村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

孫たちの記事

2012年02月20日 17時22分25秒 | 日記

今日、フレスコキクチで相双エリア情報誌「いんふぉ.」を貰ってきて見ていたら、山形に避難している孫達の写真が載っていた。

そういえば娘から載るみたいなメールが先月届いていたような気がするが忘れていた。

孫の誕生日がクリスマスイブで、自分たちが作ったケーキで誕生日とクリスマスのパーティーを開いたときの写真のようです。

去年のクリスマスは車がなく山形に行って一緒に祝ってやれなかったし、プレゼントも要求されたものが南相馬では手に入らなく買えなかったしで、ダメなじじいになってしまいましたが、この状況ではしかたがないのかな。

孫たちには雪の間はなかなか帰ってくるのが難しいので会うことができません。

でも、やっぱり子供ですね、地元の人たちにとっては大変な大雪で困っているのでしょうが、孫たちは南相馬では味わうことのできない雪を満喫しているそうです。

放射能に影響がない世界は本当に子供たちがのびのび動くことができていいですね。

除染なんかしてもあまり放射線量下がらないみたいだし、いつになったら子供たちがのびのび過ごせる南相馬に戻るんでしょうね。


東ヶ丘公園除染開始

2012年02月19日 17時27分05秒 | ディスクゴルフ

毎週日曜日の午後からディスクゴルフを楽しむことになっていたので、いつもの東ヶ丘公園にいったらついに除染作業が始まっていました。

芝はすべてはがされてしまうようです。

いつも楽しんでいる広場も立ち入り禁止のロープが張られていました。

いつ始まるのか不安でしたがついに始まってしまいました。この公園でのディスクゴルフは困難になってしまいましたが、これからどこで楽しむのかまだ予定はありません。しばらく休んでできる場所を探さなくてはなりませんね。


甥の結婚式

2012年02月19日 10時23分14秒 | 日記

今日は二十四節気の「雨水」にあたり、大気の気温が上昇して、今まで雪やあられとして降っていたものが雨になって降るようになる頃とされています。雪が解けて水となり徐々に春の兆しが見えてくるようになりますね。日本海側の皆さんも豪雪で難儀していると思うので、早く春の気候に変わってくれることを期待したいですよ。

金曜日から土曜日にかけて、甥の結婚式に出席するために、ディズニーランドのオフィシャルホテル「東京ベイ舞浜ホテル」に行ってきました。

まだ愛車が退院していないので翌日予定していたものをキャンセルして、親族(俺は叔父)のバスに便乗していきました。南相馬から千葉へは以前4時間位で行っていた記憶がありましたが、やはり遠回りしなければならないのでバスで6時間もかかってしまいました。まぁひたすら飲んで騒いでだったから時間はあまり気にしていませんでしたが。

ホテルは円形の建物で変わってるなと思いながら中に入ってみるとビックリ!! 中は11階まで吹き抜けの構造で天井がガラス張りになっていて光がさんさんと降り注いでいました。都会は田舎者にとってビックリさせられることばかりです。

チャペルも背景が海できれいな景色の中で素晴らしい演出がされていました。演奏もすべて生演奏でしたよ!!

震災と原発事故の影響でいろいろと大変な思いをさせられましたけど、これからの若い二人には幸せになってほしいです。

料理もおいしくて感激でしたけど、「どんなやって食うんだ」とか「どいづで食うんだ」とか田舎者はテーブルマナーなんか習ったごどねぇから食べ方もわがんねぇで困ったものです。結局箸で食ってる!! ちょっとでも見栄はってナイフとホーク使えよ!!

