遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

菊花展

2016-11-10 15:44:41 | 日記
平成28年11月10日(木)

菊花展を見る

11月6日(日曜日)岐阜へ行き、菊花展を見て
来ました。



菊花展は、厚物、大つかみ、平菊、菅物等から、

厚物(多数の花が中心に盛り上がる)

大つかみ(手で掴んだ様に見える)

管物(花が筒状で直線、放射状に咲く)

懸崖菊(小菊を盆栽に仕立て幹や茎が根より低く
 なり、崖の様に垂れ下がる)




千輪咲き(一鉢に半球形状のお椀を伏せた様に
 花を隙間なく咲かせる)




等を観賞用として育て、各地で催されて居る。

毎年この時期になると、菊の愛好家達が育てた
自慢の菊が、各地で展示されますが、彼らは
毎年大変な苦労をされて育てている様です。
今年は天候不順が続き、花の生育が遅く、未だ
開花していない花もありました。






展示される花はどれも見事に咲いて居ますが、
育てる方々は、それこそ一年中世話が必要の様
です。
在る、懸崖菊を育てる方にお聞きした所、、

2月中旬の土造りから始まり、4月の定植(畑
で育った苗を、鉢に植え替える)、誘引(次に
菊を支える竹を曲げ、鉢に取付けて懸崖の様に
添わせる工夫)7月頃ピンチ(葉が伸びすぎぬ
様に丸く刈込む)を行う。
その半月後(15日位)根切り(茎が成長し過ぎ
ない様に鉢の底から出た根を切取る。
8月頃、鉢替え(大きな鉢へ植え替える)
10月出荷準備をし、11月に展示(開花)出来る
様にする。
殆んど一年中、世話が必要です。

私達(ヤギ爺)は、毎年綺麗に展示された花を
愛で、きれいな花とその香りを楽しんでいますが
その陰での努力は大変なもの、「日々丹精」の
賜物です ネ、、、、、
ご苦労様です。

今日の1句

日照雨来て菊香忽ち放ちけり    ヤギ爺


※日照雨 : そばえ、陽が射しているのに雨
       が降る。狐の嫁入り、天気雨。