゃべれども しゃべれども」-公式サイト