ホテルからは最近開通した話題の「東京ゲートブリッジ」が見えました。結婚式の司会者の説明によると龍が向き合っているように見えるそうです。龍がチュウしているようにも見えるそうで縁結びのスポットだとかも言ってました。

帰りの車窓からは東京スカイツリーも見えて、田舎者のじいさんとばあさんにとっては久しぶりの旅行気分を味わうことができました。こういう機会を与えてくれた甥に感謝したいです。


ニューデジカメ

2012年02月16日 18時36分33秒 | 日記

今まで使っていたデジカメ(Canon Power Shot A720)の調子が悪くなってきた。

山にも多く付きあわせて雨の中でも使っていたからしょうがないか。

電池を新しく入れ替えてもすぐに電池切れになるし、手振れ補正がついているのにボケるし(俺の手が震えすぎなのかな?)、写りの良くないことが多くなってきたので新しいのを眺めていたんですが、なかなか決心がつかずにいました。

ところが明日は甥の結婚式で千葉に行かなければならないし、叔父としては写真の一枚でもとってやらなければと思い、今日ついに買ってしまいました。

ヤマダ電機に行ったらあまりの種類の多さに戸惑いましたが、どうせスナップ程度の写真しか撮らないので安い機種を選んでしまいました。

これまでCanonのカメラしか使ってませんでしたが、光学14倍ズームと価格に負けてNikonに鞍替えしてしまった。

ニコン デジタルカメラ COOLPIX S8200 キムタクがCMやってたそうですね。

これからこいつが俺の相棒になります。

ぽっこれねよーに頑張ってくれよ!!


祈り

2012年02月15日 22時16分36秒 | 震災・放射能

今週の月曜日に会社に出勤したとき「警戒区域」境界のガードレールに花が手向けられていました。

毎月の月命日に津波被災者の親族がここまで来て冥福を祈っているようです。

現地に行って祈りたいのでしょうけど、このただのガードレールが大きな壁となっています。

「警戒区域」が設定されてからこの「壁」の前では色々なことがありました。

最近ではあまり見られなくなりましたが、「観光客?」が来て記念写真を撮っていく姿はよく見かけられました。津波被災地を見学して有名な「警戒区域」の看板の前で写真を撮らなければならないようです。私らから見れば本当に頭にくる光景でした。

外国の取材陣も多く訪れました。英語やらフランス語やらわけのわからない言葉で取材されても答えようがないですよね。

日本の取材陣も多く訪れましたが、本当に取材なのか見物なのかわからないような人が多くいました。

「警戒区域」設定当初は、防護服を着て放射線測定の線量計で線量を測りながらの取材が多かったですね。我々が普通に作業している姿をみて「大丈夫ですか?」とよく言われたものです。大手のテレビ局はきちんとした取材をしていましたから、それ以外の取材はあやしいですよね。

お坊さんもよく訪れました。「警戒区域」に向かって読経を唱えていました。被災者を弔う気持ちは本当にありがたいことなのですが、会社の正門に塔婆を立てられるのには困りました。簡単に撤去なんかできませんよね。

早朝によく車が止まっていることがありました。地元の人かわかりませんが、「警戒区域」に入りこんでいる人はいましたよね。

今ではここを訪れる人は少なくなりましたが、まだまだ休日になると見学者が訪れているようです。

警察の警戒もかなりの頻度で行われています。「警戒区域」内も外もここの「壁」で折り返しています。色々な県のパトカーが警戒しています。

「警戒区域」に入り込んだらすぐに逮捕されてしまいますよ!!

4月には「警戒区域」の見直しが行われるようなのでこの「壁」が撤去されるんでしょうかね。そしたら少しは毎日感じている圧迫感はなくなるかもしれませんね。

早く自由に出入りできる日が来るのを祈るばかりです。


うめ~梅酒だ!!

2012年02月14日 19時10分02秒 | 

昨年、11月に栃木県鬼怒川温泉に家族旅行に行ったときに高い買い物をした梅酒があるのを思い出して飲んでみた。

うまい

日光たまり漬けの直売店で販売していたもので、確か1500円くらいしたと思う。東京の娘にせがまれたので梅酒にしては「高け~!!」と思いながら2本も買ってしまった。

今まで忘れていたけど突然思い出して飲んでみた。よく見ると日本酒仕込みと書いてある。日本酒に漬け込んだ梅酒のようです。焼酎に漬け込んだものや、いたずらにウイスキーやブランディに漬け込んだものは飲んだことがありますけど、日本酒に漬け込んだ梅酒は初めて飲みました。

栃木県那須烏山市の「東力士」という酒を造っている島崎酒造で作っているようです。

ネット通販でみたら1974円で販売していた。こんなに高かったっけ?

