平成29年11月21日(火)
ロシア民謡 カチューシャ
この歌は、カチューシャという娘が戦地にいる
恋人を思って歌う抒情歌で、1941年に
「独ソ戦争」が始まると兵士間で愛され歌われ
る様になり、国中に広まります。
やがてジャズ風な陽気なリズムにアレンジされ
軽快なリズムと踊りを加え大ヒットします。
日本では戦後、歌声運動が盛んな頃にロシア民
謡として、ともしびやカチューシャの曲が歌わ
れる様になり、歌声喫茶の「ともしび」等から
広く全国に広まって行きました。
日本語の訳詞は「関鑑子」さんにより、原曲と
若干異なり、少女カチューシャの歌う春の歌と
して、仄々としたとても長閑な詩となっていま
す。あの頃は誰もが知り、直ぐに口ずさむ事が
出来る楽しい唄です、、、、。
カチューシャ(原曲の邦訳)
作詞 : ミハイル・イサコフスキー
作曲 : マトヴェイ・ブランテル
① りんごと梨の花咲き
川面に霧が漂っていた
カチューシャは岸辺に立っていた
岸辺の高い崖の上に
② そこで歌っていたのは
草原と青灰色の鷲の歌
愛する人の大切にしまっている
便りの人の歌
③ どうか乙女の小さな歌よ
飛んでゆけ陽の光の向こうへ
遥か国境にいる兵士のもとへ
カチューシャからの便りを伝えておくれ
④ 純情なあの娘の事を思い出す様に
あの娘の歌が聞こえる様に
故郷の大地を守れる様に
カチューシャの愛がいつまでも在る様に
⑤ りんごと梨の花が咲き
川面に霧が漂っていた
カチューシャが岸辺から去っていく
遠く口ずさむ唄とともに
カチューシャ(関鑑子さんの日本語訳)
① りんごの花ほころび
川面にかすみ立ち
君なき里にも
春はしのび寄りぬ
② 岸辺に立ちて歌う
カチューシャの歌
春風やさしく吹き
夢の湧くみそらよ
③ カチューシャの歌声
はるかに丘を越え
今なお君をたずねて
やさしその歌声
④ りんごの花ほころび
川面にかすみ立ち
君なき里にも
春はしのび寄りぬ
現在、他の国特に東欧やドイツ、ヴェトナム
中国等ではこのメロデイに各国独自の詩を付
けて歌われています。
亦、イタリアでは戦前にバルチザンの蜂起を
促すための詩を付け、戦いの弾みをつけたと
の記述もあります。
ともあれ、 この歌は歌声喫茶の一世風靡を
した象徴の様な曲ですネ、、、、。
今日の1句
歌声の遍はりたり冬ぬくし ヤギ爺
※遍はる:あまねわる、広く行き渡ること
ロシア民謡 カチューシャ
この歌は、カチューシャという娘が戦地にいる
恋人を思って歌う抒情歌で、1941年に
「独ソ戦争」が始まると兵士間で愛され歌われ
る様になり、国中に広まります。
やがてジャズ風な陽気なリズムにアレンジされ
軽快なリズムと踊りを加え大ヒットします。
日本では戦後、歌声運動が盛んな頃にロシア民
謡として、ともしびやカチューシャの曲が歌わ
れる様になり、歌声喫茶の「ともしび」等から
広く全国に広まって行きました。
日本語の訳詞は「関鑑子」さんにより、原曲と
若干異なり、少女カチューシャの歌う春の歌と
して、仄々としたとても長閑な詩となっていま
す。あの頃は誰もが知り、直ぐに口ずさむ事が
出来る楽しい唄です、、、、。
カチューシャ(原曲の邦訳)
作詞 : ミハイル・イサコフスキー
作曲 : マトヴェイ・ブランテル
① りんごと梨の花咲き
川面に霧が漂っていた
カチューシャは岸辺に立っていた
岸辺の高い崖の上に
② そこで歌っていたのは
草原と青灰色の鷲の歌
愛する人の大切にしまっている
便りの人の歌
③ どうか乙女の小さな歌よ
飛んでゆけ陽の光の向こうへ
遥か国境にいる兵士のもとへ
カチューシャからの便りを伝えておくれ
④ 純情なあの娘の事を思い出す様に
あの娘の歌が聞こえる様に
故郷の大地を守れる様に
カチューシャの愛がいつまでも在る様に
⑤ りんごと梨の花が咲き
川面に霧が漂っていた
カチューシャが岸辺から去っていく
遠く口ずさむ唄とともに
カチューシャ(関鑑子さんの日本語訳)
① りんごの花ほころび
川面にかすみ立ち
君なき里にも
春はしのび寄りぬ
② 岸辺に立ちて歌う
カチューシャの歌
春風やさしく吹き
夢の湧くみそらよ
③ カチューシャの歌声
はるかに丘を越え
今なお君をたずねて
やさしその歌声
④ りんごの花ほころび
川面にかすみ立ち
君なき里にも
春はしのび寄りぬ
現在、他の国特に東欧やドイツ、ヴェトナム
中国等ではこのメロデイに各国独自の詩を付
けて歌われています。
亦、イタリアでは戦前にバルチザンの蜂起を
促すための詩を付け、戦いの弾みをつけたと
の記述もあります。
ともあれ、 この歌は歌声喫茶の一世風靡を
した象徴の様な曲ですネ、、、、。
今日の1句
歌声の遍はりたり冬ぬくし ヤギ爺
※遍はる:あまねわる、広く行き渡ること