遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

そらまめ

2018-05-28 10:13:53 | 日記
平成30年5月28日(月)

そら豆 ; 蚕豆、空豆、はじき豆


マメ科の一、二年生蔓草 地中海西南アジア原産
(アルジェリア、イスラエル、カスピ海南岸)
日本へは8世紀に渡来。
花期は3~4月 直径3、4Cmの薄紫の花弁に
黒斑紋のある白い花が咲く。
5月頃 長さ10~30Cmのサヤに3、4個の
種(実)を付ける。
そらまめの由来は、豆果(サヤ)が空に向かって
付くため空豆、亦 蚕(カイコ)を飼う初夏の
頃に食べ、そのサヤが蚕に似ていることから蚕豆
という。


岐阜県に在る道の駅で、サヤの大きな(20cm)
そら豆を見つけ、買って帰りました。
早速、夕飯に炊き込みご飯をいただきます、、、。
電気釜の蓋をアケると旬の香りが漂い、飯茶碗と
ご飯の白さに 鮮やかな緑色が艶やかに耀き、
宝石のエメラルドの様です。



俳人 久保田万太郎さんの句に

たけのこ煮、そらまめうでて、さてここで

という名句が在ります。





今TVで人気の「俳人夏井いつき」さんの著書
「365日 季語手帳」の中で解説されている。
「万太郎という人は、さぞや食いしん坊の呑み助
だったのだろう。
酒のつまみをあれこれ悩んでは俳句をひねる楽し
み。さてそこで?冷酒を一杯きゅっと、
に決まってる」

私も、チョット真似をして、
今夜は、たけのこの煮ものとそら豆の茹でたので
冷えたビールをグッと一杯、、、、


ヤギ爺の駄句

炊き込みのそら豆ひかる飯茶碗