説明は、

清酒「東力士」を醸しあげる酒づくりの達人たちが、自然の恵みたっぷりの地元産もぎたての青梅を、独自の仕込み配合にて、自醸清酒に漬け込み、酒つくりで培った繊細な熟成技術によって、自然の力でゆっくり丁寧に梅のエキスを抽出した、酒蔵本格仕込みのこだわり梅酒でございます。
人工的な香料や着色料は一切使わず天然の梅の豊潤な香りが漂い、口当たりなめかでふくよかな甘酸っぱさが心地よくさわやかにお楽しみいただけます。
甘みが控えめで飲みやすいです。食前酒にお勧めです。

久しぶりにおいしいと思える梅酒でした。高くておいしいセレブの梅酒を飲んでみたい方は試してみてください。


愛車のお見舞い

2012年02月13日 17時42分48秒 | 日記

今日は愛車のお見舞いに行ってきました。

先週行ったときには、「来週はできあがっから大丈夫だど~!!」って言ってたから、たぶんクリーニングに出してあんのかな?と思いながら整備工場に行って見たら、先週と変わらない状態でした。

じいさんが頑張って修理していたけど、孫にインフルエンザをうつされてダウンしてしまったようだ。俺の車を修理し始めてからケガはするし病気になるしであまりいいことないな?

あんまりにもぶん投げられていたから俺の車が怒っているのかもしれない!!

それとも、どうしても3.11の一年にこだわっているのかな?

今週には退院できると思っていたのに残念ながらもう少し入院が伸びそうです。

スタットレスタイヤも履き替えてから3か月しか乗ってなかったのに、履きっぱなしで1年3か月たってしまいました。でもタイヤは新品同様です。

今週末はこの車で、甥の結婚式に千葉まで行こうかと思ったのに、またポンコツ代車じゃないですか!!

立派なステレオついてるのに使えないし、フロントバンパーは外れそうだし、軽自動車なのに燃費は悪いしでいやんなっちゃうけど。年寄がぽじょごっちゃ車を頑張っておなしてしてくれてっからしょうがねぇか。

今まで待ったんだからもうどうでもいいべ!!


相馬野馬追復活

2012年02月13日 07時30分00秒 | 南相馬の話題

12日の新聞によると、東日本大震災と原発事故の影響で昨年縮小開催を余儀なくされた相馬野馬追が、7月28日(土)・29日(日)・30日(月)の3日間従来の規模で開催されることが決定しました。

今年から開催日を7月の最終土・日・月に変更したみたいですね。

相馬野馬追は千年以上の歴史を持つとされていますが、私も氏神様である相馬太田神社の祭典係として4年間相馬野馬追にたずさわりました。

昨年は、南相馬での祭典は自粛され、メーン行事の甲冑競馬や神旗争奪戦などの行事は行われることなくさびしい思いをしましたが、今年は復活するようですので安心しました。

メーン会場である雲雀が原祭場地は「旧緊急時避難準備区域」内にあり、放射線量も0.8μSv以上あることからコースの表土入れ替えや観覧席の除染を実施するということです。最終日の「野馬懸」は「警戒区域」の小高神社の境内で行われていました。昨年は「高神社」で神事が行われましたが、警戒区域の解除を見込み小高神社で開催することを決定したそうです。しかし、小高神社は鳥居や灯篭などの倒壊や震災の被害が大きいそうです。今月から本格的復旧に向けて調査に入ると言ってますが、「警戒区域」が解除されたとしても除染等の問題も抱えていますので、短い期間での復旧は難しいかもしれませんね。

例年、小高区では「火祭り」が行われ花火が打ち上げられていましたが、それは無理かもしれません。

相馬野馬追が開催されることによって、南相馬に多くの人たちが集まり街に活気が戻るかもしれません。「復興元年」のうれしいお知らせに、本当に復興が進んでいるんだと感じされられます。

今年は相馬野馬追で盛り上がりましょう


今日も楽しみました!!

