遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

自主防災訓練 2

2017-06-22 10:02:49 | 日記
平成29年6月22日(木)

自主防災の実施訓練

講演の後、防災の実施訓練が、港消防署、学区消防団の
ご指導の下で行われました


町内会長の挨拶

「家具の転倒防止」について、(港消防署)


①突っ張り棒、連結金具、下部挿入品、吊り金具等
  家具転倒防止部品の取付け方

②ガラス飛散防止フィルムを食器棚や本棚、窓ガラス等
  の破損、飛散防止対策

③家具の配置による転倒防止対策(倒れにくい配置、
  亦、寝室には家具を置かない事。


「応急担架の作り方と搬送の実施訓練(学区消防団指導)


①毛布と洗濯竿により応急担架を作り、傷病者等を搬送。

男性4人で担架作り


女性4人の担架で搬送

  4人一組で担架を作る訓練を、男性組と女性組が
  体験。担架作りは女性組は手際良くスムーズ、
  男性組は何となく無骨で遅い。
 逆に搬送になると、男性は力強く安定するが、女性組
 は搬送される人(小学生)が重かったとの事、実際に
 大人を搬送するのは困難と思われる。
 亦、搬送するときは、頭は後必ず足の方から搬送する。

②応急手当の方法、実施訓練(学区消防団指導)


 心臓マッサージ(蘇生方法)
  患者の胸部(鳩尾)を、両手で30回(1クール)を
  行う。救急隊が来るまで何度も繰返す。他の人の応援
  を頼み、交代で行う。



 ※男女の方が体験されたが、かなりハードできつく、
  マッサージが速くなりがち、ゆっくり、何度も。
  時に、患者の胸部骨折もあるが、人命救助が先決。

③AED使用法(自動体外式除細動器)




  先ず、患者のネックレス等貴金属を取り除く、取れない
  場合はた頭の上部まで上げる。ペースメーカー在る時、
  (目視、手障りで判る、マッチ箱位の大きさ)反対側
   へ接続片(端子)を貼る。

  AEDの操作方法は音声マイク、解説図を参照の事。
  一見難しそうだが、落ち着けば誰にも出来るとの事。

この後、屋外(園の駐車場)に移動して「初期消火訓練」
を実施しました。(港消防署、学区消防団、合同の指導)


①バケツによる消火
  一度に水を撒くので焦点(火元)へ 届きにくい。
②三角バケツによる消火



  水を4,5度に分けて撒くので火元付近に撒ける。
③粉末消火器の使用訓練(訓練では水を使用する)



  使用の際は火の元に近ずいてから留金具を引き、消火器
  の把手を掴み、ノズル先端をしっかり支持して消火する
  粉末消火時間は≒15秒です。余り早く作動させると、
  火の元に近ずく前に消火粉末がなくなる。



子供達はまるで水鉄砲の様に、何度も、、、

 ※消火器は常に点検をし、火元近くに保管せず、出入り口
  付近に保管する事。




実施訓練に参加して、大人達は中々実施に参加出来ず躊躇
しますが、子供達は積極的にゲーム感覚で参加しています。
特に、小学生でも高学年の男の子達は体力もあり逞しく、
いざという時の即戦力になりそうです、、、。

防災、防火の手引き。ハザード・マップ

防災グッズを土産に、解散です、、、。


今日の1句

父の日の絆たしかむ家族かな       ヤギ爺

防消火いま少年と水遊び         ヤギ爺