今日はわたしの生活する行政区の総会が開催されました。
区長の改選時期にあたる年には3月開催の総会が2月に開催されます。
昨年の総会は3月20日に開催予定でしたが、3.11の震災と原発事故により開催ができなかったので2年ぶりの開催となりました。
当地区の区長は、震災以来行政区はもとより地域の区長会長として先頭に立って頑張ってこられた方なので、今回の改選で引退するのは本当に惜しい存在なのですが、さすがに「疲れた」と言っていました。
いつもの年だとこの集会場が地域の人たちでいっぱいになるのに、今回は集まる人が少なかったようです。
原発事故で避難を余儀なくされてから現在までの数々の取り組みが区長から説明されましたが、本当に大変な一年だったのが実感できました。
体調が万全でもないのに我々地域住民のために頑張ってこられた区長に本当に感謝申し上げます。
総会終了後は懇親会が行われ久しぶり(あまり地域のみんなと会う機会がない)にみんなと飲み交わしましたが、話すことは決まって避難先のことや除染のことや仕事の不安ばかりで明るい話はありません。
農業も先行き不安な状態で、みんな本当にやる気を失っています。これからどんな地域になっていくのか不安ですね。
今年の米の作付も見合わせが決まっていますので田んぼの荒廃が心配です。
今年も秋には黄金色の稲穂ではなく「セイタカアワダチソウ」の黄色い花が咲いているんでしょうかね。