2012年02月12日 16時47分06秒 | ディスクゴルフ

今日も東ヶ丘公園でディスクゴルフ楽しみました。

風の強い日でしたが、晴れていたのでそんなに寒さを感じることなく思いっきり身体を動かすことができましたよ。

今日の参加者は9名で徐々に参加者が増えてきたようです。野球の練習にきた若者たちがいてちょっと戸惑いましたが、マナーの良い若者たちで何にもトラブルが起きることなく一緒の広場で楽しむことができました。やはりスポーツをやっている若者たちはすがすがしくていいですね。

あの頃に戻りたい

6月から東ヶ丘公園を使わせていただいていますが、いよいよ除染が始まるようで、いつもの芝生広場にも所々に杭が打ち込まれていました。いつまでこの場所が使えるのか心配です。看板か何かで告知してくれると助かるんですけどね。

これまで約8か月間活動を続けてきましたが、最初はキャッチャーが2台しかなくその2台で繰り返しティーを変えて遊んでいました。その後に岡山のももさんや秋田県の皆さん、東京都協会の江原さんからご支援を頂き、トラベラーですがキャッチャーを9台そろえることができました。それ以外にも多くのディスクゴルフ仲間からご支援を頂きました。本当に感謝申し上げます。

使用しているトラベラーには3種類あります。左側の四角形は旧型で現在では五角形に改良され安定性が増してます。中央のものは従来品を五角形にしたもので網がかかってますが、右側のものはチェーンのタイプですので、本来のキャッチャーの感覚が楽しめます。

今では場所さえ確保できれば小さいながらも大会を開催できるまでになりました。そして、徐々に仲間も増えて南相馬市のディスクゴルフ協会も復活の兆しが見えてきたと思います。

来年度の4月からは協会を復活させて活動を再開していきたいと思います。

馬事公苑が再開されない限り多くのディスクゴルフプレーヤーを招いての大会はできませんが、頑張って復興していきますので応援をよろしくお願いします。


米の作付見合わせ決定

2012年02月11日 18時30分00秒 | 農業

「24年産米 南相馬作付見合わせ」の大きな見出しで今朝の新聞に記事が載っていました。

昨日10日に開催された南相馬市地域農業再生協議会の臨時総会で、平成24年産米の作付を市内全域(約4,700ヘクタール)で見合わせる方針を決めたということです。国の作付方針がまだ示されていないので、国の方針が決定した後再度協議し正式に決定するそうです。

昨年も作付を見合わせているので2年連続で作付をしないことになります。

23年産米を作付しなかったことで放射性物質の検査ができなかったし、市内の水田の土壌が1.0kg当たり1000ベクレルを超える水田が多いため、食品衛生法の基準が1.0kg当たり100ベクレル以下に厳しくなることも踏まえて決めたそうです。米への放射性物質吸収量はたしか土壌の10%程度とされていますので、100ベクレルを超える米が多くなることが予想されます。高い放射線量を示している水田も上流に位置していますので、作付を行うと放射性物質が低線量地域に流れてくるのも想像できます。

市では25年産米作付までに、土壌調査と徹底した除染を行い、各地に試験圃場を設けてデーター収集をすると言っています。どのような除染を行うのかはまだ決定していない状況ですので、今年中に全地域の除染が終了するのか疑問に思いますが、安全・安心で以前のように「おいしい」と言ってもらえる米が作れるように頑張っていただきたいと思います。

わたしもそうですが、昨年米の作付をしなかったことで農家のモチベーションはかなり下がっています。「もう農業やめようか」「米はもう作りたくないな」なんて言う人たちが多くなっています。兼業農家はさらに深刻です。南相馬市から移転した会社が多く、農家をやる人材も会社と一緒に異動していってしまい、荒れ果てた農地がそのままになっているところも多く見られます。年寄頼みの農業ですが、年寄もたちも農業をやらない状態が続いて体を動かしていないので、急に老け込む人が多くなっています。今年中に除染が終了し、25年産米の作付が決定してもはたしてどれだけ正常に作付に取り掛かれるか不安いっぱいですね。

稲の育苗箱用の土も1年間放置したままで、また一年間そのままで置かなければなりません。機械も動かしていないまま1年が過ぎてしまいました。

「来年に向けて整備をしておかないと」と思うのですが、身体がやろうとしません。

身体がもう米作りをやめたがっているのを実感します。