相双神旗ディネードがいよいよ完成したようです。
あの大雪が降った翌日の3月3日に雲雀が原で撮影が行われていましたが、あれが最後の撮影だったみたいですね。
その完成披露試写会が明日と明後日の二日間開催されます。
今日の新聞に案内チラシが入っていました。
相双神旗ディネードは「遊びにも不自由している子供たちを楽しませたい」と市内でボランティアを続けてきた松村荘次郎さんと東京都東村山市から移住した劇団昴団員武藤与志則さんたちが構想を練り、DVDの製作とイベントの開催を目指しているそうです。
「ディネード」は「震災にも放射能にも負けるん゛でねーど゛」、ヒロインの「ミネート」は「やって゛みねーと゛」から命名されました。コスチュームは地元小学生から募集した作品が採用されています。
松村さんは「放射性物質への正しい対処法の啓発」、「食・命を守る大切さ」、「自然との共生」の3つをテーマとし、子供たちだけではなく大人も楽しめる作品にしたいと言ってるそうです。
主な登場人物は、
星ソーマ(高野伸博さん)
ちょっとドジであわてんぼうの稲作農家の一人息子。相双地区を守るためにディネードへと変身する。
夜の森サクラ(鈴木亜恵美さん)
漁師の娘。ソーマとは幼馴染で、かなりのしっかり者。ディネードがピンチに陥るとミネートへと変身する。
アダマイ博士(武藤与志則さん)
近所に住んでいる学者で、福島の歴史や放射能の事など何でも知っているやさしい博士。
アクビシン
悪のゴンケー軍団の首領。手下二人を引き連れて、いつも相双地区をメチャクチャにしようと企んでいる。
デレスケ1号(右側)
少し太っていているが、体型に似合わずコミカルな動きをみせる
悪のゴンケー軍団の戦闘員。アクビシンに相双をメチャクチャにする命令を出されるが、元来怠け者なので、いつも適当でマイペース。
デレスケ2号(左側)
1号と違ってスリムな体を持っているが、やはり怠け者でマイペース。
[ストーリー]
相双地区を荒らしまわっていた「悪のゴンケー軍団」が妙見菩薩さまの力によって封印されてから一千有余年。その「悪のゴンケー軍団」が東日本大震災の影響で封印から解き放されてしまった。相双地区を「ゴンケー軍団」から守るべく勇者として立ち上がった星ソーマ。妙見菩薩の力が宿った相双石で「相神ディネード」へと変身。「悪のゴンケー軍団」と「ディネード」の戦いが始まる。
南相馬市のいろいろなイベントにも登場してきているようなので、子供たちの人気も高くなってくるでしょうね。
ちょうど孫たちも甲状腺検査のために避難先から戻ってきているので見に連れて行こうか? でも、日曜日の法事の準備がある。とりあえず娘に言っておこう。