平成28年11月27日(日)
林檎のお歳暮
毎年この時期になると、古い友人から
美味しい林檎を一杯送って頂きます。
宅配の箱を開ける、大きな林檎が箱に
びっしり、、りんごのとても良い香りと
真赤な色が目に飛び込んで参ります。
林檎は、秋に熟する果物の王様、、、、
色、香り、味、それに滋養の面でも優れて
何といっても、生で齧るみずみずしさが
一番ですが、加工しても「パイ等の菓子」
「酒」「羊羹」「フルーツゼリー」等や
料理として、色々利用されています。
アップルパイ
めんこいリンゴ
フルーツゼリー
青森を始めとする東北、信州や岐阜等で
生産されて、日本人に一番親しまれる
果物ですね。
品種も紅玉、国光から今では「ふじ」や
「世界一」等が主流となり、より美味しく
改良されたものが殆どです。
林檎で直ぐに思い出される二つの歌
「リンゴのひとりごと」1940年(昭和15年)
作詞:武内 俊子、作曲:河村 光陽
わたしは真赤なりんごです
お国は寒い北の国
りんご畑の晴れた日に
箱につめられ汽車ポッポ
町の市場へつきました
リンゴ リンゴ リンゴ
リンゴかわいいひとりごと
2番の
果物店のおじさんに
お顔をきれいにみがかれて
みんな並んだお店先
青いお空を見るたびに
リンゴ畑を思い出す
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
童謡「りんごのひとりごと」
この曲の作られた少し前まで東北地方は
冷害、飢饉に見舞われ、娘たちは女衒と
呼ばれる人買いに連れられ身売りされ、、
子の歌の2番の詩には、女の悲しみや
世間の冷たさを切々と訴えて居る様な、
(合田道人著:童謡の風景より)
実際、この詞を書いた時に竹内さんは
入院中に見舞いとしてリンゴを貰い、
この詩を作ったといわれています。
「りんごの唄」1946年1月
作詞:サトウハチロー、作曲:万城目正
並木路子の「りんごの唄」
赤いりんごにくちびる寄せて
だまって見ている青い空
リンゴは何にも言わないけれど
リンゴの気持ちはよくわかる
リンゴ可愛や可愛やリンゴ
子の唄は、日本で戦後初めて封切られた
映画「そよかぜ」の挿入歌として、、
歌手の並木路子さんが唄い、大ヒットし
戦後の復興にかける日本人の心を大いに
癒してくれました。
ラジオその他で毎日聞かれない日は
無かった様です。
今日の1句(俳人の名句)
胃痛癒えて林檎の来る嬉しさよ 正岡 子規
蛍めく奥羽りんごの明かりかな 室生 犀星
林檎のお歳暮
毎年この時期になると、古い友人から
美味しい林檎を一杯送って頂きます。
宅配の箱を開ける、大きな林檎が箱に
びっしり、、りんごのとても良い香りと
真赤な色が目に飛び込んで参ります。
林檎は、秋に熟する果物の王様、、、、
色、香り、味、それに滋養の面でも優れて
何といっても、生で齧るみずみずしさが
一番ですが、加工しても「パイ等の菓子」
「酒」「羊羹」「フルーツゼリー」等や
料理として、色々利用されています。
アップルパイ
めんこいリンゴ
フルーツゼリー
青森を始めとする東北、信州や岐阜等で
生産されて、日本人に一番親しまれる
果物ですね。
品種も紅玉、国光から今では「ふじ」や
「世界一」等が主流となり、より美味しく
改良されたものが殆どです。
林檎で直ぐに思い出される二つの歌
「リンゴのひとりごと」1940年(昭和15年)
作詞:武内 俊子、作曲:河村 光陽
わたしは真赤なりんごです
お国は寒い北の国
りんご畑の晴れた日に
箱につめられ汽車ポッポ
町の市場へつきました
リンゴ リンゴ リンゴ
リンゴかわいいひとりごと
2番の
果物店のおじさんに
お顔をきれいにみがかれて
みんな並んだお店先
青いお空を見るたびに
リンゴ畑を思い出す
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童謡「りんごのひとりごと」
この曲の作られた少し前まで東北地方は
冷害、飢饉に見舞われ、娘たちは女衒と
呼ばれる人買いに連れられ身売りされ、、
子の歌の2番の詩には、女の悲しみや
世間の冷たさを切々と訴えて居る様な、
(合田道人著:童謡の風景より)
実際、この詞を書いた時に竹内さんは
入院中に見舞いとしてリンゴを貰い、
この詩を作ったといわれています。
「りんごの唄」1946年1月
作詞:サトウハチロー、作曲:万城目正
並木路子の「りんごの唄」
赤いりんごにくちびる寄せて
だまって見ている青い空
リンゴは何にも言わないけれど
リンゴの気持ちはよくわかる
リンゴ可愛や可愛やリンゴ
子の唄は、日本で戦後初めて封切られた
映画「そよかぜ」の挿入歌として、、
歌手の並木路子さんが唄い、大ヒットし
戦後の復興にかける日本人の心を大いに
癒してくれました。
ラジオその他で毎日聞かれない日は
無かった様です。
今日の1句(俳人の名句)
胃痛癒えて林檎の来る嬉しさよ 正岡 子規
蛍めく奥羽りんごの明かりかな 室生 犀星