遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

海紅豆(カイコウズ)

2017-06-27 15:34:00 | 日記
平成29年6月27日(火)

海紅豆(カイコウズ


名古屋港


海紅豆

名古屋港のガーデン埠頭には、ポートビルに離接の
臨港緑園が在ります。
年間を通じて、様々な行事、イベントが催される
ガーデン埠頭は、年頭の出初式、築港祭、夏祭り、
帆船、客船等の寄港時の歓迎行事、、、、、、
夏冬の花火大会、各種団体のイベント等様々。


その広場の東側に臨港緑園があり、四季を通して
とりどりの植物が、、その多くは樹木達です。
カシワ、ヤマモモ、ニレ、合歓の木、マテバシイ、
クヌギ、鈴懸の木、海紅豆、椰子、ユーカリ等々。

ユーカリは、名古屋の東山動物園へコアラが登園
した祭、その餌となるユーカリを確保するために
この地に植樹したと在ります、、、、。

今の季節、緑一色の中で一番色鮮やかに目にする
のは、海紅豆です。




海紅豆(カイコウズ):別名 アメリカ・デイゴ


マメ科の落葉低木、南アメリカ(ブラジル)原産
高さ4~8m、3種複葉(楕円葉の3枚付き)
6~9月枝先の花序に深紅色の5cm程の花を
咲かせる。  日本へは江戸末期に渡来。
デイゴより寒さに強く、本州の温暖な地に植樹。
名古屋港もこの花である。

梯梧(デイゴ)の花


マメ科の落葉低木、、インド、マレー半島が原産。
高さ10~15m、葉は大きく幅広の3種複葉。
木は太く、横に広がる。
暖かな地方に適し、日本では沖縄、小笠原に分布。
デイゴの花は沖縄の県花である。
5月頃枝先に5~8cmの蝶形の朱色の花が重なる
様に、蜜に咲く。






今日の1句

潮風に焔沸き立つ海紅豆      ヤギ爺


デイゴ咲き津波避難の道標     ヤギ爺